ベルグリーズ卿。 エクトル・ベルリオーズ

【キャラスト】 ヒューマン領のすべてのポストへの行き方 (全ポストの登録方法)

ベルグリーズ卿

アドラステア帝国次期皇帝であるエーデルガルドさんが級長のクラス。 最初に受け持ったクラスのなので思い入れがあります。 貴族野郎や引きこもりやビッチ歌姫等々面子が濃いなぁと感じておりましたが、今思えば一番まともなクラスでした。 他のクラスがやばすぎるだけなのですが。 *ネタバレがありますのでご注意ください。 クラスメイト エーデルガルド 人気が無いのが可愛そうですが、ストーリー的には仕方がないかもしれません。 未来に対するビジョンを明確に持ち確実に実行し成し遂げようとした、この作品で一番有能な人物かもしれません。 このビジュアルできゃははうふふエピソードがあれば人気も上がったのかもしれませんが、イチャコラした記憶が殆どありません。 姿で大きな斧をぶん回してる彼女が鮮明に焼き付いております。 ヒューベルト こんな奴好きになれる訳ないじゃん、と思ってたのに今では愛おしくて仕方がありません。 彼のエーデルガルドへの感情は忠義なのでしょうか、愛のなのでしょうか、私には分かりません。 ただその感情があまりにも純粋で素直で真っ直ぐなことに感動さえ覚えました。 王国ルートでの彼の手紙はそれさえを超越し世界さえ愛してることを知りさらに彼への評価が上がりました。 ドロテア 美しく実力もある歌姫でありへ入学し将来の旦那を物色する彼女。 しかしその生い立ちの壮絶さを知り見る目が変わりました。 ユニットとしても理学は勿論信仰で遠距離回復魔法を覚える優秀さは全ユニットで一番と言っても過言ではありません。 フェルディナント 貴族であることを前面に出してくる奴を好きになれる訳が無いと思っていたのに、気が付いたらなんていい子なんだろう!と愛おしい存在になっておりました。 とくにドロテアとのが堪りません。 なのにクリアした2回ともベルナデッタとくっつきやがりました。 なんでだ。 実は全ユニットで一番踊り子に向いてるのが彼です。 敵の攻撃をひらひら回避しながら返り討ちにする姿は美しい。 ベルナデッタ 引き籠り美少女とあざとい設定に好きになれませんでしたが、ジェラルドが殺された週、彼女が引き籠らずに外に出てたこの画像のシーンでキュンとしました。 ユニットとしても弓使いにしては珍しく力がガンガン上がっていくし紋章で2回攻撃になるし近距離でもスキルで反撃するし特技で敵の移動を制限するしで最強です。 貴族の次男も大変だなと思いつつ、中身がストレートすぎる性格のなので今一つ好きになれませんでした。 ユニットとしてもクリアした2回とも大した成長を見せないまま終わりました。 力がある訳でもないし速くもないし防御も弱いし、使い勝手が悪かったなぁ。 彼の父親であるリーズ卿のカッコよさは光りましたけどね! ペトラ 何年経っても言葉が覚えらえなかった残念な方。 ボケ要因としては貴重な存在でした。 彼女とベルナデッタのやり取りはシナリオを書いた人を褒めたい。 ユニットとしては魔法系以外の兵種ならば3番手につけるぐらいの戦闘狂に育ちます。 何より敵として出てきた時の厄介さは一番でしたね。 攻撃が当たらないんだもの! リンハルト 論理的に行動できる常識人、故にこの舞台設定だと完全な異常者扱いになってしまうのが面白い。 いや、いつの時代でも彼は異常者か。 リブローが使えるだけでも優秀なのに理学も行けるエキスパートにもかかわらずなぜか最上級職であるグリモリィに何故なれないんだ!と憤ってたらあれって女性専用だったのね(4ルート全クリしてから知った)。 帝国ルート 仲間になったフレンが敵になって普通に牙を剥いてきた時に、この作品の凄みを感じました。 このルートを最初にクリアしたお陰で教会に対して不信感が芽生えてしまったので、選択を間違えたかなぁと思ってたのですが完全に杞憂でしたね。 唯一エーデルガルドが幸せになれる筈のルートなのに闇に蠢くものとの決着も付かず、なんだか中途半端な印象でした。 主人公とのイチャコラも夜這いぐらいしか無かったしなぁ。 料理が苦手で剣とか斧の方が得意ってのも萌えポイントになるのでしょうかいやなんねーよ。 今思えば、この世界観を知るための的な側面もあったのかもしれない、と思った帝国ルートでした。 toriid.

