大きいやぎのがらがらどん。 3匹のヤギのガラガラドンの台本(3分バージョン)

『三びきのやぎのがらがらどん』と「トトロ」の関係は?教訓や魅力も紹介!

大きいやぎのがらがらどん

荒ぶる魂が求めている 昔、三匹の雄やぎがいました。 名前はどれも「がらがらどん」。 三匹はある時、山の草場で太ろうと山へ上っていきました。 * * * アメリカでは1957年、日本では1965年に出版されたこの絵本は、傑作として長年読み継がれてきました。 2004年2月15日時点で第118刷。 どれほどの子どもたちがこの作品に親しんできたのかを物語る、ものすごい数字です。 行動をともにする三匹の雄やぎたちの目的はただ一つ、「太ること」。 明解です。 おなかいっぱいに食べることは、何より幸せなことであり、生きるために欠かせないことでもある。 だから彼らは恐ろしいトロルがいようとも、 草場に行くには避けられない谷川の橋を渡っていきます。 策がないわけではありません。 三匹はこれまでにも、この作戦を決まりごととしてピンチを切り抜けてきたのかもしれない。 それが証拠に、橋の下にうずくまるトロルの姿を見つけた時には少し驚いた顔をして見せた雄やぎたち、その後は恐れた顔をしていません。 「なあに、たいしたことないさ。 ぼくらには作戦がある」とでも言っているような表情です。 先陣を切るのは小さいやぎのがらがらどん。 微笑みすら浮かべながら、足取り軽く橋を渡っていきます。 二番目やぎのがらがらどんとて同じこと。 まったく怖がるそぶりも見せない。 首をピンと伸ばし、堂々たる態度で悠然と、橋を渡り切ってしまいます。 そんな彼らをトロルがみすみす見送ったのは、もっと大きいやぎが来るのを待っていたから。 トロルもまた、おなかいっぱい食べたかったのです。 ところが大きいやぎのがらがらどんは、セオリー通りにはやってきません。 気がついた時にはトロルにその立派な角を突きつけんばかりに近寄り、こう叫ぶのです。 「おれだ! おおきいやぎの がらがらどんだ!」 画面いっぱいに広がる大きいがらがらどんの、この迫力。 それにひるまず「ひとのみにしてくれる!」と怒鳴るトロルに、さらにすごむ、がらがらどん。 ----- 息子にこの絵本を最初に読んだのは、確か彼が3歳のときでした。 保育園の教室にもこの絵本はあったので、彼は何度かこのお話を読んだことがあったようでした。 でも、家で読もうとすると逃げていってしまうのです。 「いやだ! こわいおはなし、きらい!」と。 図書館の返却期限が来るまで、ついぞ読ませてくれることはなく。 人気の高い絵本だけど、うちの子には合わなかったんだな…といささか残念に思いながら返却し、その後彼の前でこの本を読むことはありませんでした。 ところが4歳なかばになったころだったでしょうか。 息子が突然わたしにこう言い出したのです。 「がらがらどんのおはなし、どうした? ぼく、よみたい」と。 家にはないんだよというとその場では諦めるのですが、ふと思い出したように何度も同じことを言います。 それが数日続いたので、これはよほど読みたいんだろう…と図書館に走りました。 ところが、さすが人気絵本。 複数冊あるにも関わらず、開架分はすべて貸し出し中。 かろうじて書庫に1冊残っていたので、それを出してもらってなんとか借りてきたのでした。 かくして保育園から帰った息子にこの「がらがらどん」を見せると、飛び上がって大喜び。 早速「よんで」とせがまれて、読んであげました。 以前は「こわーい」と目を覆って逃げてしまっていた彼が、いまは真剣な眼差しで画面を見つめ、大きいやぎのがらがらどんとトロルが対決する場面では拳を握って決闘の行方を見守っています。 あまりの変化に驚きました。 絵本には、その子なりの「適齢」というものがあるんですね。 出会うタイミングによっては、これほどまでに反応が違うとは。 3歳になる直前くらいからテレビのヒーローものが大好きになった息子。 彼のなかにはいま、英雄願望があり、また、たった4年半ではあるけれどもこれまでの経験のなかで「困難に立ち向かってやる」という「奮い立つような気持ち」というものを覚えたのでしょう。 最初に「がらがらどん」を読んだ時にはなかったそれらの感情が彼のなかに生まれたことによって、彼は初めて「がらがらどん」に同調しながら「がらがらどん」の立場でお話を楽しめるようになったのかもしれません。 そしてがらがらどんに自分を重ね合わせながら、自分の中に鬱屈した何かを発散しているのかもしれません。 ----- さてこの絵本、とにかく素晴らしいところだらけなのですが、まずはマーシャ・ブラウンの絵。 のびのびと勢いよく引かれた線が生み出す躍動感が素晴らしい。 メリハリのきいた画面構成によって、怪物トロルや大きいやぎのがらがらどんは凄まじいまでの迫力を感じさせます。 なにより痺れるのはやはり、大きいやぎのがらがらどんがトロルに向かって叫ぶシーンでしょう。 なんというかっこよさ。 まさに漢。 こんな男が仲間にいれば、怪物トロルを目の前にしても、恐れることはありません。 そして見逃してはならないのが、瀬田貞二さんの訳文です。 「がらがらどん」という名前に始まり、「ぐりぐりめだまは さらのよう、つきでた はなは ひかきぼうのよう」「これで めだまは でんがくざし。 」と、よくぞそのように訳してくださいましたという名訳ぞろい。 冗長な説明を加えずとも十分に情景は浮かび、迫力が伝わってくる。 この訳がなければ、この本はここまで日本で愛されなかったかもしれない…とまで感じさせる素晴らしさです。 ----- あなたのお子さんがこの絵本を喜んでくれるのは、はたして何歳ごろでしょう。 早い子も遅い子も、この本をずっと嫌いなままの子も、いろいろいるはずです。 自分の子どもなりの反応があり、それを見るのがまた楽しい(親ならではの絵本の楽しみ方の一つですね、これ)ということを、「がらがらどん」は改めてわたしに教えてくれたのでした。 リアルタイムに執筆した文章ではありません。 ほんのちょっとでも、なにかのお役に立てれば幸いです。

