胡蝶カナエ 強さ。 【鬼滅の刃】新作で明かされた蝶の髪飾りの秘密!カナエが遺品に込めた願いとは?【きめつのやいば】

鬼滅の刃~胡蝶しのぶが死亡してから童磨に恋されるまでを徹底調査! | 8ラボ(はちらぼ)

胡蝶カナエ 強さ

柱になった順番は? 柱になった順番を私なりに考察してみます。 柱になった1番目・悲鳴嶼行冥 悲鳴嶼さんはまだ御館様が病気になっていなく、 アザがでてない状態に出会ったからです! これはほぼ間違いないと思います! また悲鳴嶼さんは約1年で柱になっています。 柱になった2番目・宇髄天元 その次に柱になった宇髄さん。 御館様の痣がほんの少しだったためです! 柱になった3番目・胡蝶カナエ 今の柱では無いですが胡蝶カナエさん。 カナエさんは年齢は公表されて居ませんが、 22歳前後かと思います。 柱になった4番目・冨岡義勇 次に柱になったのは冨岡さん。 冨岡意外に古参だったんですね。 第1話の炭治郎にあったら辺から柱になったのでしょう。 柱になった5番目・不死川実弥 不死川さんが柱になったのは19歳かと思われます! ここではまだ御館様は失明されてませんね。 不死川さんが匡史に 紹介してもらった育てが誰か気になります。 柱になった6番目・伊黒小芭内 伊黒さんは余りなった時期が分かりません。 ですが、普段の不死川さんとの絡みを見ていると 仲が良さそうなので同じ時期ぐらいなのでしょう。 柱になった7番目・煉獄杏寿郎 煉獄さんは不死川さんのあとに 柱になったのは確実です。 また、煉獄さんはお父さんにあった時と さほど顔が変わっていません。 甘露寺さんを継子にし、 無一郎に励ましの言葉をかけていたため、 絶対に2人よりも先に入っています。 柱になった8番目・胡蝶しのぶ カナエさんの死後に努力し蟲柱になったしのぶさん。 それは炭治郎が修行している時期のことです。 柱になった9番目・時透無一郎 無一郎は御館様がもう病気が進行していて、 目が失明している時期です。 たったの2ヶ月で柱になるなんて 恐ろしい才能ですよね。 柱になった10番目・甘露寺蜜璃 甘露寺さんが入隊したのは無一郎と同時期です。 隊服のことでしのぶさんに 相談するシーンがあったので、 しのぶさんが先に入隊したのでしょう。 こうして一通り見てみると 全ての話に辻褄が合いますよね。 流石作り込まれてると思います。 柱の強さと弱さを比較。 強い順番は? 1位;悲鳴嶼行冥 体がかなり大きく盲目。 黒死牟にも褒められるほどです。 柱の中でも最年長であり信頼も厚いです! 2位:不死川実弥 敵意を持つものには好戦的。 実はすごく優しい人です。 母親と兄弟を玄弥以外殺されたため、 特に深く鬼への憎悪を持っています 3位:煉獄杏寿郎 代々伝わる炎の呼吸を継いできた煉獄家の長男です。 あと一歩で猗窩座を倒すところまで来ており、 炭治郎に柱の強さを見せました。 4位:冨岡義勇 炭治郎が初めてあった鬼殺隊士です。 柱の中でも感情を表に出さず、 柱の中では嫌われてるらしい。 不死川さんとは犬猿の仲です。 5位:伊黒小芭内 ネチネチとした話し方が特徴で、 口に包帯を巻いています。 同じ柱である甘露寺蜜璃とは 文通をするほどの仲で、 仲間以上の感情も抱いている。 6位:時透無一郎 無一郎は脅威的な速さで、 柱になった天性の才能の持ち主。 記憶をなくしてからも 体に覚えてた怒りで努力したそう。 7位:甘露寺蜜璃 非常に惚れやすい性格で、 感情を表に出しやすい素直で楽天的な性格。 だが柱になる程の実力を持っている。 腕力だけなら十二鬼月にも負けません。 8位:宇髄天元 絶対音感の持ち主。 3人のくノ一の嫁さんを連れて柱になる。 引退後は隊士の訓練をしている。 指揮力が半端ない。 9位:胡蝶しのぶ 柱の中で唯一首が切れない隊士。 だが特有の藤の花の毒で倒す。 見た目は美人だがかなり異常な人格。 