次の

【ファイアーエムブレム風花雪月】黒鷲の学級(アドラークラッセ)と帝国ルートの思い出

ベルグリーズ卿

あらすじ、本作の舞台紹介 あらすじ 帝国、王国、同盟の三大国が占めるフォドラの大地。 その中央に位置する士官学校には、フォドラの縮図のごとく、三つの国の次期指導者たちが級長を務める、三つの学級がある。 本作では、士官学校に集う個性豊かな生徒たちの担任となり、授業では教師として彼らを教育し、戦場においては指揮官として勝利に導く。 激動の時代を生きる若者たちの成長と共に、フォドラ全土を巻き込む戦乱のきっかけから結末までが、二部構成の物語として描かれる。 第一部「士官学校編」でどの学級を担任するかの選択により、第二部「戦争編」の物語は三つに分岐される。 選んだ道で、三つの異なる未来が描き出されるー。 セイロス教 セイロス教は、聖者セイロスを開祖とし、フォドラの大地にと人々の生活に根づいている。 かの人物は遥か昔に起こった英雄戦争と呼ばれる戦いで「解放王ネメシス」を倒し、フォドラに安寧をもたらした人物であり、アドラステア帝国の建国にも尽力したと伝えられている。 時が経ち、アドラステア帝国からファーガス神聖王国が独立。 さらにレスター諸侯同盟が分離し覇権を争い、長き戦乱が巻き起こされた。 現在3国は均衡状態を保っているが、これにはセイロス教の貢献が大きいと言われている。 主人公キャラクター、声優陣(CV)、紋章、英雄の遺産 主人公と声優陣(CV) 公式発表による 主人公のデフォルトネームは、ベレト(男性)とベレス(女性)です。 2人のうち好きな方を選ぶことができます。 名前 声優 CV キャラクター 主人公:ベレト 小林裕介 父・ジェラルトの率いる傭兵団に身を置いていた。 盗賊に襲われていた士官学校の生徒たちを救ったことからその能力を見出され、ガルグ=マク大修道院に教師として招かれる。 個人スキル:師の導き 紋章:???の紋章 主人公:ベレス 伊藤静 ソティス 黒沢ともよ 主人公の夢に現れた不思議な存在。 主人公の他にはその存在に気付く者もいない。 主人公 CV:伊藤静、小林裕介 父・ジェラルトの率いる傭兵団に身を置いていたが、盗賊に襲われていた士官学校の生徒たちを救ったことからその能力を見出され、ガルグ=マク大修道院に教師として招かれることとなる。 — 『ファイアーエムブレム』総合 FireEmblemJP また今回起用された声優達は最近放送されたアニメでも活躍されている方々なので、知っている方も多いかもしれません。 ベレト(男性)のCVを務める小林裕介さんは、賢者の孫の主人公「シン=ウォルフォード」や週刊少年ジャンプで連載・放映中アニメのDr. STONE主人公「千空」も務めています。 ベレス(女性)のCVを務める伊藤静さんは、美少女戦士セーラームーンCrystalの美少女戦士セーラーヴィーナスや国民的アニメ、クレヨンしんちゃんのななこお姉さん(しんちゃんが思いを寄せる美人な女性)役をしています。 紋章とは?• フォドラのごく一部の人々がその身に宿す特別な力のことで女神から英雄や聖人が賜ったとされる。 英雄や聖人の子孫である貴族たちに受け継がれ、権力の象徴となる。 貴族の子女がすべて紋章を持って生まれるわけではなく、紋章を持たない者も多くいる。 紋章は、その力を強く発現させる「大紋章」と、少しだけ力の劣る「小紋章」に分類される。 一般的には英雄の血が濃いほど大紋章を宿しやすいと言われる。 突発的に大紋章を持つ子が産まれることもある。 原理は解明されていない。 主人公の紋章について 公式Twitterで主人公の紋章についても少し触れられています。 またあるユーザーからは、壁画の絵と紋章が酷似しているのでは?と指摘されていました。 — BIke ermesju 英雄の遺産とは?• 英雄と伝えられるフォドラ十傑が「紋章」と共に女神から与えられた「聖なる武具」のこと• 遺産に秘められた女神の力を発揮させることができるのは、その遺産と呼応する紋章を持つ者のみ 主人公の持つ英雄の遺産 さて、気になっていた方もいらっしゃるかもしれませんが、主人公が携えている無骨なフォルムの剣も「英雄の遺産」のひとつです。 