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大きいやぎのがらがらどん

三びきのやぎのがらがらどんのあらすじ むかし、三びきのやぎがいました。 名前はみんながらがらどんです。 ある時山で草を食べようとのぼって行きます。 その道の途中には谷川がありました。 そこには橋がかかっていて、その橋の下にはトロルが住んでいます。 トロルはぐりぐり目玉で鼻は棒のように突き出ていて、とても気味が悪いのです。 さて、はじめはいちばん小さいやぎです。 小さいがらがらどんが橋をわたるとはしがかたかたなります。 ですので、トロルは「だれだ!おれの橋をカタカタさせるのは」と怒鳴りました。 すると小さなやぎは「いちばん小さなやぎのがらがらどんです。 これから山にふとりにいきます。 」ととても小さな声で言います。 それを聞いてトロルは「きさまをひとのみにしてやろう。 」と言いました。 なので、ちいさいやぎは「どうか食べないで下さい。 少し待てば、ぼくよりずっと大きい二番目のやぎがやってきますよ。 」と答えます。 トロルは「とっとと行ってしまえ!」と言いました。 橋はがたごと、がたごととなるのです。 ですのでトロルが「だれだ!橋をがたごとさせるのは!」と言いました。 すると、二番目のやぎのがらがらどんは、さっきのやぎよりも大きな声で、「ぼくは山へ太りに行くところだ!」と言うのです。 それで、トロルが、「きさまをひとのみにしてやる!」といいます。 しかし、2番目のやぎは「少し待てばもっとおおきいやぎがやって来るから」と言ったのです。 ですので、トロルは「とっとと消え失せろ!」と言いました。 すぐに、おおきいやぎのがらがらどんがやってきます。 おおきいやぎのがらがらどんがあまりに重いので、橋がきしんで音をたてました。 ですので、トロルは、「いったい誰だ!おれの橋をがたぴしさせるのは!」といいます。 すると、おおきいやぎのがらがらどんは「おれだ!おおきいやぎのがらがらどんだ!」と大きな声で言いました。 トロルも大きな声で「ひとのみにしてやる!」と言います。 けれども、おおきいやぎのがらがらどんは「こっちには2本のやりがある!大きな石も2つあるぞ!」といって、トロルに飛びかかりました。 そして、めだまを角でくしざしにして、ひづめで肉も骨もたたきつぶして、谷川に突き落としました。 それから山に登って行き、三匹のやぎたちは、たくさん美味しい草を食べました。 おしまい。 三匹のやぎのがらがらどんの教訓 このお話の教訓は、命が危ないときはなんとしてでもそこから逃げましょうという事です。 そして、間違っても抜け出せない、抜け出すのは無理だと思い込まない事が大切なのです。 ここでは、小さいやぎのがらがらどんと2番目のやぎのがらがらどんは、トロルに食べられない為に、なんとかその場から逃げ出します。 ここでは、一本橋なので、その橋を通らないと山の草場には行けなかったのでしょう。 また、一本橋なので、それることも、ただ走って逃げることも出来なかったのです。 例えば人はどうしても、生きていると困った事が起こる時があります。 その時は生死にかかわる重要な事ではないように思えても、ずっとその状態でいると、身体や精神の健康に影響する可能性もあるのです。 慢性的にその状態でいる為に、そのことに対して、辛いとか嫌だとか悲しいとかの感情を表すことをあきらめてしまう事があります。 そのうちに、その状態にあるのは自分のせいだ、自分が悪いとさえ、思うようになってしまうのです。 そして、このお話の中で、後に来る者に押し付けて逃げるのは卑怯だとか、間違っている等の考えもあるかもしれません。 けれども、ここではどう考えても、先の2匹のやぎはトロルには勝てないのがわかったのです。 例えば、自分が卑怯だと感じてもまずは、自分の命を守る事が最優先です。 後は、力のある誰かにおまかせする事も大事です。 自分の身が危険だと感じた時に、こんな事は考えないで、まず、その場から逃げる事を考えましょう。 人に迷惑をかけてはいけない。 自分だけ逃げてはいけない。 後で仕返しをされるのではないか? 人に知られたら恥ずかしい。 身内が知ったら困るのではないか? こうなったのは自分のせいだから、我慢しなければならない。 この人が、自分に悪い事をするはずがない。 すべて自分の為にしてくれている。 今の状態を続けなければならない。 ・・・・こんな事を考えてしまって、その場から逃げないのは間違っています。 まず、自分の身を守るためにその場から逃げなくてはなりません。 そして、そのあとの事は生きていればなんとかなるのです。