私の推しは不死川実弥さんです。 玄弥愛が本当にいいですよね! 柱の死んだ順番とそのシーンは?最後に全員死ぬの? 柱は煉獄杏寿郎、胡蝶しのぶ、時透無一郎、 悲鳴嶼行冥、伊黒小芭内、甘露寺蜜璃が亡くなりました。 煉獄さんは無限列車編で上弦の参猗窩座と戦い死亡。 炭治郎に強い言葉を残します。 しのぶさんは、無惨との最終決戦で、 上弦の弐の童磨に喰われ死亡。 全身に毒をめぐらせていたため、 童磨を破滅まで追い込みます。 無一郎は上弦の壱、黒死牟と戦い全身を両断され死亡。 黒死牟の子孫です。 悲鳴嶼さんは無惨と最後で戦い、 痣が出たため老化で死亡。 足の大量出血も原因です。 伊黒さん自分は死ぬと宣言し、 甘露寺さんを抱き抱えたところで終わります。 甘露寺さんは左頬がなくなり、 うでも無くしたため大量出血で亡くなります。 亡くなっていない3人は、冨岡さん、不死川さん、宇髄さん。 冨岡さんは鬼舞辻無惨との戦いで軽傷するが、生存。 不死川さんも同様、宇髄さんは柱を引退し、 隊士訓練をするため鬼舞辻無惨と戦いませんでした。 伊黒さんと甘露寺さんが亡くなったとこが 本当に涙腺崩壊でした。 考察ですが、柱はもう死なないと思います。 鬼舞辻無惨が死んだということは鬼は全員死ぬ、 戦う必要は無いので鬼殺隊は無くなるでしょう。

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【鬼滅の刃】胡蝶カナエは柱だった?生い立ちと強さを解説!

胡蝶カナエ 強さ

大日本帝国陸軍に似通った黒い詰襟。 整った容貌は、やや垂れた目尻がやさしい印象を与える。 艶やかな唇は強く引き結ばれ、意思の強さを表す。 美しい黒髪は夜会巻きで一纏めにされており、後頭部の蝶の羽飾りが色を足す。 胡蝶しのぶ。 どうしてこうなったのか。 どうしてこうなってしまったのか。 もう何度目になるか分からない嘆きに、弦司は少し時を戻して事態を再確認する事にした。 大事に使っていた一張羅だったが、やはり半年も過酷な環境に晒していたため、すでに限界が近かった。 そこで気分も一新する意味も込めて、カナエは衣装の変更を提案した。 弦司はありがたく快諾し、最近はほとんど着なかった着物に袖を通す。 真新しい藍色の着物に白い帯を結ぶと、気持ちも新たに生まれ変わったような気分になる。 高揚感もあり、今までの澱んだ気持ちも全て洗い流された気がした。 カナエの家『蝶屋敷』へは、徒歩で向かった。 弦司を人目に晒されるのを避けた……というだけでなく、そっちの方が早かった。 夕闇の中、人喰い鬼から人々を守る政府非公式の剣客集団。 それを支える 柱 ・ の一人がカナエだった。 弛まぬ訓練の果て、鬼をも凌ぐ身体能力を彼女は有していた。 カナエは弦司を頑張ったと何度も言ってくれる。 弦司からすれば、彼女こそが本当の努力の人だと思った。 道中の会話は鬼に関する情報共有を行った。 話を聞く度に、弦司は己の無知を思い知らされた。 そして、己が鬼から外れ始めている事も理解できた。 それが弦司の率直な感想だった。 鬼でもない、人でもない己の行き着く先は……。 考えれば考えるほど、不安になった。 そういう時は、カナエとの約束を思い出した。 それだけで、前に進む力が湧いてくる。 今になって思う。 あれはカナエの気遣い……それだけではなかった。 これから弦司が生き抜くための、覚悟を決める意味もあったのだ。 気づき『ありがとう』とカナエに伝えた。 彼女はしばし首を傾げると『どういたしまして』と微笑んで応えた。 「着いたわよ」 夜のうちに『蝶屋敷』に着いた。 大きな日本家屋だった。 カナエに導かれるまま弦司が門をくぐる。 そのまま玄関の扉に手をかけ、カナエが首を傾げる。 「どうした?」 「う~ん。 鍵が閉まってるみたい」 「夜だから、当然だと思うけど」 「いいえ、しのぶが起きている時はいつもここは開いているの。 