その名も「天帝の剣」。 主人公が持つ謎の紋章と呼応するこの「遺産」には、どのような力が秘められているのでしょうか? — 『ファイアーエムブレム』総合 FireEmblemJP また『週刊ファミ通(2019年7月4日号)』において、 主人公の持つ天帝の剣は特殊で週末に休養を選択すれば耐久地が5回復することが明らかにされています。 その他、セイロス騎士団に所属するカトリーヌも英雄の遺産の一つ「雷霆(らいてい)」を所持していることが判明しています。 個々の個人スキルや紋章についてもっと詳しく知りたい方は、関連記事を参照してください。 関連: 3人の学級と学級長 士官学校には三つの学級が存在し、各学級の代表は級長として生徒を束ねています。 主人公は、三つの学級の中から担任する学級を一つ選び、教師として生徒達を導きながら、戦場では彼らの指揮官として采配を振ることになります。 アドラステア帝国出身者が集う「黒鷲の学級(アドラークラッセ)」の級長で、次期皇帝のエーデルガルト。 ファーガス神聖王国出身者の学級「青獅子の学級(ルーヴェンクラッセ)」で級長を務める王子ディミトリ。 レスター諸侯同盟出身者からなる「金鹿の学級(ヒルシュクラッセ)」で級長を務めるクロード。 各学級の紹介 公式Twitter、週刊ファミ通で明らかになった設定をまとめています。 黒鷲の学級 アドラークラッセ 歴史ある大国アドラステア帝国出身者が在籍する学級。 魔道を得意とする生徒が多い。 名前 声優 CV キャラクター エーデルガルト 加隈亜衣 歴史ある大国・アドラステア帝国の皇女であり、次期皇帝。 黒鷲の学級の級長として学級をまとめる。 個人スキル:皇帝の血統 紋章:セイロスの小紋章 ヒューベルト 小西克幸 黒鷲の学級の参謀役。 幼少時からエーデルガルトに仕えるベストラ侯爵家の嫡子。 個人スキル:参謀役 ドロテア 長妻樹里 入学前は帝都で人気の歌姫だった。 同じミッテルフランク歌劇団出身のマヌエラを先輩と慕う。 個人スキル:歌姫 フェルディナント 坂泰斗 帝国の宰相を世襲している名家、エーギル公爵家の嫡男。 大貴族である自らの家柄に強い誇りを持っており、性格は自信家で負けず嫌い。 個人スキル:自信家 紋章:キッホルの小紋章 ベルナデッタ 辻あゆみ ヴァーリ伯爵家の一人娘で非常に人見知りが激しい。 講義の際以外は自室にこもって趣味に没頭している 個人スキル:被害妄想 紋章:インデッハの小紋章 カスパル 村上聡 ベルグリーズ伯爵家の次男。 喧嘩っ早いのが玉に瑕。 嘘や不正を憎み、性格は裏表なく素直。 個人スキル:喧嘩好き 紋章:なし ペトラ 石上静香 フォドラの西方に浮かぶブリギット諸島を治める王の孫娘。 個人スキル:狩りの掟 紋章:なし リンハルト 堀江瞬 ヘヴリング伯爵家の嫡子。 束縛を嫌い自由を愛する極度の面倒くさがり。 自身は頭脳明晰にもかかわらず、日々惰眠を貪っている。 個人スキル:居眠り 紋章:セスリーンの小紋章 士官学校に到着して早々の、エーデルガルトとの会話です。 — 『ファイアーエムブレム』総合 FireEmblemJP 青獅子の学級 ルーヴェンクラッセ 崇高な騎士の国、ファーガス神聖王国の若者が集う学級。 槍を得意とする生徒が多く存在する。 名前 声優 CV キャラクター ディミトリ 石川界人 崇高な騎士の国・ファーガス神聖王国の次期国王であり、青獅子の学級の級長。 個人スキル:王の血統 紋章:ブレーダッドの小紋章 ドゥドゥー 高橋英則 王国の北西、ダスカー地方出身の平民で、ディミトリの従者を務める。 強面で寡黙なため誤解されやすいが、温和で気の良い青年。 個人スキル:主君の盾 フェリクス 帆世雄一 フラルダリウス公爵家の嫡子。 幼馴染であるディミトリを「猪」と呼び、棘のある態度をとる。 個人スキル:一匹狼 紋章:フラルダリウスの紋章 メルセデス 花守ゆみり 周囲に細やかに目を配っており、困っている人を放っておけない、やさしい女性。 