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大きいやぎのがらがらどん

今日、ご紹介するのは絵本です。 小さなヤギ、中ぐらいのヤギ、大きなヤギ、みんな名前は「がらがらどん」。 橋をわたっている途中に谷に住むトロル おに にでくわしてしまいます。 有名で有名で有名な絵本なので、いまさらではあるのですが紹介してみます。 やっぱりこの本のものすごいのは、 むちゃくちゃトのあるトロルの顔です。 それに負けない、大きいやぎのがらがらどんの迫力! あまりにも独特なので、見ただけで怖い!という子もいます。 さんの妖怪にも通じる恐ろしさだと思います。 しかし、これは恐ろしいから良いのです!! 森のかたすみや、には得体の知れない何かが住んでいる。 足をとられることがある。 子どもに危険を知らせ、気をつけることを学びます。 たまに 怖すぎる!トラウマだ!という無茶ぶりなクレームをこうむることもあるので、読みきかせの時には緩和するために、優しいお話を組み合わせます。 それが、「3びきのかわいいオオカミ」です! 「3びきのこぶた」をすてきにひねった愉快なお話。 あちこちで話題になり、幼稚園や小学校でもこどもたちが劇にして楽しんでいます。 犯罪学者と人気画家のコンビニよる、極上の絵本です。 これがまた間逆の話で、たたちは食べちゃいたいほどかわいい、ほのぼのとした優しいオオカミです。 そして... ぶたがものすごい凶悪です。 まあ見て頂ければわかると思うのですが、「3びきのこぶた」をひねっているだけに、現代の武器を使いまくりです。 老婆心とは思うのですが、最近のお子さんはそもそも「3びきのこぶた」を知らないこともありますので、あくまで「3びきのこぶた」を知っていて、ちょっとひねりのきいた展開におもしろみを感じてくれる、高学年の子に向けて読んでいました。 ただどちらにも言えるのは 悪役の絵づらがとにかく、ものすごく凶悪 ということです 笑 ・ ・ 子どもの本だな【広告】 WhichBook.

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