手紙送ったのに、寝てしまったのかしら?」 「まあ、この際どっちでもいいと思うけど、どうする?」 「本当に寝ているかもしれないから、裏口に回りましょ。 あっちなら静かに入れるわ」 カナエは玄関から離れると、庭の方へ回る。 広い庭だった。 無骨な岩で組まれた池に、茂った木々。 草木の伸び加減や、岩の見える角度。 弦司から見て、その庭園には何ら計算された配置が見られず、美しさは感じられない。 ただ、全てが 自 ・ 然 ・。 作られた美しさはない。 作られていない、自然体な姿。 それが穏やかな気持ちにしてくれる。 疲れを取るならここ……と思えるいい場所だった。 弦司は庭園を微笑ましく見る。 対照的にカナエの顔は険しい。 「おいおい、今度はどうしたんだよ? 裏口に回らないのか?」 「……ごめんなさい。 同時、襖が一斉に開いて黒い詰襟の集団が現れる。 その腰には一様に日本刀が下げられていた。 そしてそれは、弦司を唯一殺める事ができる『日輪刀』。 弦司の顔が引きつる。 「歓迎会にしちゃ、ちょっと物騒じゃないか」 「手紙であなたは安全だってちゃんと伝えたけど、それだけじゃ足りなかったみたい……!」 「鬼は死すべし、慈悲はない……という所か。 早く動いたのが、仇になったな」 「でも、根回ししてる間に弦司さんへ危害が行くかもしれなかったし……いるんでしょ、しのぶ! これはどういう事!?」 「それはこっちの言葉よ、姉さん」 黒い詰襟の集団から、一人の少女が縁側から降りてくる。 整った容貌はやや垂れた目尻でやさしい印象を与える。 艶やかな唇は強く引き結ばれ、意思の強さを表す。 美しい黒髪は夜会巻きで一纏めにされており、後頭部の蝶の羽飾りが色を足す。 胡蝶しのぶ。 カナエから伝え聞いた、彼女の妹だ。 しのぶはまるで細剣のような刀を抜くと、切っ先を弦司へと向ける。 どうしてこうなったのか。 どうしてこうなってしまったのか。 弦司は嘆かずにはいられなかった。 (兎にも角にも、状況は最悪って事か) 再確認し、弦司は思わず舌打ちをする。 何にせよ、囲まれた最たる理由は弦司が鬼だから。 鬼というだけでこの仕打ち、本当に鬼という存在が弦司は嫌になる。 (それでも、約束したんだ。 何とかしないと) 弦司が思考する間も事態は進み、他の剣士達はしのぶに倣って抜刀した。 「大丈夫。 じっとしてて」 カナエが弦司を庇う様に前に出る。 しのぶの顔が怒りに歪んだ。 「鬼は平気で嘘を吐いて、本能のまま人を殺す……姉さんが一番知っているはずでしょ! どうして、鬼を連れてきたの!?」 「手紙に書いたでしょ、しのぶ。 彼は……不破弦司さんはこの半年間、一人も人を喰らっていないのよ。 それだけじゃない、私たちと同じように普通に食事を摂って生きていけるわ」 「そんなの有り得ない……! 姉さん、現実を見てよ……!」 しのぶが吐き捨てるように言う。 彼女の刀の切っ先が、小刻みに揺れる。 カナエは揺らがず、ただ真っ直ぐとしのぶを見据え微笑みかける。 「その有り得ないが起きたのよ。 鬼が、彼らの考える鬼から外れる……この事態は間違いなく、鬼達にとって不都合なはずよ。 彼の体に一体何が起きているのか、これを究明すれば、今後の鬼殺隊の戦略に大いに寄与するわ」 「だったら、そいつを地下牢に放りこんでみればいいわ! 数日もすれば、飢餓で狂暴化する!」 しのぶの言葉に、カナエは笑みを深くする。 「それじゃあ、地下牢に一週間ぐらいいてもらいましょう。 このまま押し切れば、当面の弦司の身の安全は確保できる。 弦司はそうは思ったものの、しのぶは頷かなかった。 「そ、そもそも、姉さんは鬼を匿おうとしているのよ。 これは重大な隊律違反だわ」 弦司もカナエから尋ね聞いただけだが、しのぶという少女は頭が良く真面目で理知的だと思った。 今のような問答はあまりに頑なすぎる。 カナエも弦司と同じ推論に至ったのか、心配そうに眉尻を下げる。 