個人スキル:奉仕の喜び 紋章:ラミーヌの小紋章 アッシュ 井上雄貴 王国内ガスパール領の城主・ロナート卿の養子。 平民の出である自分を我が子のように育ててくれた、ロナート卿には深い感謝と尊敬の念を抱いている。 個人スキル:生きるための知恵 アネット 田中貴子 ドミニク男爵の姪で王都の魔道学院を優秀な成績で卒業している。 性格は明るく努力家だが、空回りして大失敗することも。 個人スキル:頑張り屋 紋章:ドミニクの小紋章 シルヴァン 古川慎 ゴーティエ辺境伯の嫡子。 仲間思いであり、頼れる兄貴分として周囲から慕われているが、無類の女好きでもあり、トラブルが絶えない。 好きなものは女性、嫌いなものは嫉妬。 個人スキル:女好き 紋章:ゴーティエの小紋章 イングリット 見舞菜香 ガラテア伯爵家の息女で、ディミトリ、フェリクス、シルヴァンとは幼なじみ。 個人スキル:女騎士 紋章:ダフネルの小紋章 士官学校に到着して早々の、ディミトリとの会話です。 — 『ファイアーエムブレム』総合 FireEmblemJP 金鹿の学級 ヒルシュクラッセ 新しい貴族の共同体、レスター諸侯同盟出身者の学級。 他の学級に比べて平民出身者が多く、また弓を得意とする生徒が多いことも特徴。 名前 声優 CV キャラクター クロード 豊永利行 新しい貴族の共同体・レスター諸侯同盟の盟主である名家リーガン家の嫡子。 金鹿の学級の級長を務める。 個人スキル:盟主の血統 紋章:リーガンの小紋章 ローレンツ 渡辺紘 グロスタール伯爵家の嫡男。 気障な言動が目立つものの根は真面目であり、名門貴族としての誇りと責任を自覚している。 実は胸元の薔薇は造花。 個人スキル:名門貴族 紋章:グロスタールの小紋章 ヒルダ 桑原由気 ゴネリル公爵家の一人娘。 父と兄に甘やかされて育ったためか、すぐに怠けようとする癖があり、周囲に甘えるのも上手。 個人スキル:おねだり 紋章:ゴネリルの小紋章 ラファエル 大泊貴揮 レスターの商家の息子。 両親を不慮の事故で亡くしている苦労人だが、当人はいたって楽天的。 個人スキル:拾い食い リシテア 悠木碧 コーデリア伯爵家の長女。 本年入学の生徒の中では最年少の15歳。 魔道に長け、早熟な天才肌。 個人スキル:天才 紋章:カロンの小紋章 イグナーツ 矢野奨吾 レスター諸侯同盟領にある商家の次男。 家業は兄が継ぐことになったため、親の意向もあり士官学校に入学して騎士を目指している。 個人スキル:観察眼 紋章:なし マリアンヌ 秦佐和子 エドマンド辺境伯の養女。 あまり他者と関わろうとしないため、彼女の声すら聞いたことのない者も多い。 個人スキル:動物愛 紋章:???の小紋章 レオニー 野川さくら 同盟領サウィン村の、猟師の娘。 稼げる傭兵になるため、村から借金をして士官学校に入学した。 個人スキル:負けず嫌い 紋章:なし 士官学校に到着して早々の、クロードとの会話です。 そして 第二部の舞台となるのは、士官学校での日々から五年後、三国が三つ巴の戦争を繰り広げることとなったフォドラの大地。 成長した教え子たちと共に、死闘を乗り越え生きていく「戦争編」が描かれています。 「戦争編」の物語は、「士官学校編」の序盤で選択した担任学級によって分岐します。 ここからは、少しネタバレも入りますが、5年後の「戦争編」になったかつての級長たちにスポットを当てて紹介します。 エーデルガルト 黒鷲の学級のかつての級長で、五年の時を経て、アドラステア帝国皇帝となる。 ディミトリ ファーガス神聖王国の王子であり、青獅子の学級級長だったディミトリ。 士官学校編では、好青年でしたが、戦争編ではその面影もありません。 一番変わったキャラクターです。 クロード 金鹿の学級の級長だったクロード。 「戦争編」ではレスター諸侯同盟の盟主となっています。 FEのキャラクター原案は倉花千夏(くらはなちなつ)先生 今作 『FE風花雪月(ファイアーエムブレム)』のキャラクター原案は、倉花千夏さんが務めています。 「誰?わからない…」と思う方も居るかもしれませんが、めちゃくちゃ有名な原画イラストレーターです。