「しのぶ? あなた、一体どうしたの? 隊士を連れてるのもそうだし、何かあったの?」 「何かあったのは、姉さんじゃないの? 隊律違反をしてまで鬼を匿うなんて、今の姉さんは異常だわ」 「さっき言ったよね? これは鬼殺隊の戦略に寄与するって。 これって、そんなに異常な事?」 「姉さん、そいつは人じゃなくて鬼なのよ……!」 「……ああもう、こんなことしたくないんだけどなぁ」 しのぶからは絶対に鬼を受け入れないという、確固たる意志を感じる。 このまま話しても説得は難しいと思ったのか、カナエは話の方向性を変える。 ここぞと思ったのか、カナエは力強く語る。 「簡単じゃないのは分かってるわ……でも、弦司さんを他の鬼と同じように見ないで。 それにほら……弦司さんの気配を感じてみて、分かるでしょ? 彼は他の鬼とは違う、人を喰らっていないって」 「姉さん……」 しのぶが後ろの剣士に視線を向ける。 後ろの剣士が隣の剣士に視線を向ける。 「…………」 「そんな傷ついた顔しないでよ!? 私達が悪いみたいじゃない!? それにいつも言ってるでしょ。 普通の人でも分かるように言ってって」 「うん……」 しょんぼりするカナエ。 空気が弛緩するが、それは一瞬。 しのぶは殺意を込めて、弦司を睨みつける。 睨みつけるが……弦司はなぜか、あまり恐怖を感じなかった。 殺意とは何か別の感情があるのだろうが、弦司には読み取れなかった。 「姉さんはそいつに騙されているだけだわ。 結局はどの鬼も同じよ。 今は優しくて大人しくても、いつか牙をむいて人を喰らう」 「でも、半年以上も人を喰らっていないのは事実よ」 「それはこれから先も、人を喰らわない保証にはならない!」 「だから、それを証明させて!」 「証明するまでに人を喰らったらどうするの!?」 「そんな事しないし、させない。 そうね、せっかくしのぶがこんなに隊士を集めたんだから、そのまま手伝ってもらいましょう」 「それで犠牲が出たら、姉さんはどうやって責任を取るの?」 「そんな事言ってたら何もできないじゃない……」 完全に話し合いは平行線を辿る。 当然、解決の糸口どころか妥協点も全く見えて来ない。 しのぶが多くを語らないのだから、彼女が頑なに拒む理由が見えてこない。 それでも、なんで、どうして……そういう想いがあるのだろうか。 しのぶのカナエを見る目には、悲しみが垣間見える。 しかし、弦司はしのぶという少女の詳しい人となりを知らない。 考えても、結論は出なかった。 そして、話し合いは何の進展もなく、争いの元凶となる弦司にしのぶの怒りが向く。 「お前が姉さんを誑かすか! 一体、どんな手管を使った!」 「しのぶ、いい加減にしなさい。 私は私の判断で、彼をここに連れてきているの。 彼に当たらないで、何かあるなら私に言いなさい」 「……姉さんが鬼に同情しているのも、哀れんでいるのも知ってる。 仲良くなれたらって、願ってたのも知ってる。 だけど、今日こそははっきり言うわ……そんな事、有り得ない! 彼 ・ だからって絶対に有り得ない事よ! お願いだから、目を覚まして姉さん!!」 「だから、その先入観をやめて! 彼は鬼に襲われた子どもを救ったのよ! 人を助け、人を慈しめる! どこが人と違うの!」 段々と二人が昂っていく。 怒りが二人の冷静さを奪っていく。 まずい、と思う。 それでも、争いの切っ掛けである弦司は、簡単に介入できない。 火に油を注ぐ結果になるのは、明らかだったからだ。 ならば剣士達は、と弦司は彼らを見るもいきなり始まった姉妹喧嘩に、アタフタしているだけ。 彼らは一体何のために来たのだろうかと、弦司は割と本気で尋ねたい。 その間にも、言い争いは大きくなる。 「深呼吸」 火に油を注がないように、弦司は端的にそれだけを伝える。 カナエは目を閉じると、深呼吸を一回だけ行い、 「ありがとう」 カナエも端的に返すと、再びしのぶを見た。 これで仕切り直し……といこうとしたところで、なぜかしのぶが、強く唇を噛む。 悲しそうに視線を落とす。 もう私は彼を放っておけない。 それに……」 「それに?」 「毎日おいしいご飯を一緒に食べる約束、させられちゃったから」 「おい、言い方」 弦司が苦笑しながら指摘すると、カナエは楽しそうに弦司へ微笑みかける。 (全く……変に勘違いされたらどうするんだよ) 弦司は心の内で苦言を呈しながらも、居心地の良さを感じる。 ちゃんと理解し合っていると心の底から思える。 周囲から見ても、人と鬼が通じ合っているように見えるはずだ。 これで少しは鬼殺隊も認識を改めてくれれば。 そう思いしのぶを見るが、その表情はより一層悲壮となっている。 それが何か引っかかった。 (この感覚……そうだ、カナエと初めて会った時の、こっちが思っている感覚と、何となく噛み合っていない感じだ) 茂吉からの伝達でカナエは弦司を人間と思った。 同様にしのぶも、弦司を何かと勘違いしているのではないか。 弦司は再びカナエの袖を引く。 「何か見落としてないか?」 「どういうこと?」 「しのぶとカナエの認識、何か異なっていないか?」 「えーっと、そんな事あった……?」 頬に手を当て思考するカナエ。 何か情報があればと思って聞いたが、ここで時間切れとなる。 見ればしのぶの目が完全に据わっていた。 いつの間にやら、覚悟完了となっていた。 「姉さんにとって 彼 ・ が大切だって事、よく分かったわ。 あ ・ の ・ 手 ・ 紙 ・ も、やっぱりそういう意味だったのね。 だけど、それは絶対にやってはいけないの」 「しのぶ? えっ、ちょっと何? 本当に分からないんだけど」 「私が姉さんの目を覚ます……これが、鬼の悍ましさよ!」 しのぶが日輪刀を構えた瞬間、鮮血が舞った。 しのぶは自らの腕を斬りつけていた。 鮮血が舞い散り、庭園を赤く染める。 そして、立ち上った血の甘い香りに弦司は食欲を促される。 しのぶの血が滴る度に美味いと囁く己が身体が、本当に本当に本当に、心底嫌いになる。 だからこそ、弦司はこの欲求に逆らう。 鬼が大嫌いだからこそ、人のための最善を選ぶ。 カナエはしのぶの腕を止血し、鬼殺隊の面々は一名だけ救急道具を取りに行くと、残りは弦司の周りに集まった。 剣士達から困惑が伝わってくる。 「……なあ、あんた。 鬼殺隊の俺が言うのもおかしい話だが、本当にこれでいいのか? いつでも斬れるぞ」 「斬ってもいいが、カナエに一生軽蔑される覚悟しろよ」 「えっ」 「妹の治療中に、治療の指示を出した男を討った……どう思う?」 「やめておくよ」 弦司の言葉に、彼は苦笑を浮かべる。 そして、剣士たちはお互い目配せすると刀を鞘にしまった。 弦司は念のため尋ねる。 「そっちこそ、いいのか?」 「ああ、いいよ。 人間の血を見て顔色一つ変えなかったし。 何より、一番最初にしのぶさんを治療するように指示を出したんだ。 カナエ様の言葉もある。 信じるよ」 「そうか」 そっけなく返す弦司だが、実はホッとしている。 剣を持った大人に囲まれたのだ、普通に考えて動揺しない訳がない。 鞘にしまってくれて、大変感謝している。 無論、それは伝える必要のない情報。 凛とした表情を崩さず、弦司は救急道具の到着を待った。 ほどなく隊士が道具を持ってくる。 カナエは受け取ると、しのぶへ治療を施す。 カナエが口を開いたのは、しのぶの治療が終わってからだった。 痛くない?」 「……」 「しのぶ……」 やはり、妹が自傷した……いや、させてしまった事が衝撃的だったのか、元気がない。 目尻もいつもより垂れ下がっていて、哀しみ一色だ。 対して、しのぶはバツが悪そうに視線を彷徨わせた後、弦司を見やる。 「……本当に、人を喰らわないの?」 「ああ、喰らわないし、喰らってやるものか」 「そう……」 しのぶはそう言うなり、俯いて何かに耐えるように目を強く閉じる。 しばらくすると目を見開き、再び弦司を見る。 悲しくも覚悟を決めた、そんな表情だ。 「??????」 「んんんっ!!」 弦司は全く意味が分からなかった。 対して、カナエの方は目を大きく見開き頬を引きつらせる。 こいつが原因か。 弦司はそう直感した。 一方、しのぶは止まらない。 「姉は一見、やさしそうで包容力はあるけど、無茶苦茶な理屈で振り回す時があるわ。 気をつけて」 「あ、ああ」 「でも、本当に思い遣れる人よ……これは、言わなくても分かっているわよね」 「う、うん」 「だけどそのせいで人一倍頑張って抱え込んでしまう時もあるから。 なるべく気づいてあげて」 聞いてるこっちが恥ずかしかった。 止めて欲しいが、肝心の姉は顔を両手で覆っていた。 耳が真っ赤だった。 仕方なしに、弦司はしのぶに訊く。 「えっと……どうやってその結論を?」 「うん。 実は姉さんからの手紙に、明らかに変な文章があったの。 『紹介したい男の人がいます』って」 「いやぁあぁぁっ!!!!」 カナエが手で顔を覆ったまま首を横に振る。 「鬼の説明がある後半部分と意味を繋げると『紹介したい鬼がいます』。 でも、本来ならこの文章は婚約者を紹介するときに使う文章。 それを見て、しのぶが俯く。 その表情は見えないが、何となく察しが付く。 もうなんだか馬鹿らしくなった弦司は、隊士の面々に屋敷に上がろうと屋敷を指差す。 そして、このままなし崩し的に住み着いてやる。 置いて行かれそうになったカナエが慌てる。 「え、待って、弦司さん! 他の人も、待って!」 「姉さん」 「はいっ!」 カナエはしのぶに声を掛けられ、再び土下座。 弦司達は徐々に離れていく。 「私、すごい悩んだのよ。 理由があったとしても、柱の姉さんが鬼を連れて帰るのが信じられなかったし、もし血鬼術の影響だと思うと怖かった」 「……ごめんなさい」 「もしも本当に婚約者だとしたら、姉さんに新しい家族を断ち切る事はできない。 私が代わりに断ち切ろうって……例え姉さんに一生恨まれても、正しい道に戻すって思っていたのよ」 「本当にごめんなさい!」 「姉さんの馬鹿!」 縁側から屋敷に入る弦司達の背後からは、そんな愉快な会話が聞こえる。 弦司は振り返り、一言だけ呟いた。 「全部カナエが悪い」 他の隊士も黙って頷いていた。 それはゆらりと揺れると、掻き消えるように高速で動いていく。 屋根と屋根を、まるで舗装された道のように危な気なく駆けていく。 しばらくして、影はとある一角に身を隠すように飛び込む。 そこは月明かりも指さない。 影は影のままである。 「花柱が鬼を連れてるって聞いた時は何事かと思ったが、とんだ茶番だな」 鬼殺隊が鬼と戦い続けるのは容易ではない。 外敵である鬼との戦闘はもちろん、隊を内から食い破る輩にも注視しなければならないからだ。 影はその前兆とも思える情報を掴んだ。 すぐに事の重大さを理解し、 彼 ・ が直々で一連の騒動を監視した。 そして経緯はともかく、胡蝶家は鬼を匿う事に決めた。 彼女たちの理屈も頷ける部分もあった。 なぜ、他の鬼殺隊に黙るのか、理解もできる。 しかし、我らは鬼殺隊だ。 宵闇から人々を守る剣士だ。 鬼を匿うなど有り得ない。 胡蝶姉妹には処罰が必要だ。 彼らに気づかれないように、 確 ・ 実 ・ に ・ 下 ・ す ・。 「さあて、 地 ・ 味 ・ な仕事はこれで終わり」 彼が宵闇を抜け出し、月明かりの下へ出る。 巨大な男だった。 身長は六尺をゆうに超え、袖のない黒い詰め襟から覗く腕は子どもの胴回りほど太く隆々。 端整と言っていい容貌は様々な装飾が施され、見る者に過剰な印象を残す。 そして、背中に背負われた巨大な片刃の剣は、なぜか柄を鎖で繋いでいる。 この派手を体現したかのような男こそ、音柱・宇随天元。 彼はまるで月に対して挑発するよう、宣言する。 「こっからは ド ・ 派 ・ 手 ・ に動くとするか」.

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鬼滅の刃の柱全員紹介!柱になった順番は?強さや死んだ順番は?

胡蝶カナエ 強さ

あわせて読みたい 十二鬼月については「」にさらに詳しくまとめているので、よければそちらも合わせてご覧になってください。 胡蝶カナエを殺害した鬼 当時柱だったしのぶの姉、胡蝶カナエを殺した張本人。 そのため、しのぶからは仇敵とされていた。 人間の頃から感情が欠如していた 鬼の中でも特に共感性や感情が欠落しているが、これは鬼になったことは関係はなく、人間の頃から人間らしい感情を持ち合わせてはいなかった。 童磨は新興宗教、極楽教の教祖の夫妻の子供で、幼児の頃からずば抜けて高い知性を持ち、「神の子」として神格化されていた。 当時から神仏や極楽などあの世に対して、「人間が妄想して創作したお伽話」「人間は死んだら腐って無になるだけ」と否定的な見方をするリアリストで、人間性の欠如の片鱗は幼少期から見えていた。 無限城での戦いで死亡 無限城にて蟲柱の胡蝶しのぶと戦闘。 しのぶが粉凍りを吸って肺が壊死していったしまったこともあり、童磨に敗れる。 しのぶを殺した童磨は、そのまま童磨を吸収。 その瞬間に駆けつけたと戦闘中に駆けつけたと戦うことに。 カナヲと伊之助を圧倒するが、戦闘中に突如毒で弱体化する。 体内に藤の花の毒を蓄積しているしのぶを吸収してしまったことで、毒の耐性のある童磨でも耐えられないほどのダメージを受けてしまうのであった。 童磨の強さ 他のキャラの強さも気になる方は「」も合わせてご覧ください。 対の鉄扇を武器として扱う 対の鋭く大きな鉄扇を武器として扱う。 鉄扇はとてつもない鋭さを誇り、斬られた後もわずかな時間体が切断されたことに気がつかないほど。 氷を自在に操る血鬼術の使い手 童磨の血鬼術は氷を自在に操るもの。 氷による物理的攻撃から冷気による範囲攻撃まで、氷を自在に操り多彩な攻撃を仕掛けてくる。 また、粉凍りという凍らせた血を霧状にして散布させる技は、吸い込むと肺胞が壊死してしまうという完全に初見殺し技となっており、上弦の弐に違わぬ凶悪な技となっている。 あわせて読みたい 鬼滅の刃に登場した血鬼術の中で最強の血鬼術を「」にランキング形式でまとめているので、よければそちらも合わせてご覧ください。 血鬼術一覧 蓮葉氷 鉄扇を振りながら冷気を発生させ、蓮型の氷を無数に生み出す技。 冷気がかすめただけでかすめた部分が凍結してしまう。 枯園垂り 鉄扇を連続で振るって氷の斬撃を放つ技。 凍て雲 鉄扇を振るって氷霧を舞い起こし、相手の眼球を凍らせて視界を潰してしまう技。 蔓蓮華 蓮葉氷から複数の蔓を伸ばして相手を拘束する技。 寒烈の白姫 蓮葉氷の中から氷の巫女を召喚し、巫女の吐く息で広範囲を一瞬で凍結させる技。 冬ざれ氷柱 複数の巨大な氷柱を飛ばして相手に攻撃する技。 散り蓮華 鉄扇を振るって氷の花吹雪を巻き起こして無数の花弁の刃であらゆる方向から攻撃する技。 結晶ノ御子 小さい童磨の氷の分身体を作り出す技。 同時に複数体作り出すことが可能で、作中では同時に6体まで生成していた。 霧氷・睡蓮菩薩 氷で巨大な菩薩を作り出す技。 巨体から物理的攻撃を仕掛けたり、凍てつく霧状の冷気を広範囲に広げたりすることができる。 関係のあるキャラ 胡蝶カナエ.

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