次の

【ファイアーエムブレム風花雪月】黒鷲の学級(アドラークラッセ)と帝国ルートの思い出

ベルグリーズ卿

現在、俺は以前ユーリスから貰った地下試験パスを使い、特級職〈トリックスター〉になるために地下試験を受けていた。 地下試験といっても普通に 金鹿の学級 ヒルシュクラッセ の教室で受けているが……そもそも、兵種を変わるのになんで試験に合格しなければいけないのだろうか? 前の世界にいたときは〈チェンジプルフ〉か〈マスタープルフ〉の力を使えば試験など受けなくても兵種を変わることができた。 まあ、前の世界は元の兵種に戻るのにもプルフの力を使わなければならなかったが、フォドラでは一度なった兵種は(戦闘中を除けば)いつでも戻ることができるのでそちらのほうが良い場合もあるか……闇魔法の研究をするときは〈ダークメイジ〉に戻れば良いからな。 技能も合格基準で鷲獅子戦の前に〈盗賊〉の資格を取っているので、あっさり〈トリックスター〉になることができた。 ちなみに、今日は俺以外にも試験を受けている生徒が多く、ラズワルドが〈勇者〉、ルーナが〈ソードマスター〉、クロード〈ドラゴンナイト〉、ヒルダ〈フォートレス〉、ローレンツ〈パラディン〉、リシテア〈ウォーロック〉、マリアンヌ〈ビショップ〉、レオニー〈スナイパー〉、イグナーツ〈アサシン〉、ラファエル〈グラップラー〉と 金鹿の学級 ヒルシュクラッセ の三分の一以上が上級職に変わるために上級試験に挑戦している。 まあ、技能はみんな十分なのでたぶんみんな大丈夫だろう。 この鷲獅子戦が終わった時期くらいに上級職になれるのは例年だと学級で一~二人くらいらしい。 実際、 黒鷲の学級 アドラークラッセ のヒューベルトが〈ウォーロック〉でペトラが〈アサシン〉、 青獅子の学級 ルーヴェンクラッセ ではフェリクスのみが〈ソードマスター〉の試験を受けるだけなので、比較すると先生の指導力の高さが良くわかるな。 「これが俺に与えられし、清新なる力か……!? ……これ、前回もやったな……」 〈トリックスター〉は魔法が 少 ・ し ・ 使える怪盗だ。 今まで魔法を主力として使ってきた俺にとっては魔法の使用回数が減るのは少し痛いが、再び剣士として腕を磨いていきたいと思っていたので丁度良いだろう。 ちなみに、〈ダークメイジ〉の時に覚えた闇魔法の〈ミィル〉、〈リザイア〉、〈ルイン〉はそのまま使えた。 俺は黒魔法と闇魔法の二種類の攻撃魔法を使えるので、魔法の弾数から言えば他の魔法職とそんなに変わらないわけだ。 料理長の許可を取れば夕食の仕込みが終わる時間までは生徒も食堂の設備を借りることができる。 料理は料理当番を交代でするから何度もやったことがあるのだけど、お菓子作りは初めてだ。 レシピ通りに作れば問題ないと思うが若干の不安がある。 「あら? オーディン。 珍しいわね~」 「どうしたの、オーディン。 お腹でも空いたの?」 「……メルセデスとアネットか。 我が闇の調理場に何用だ……?」 「い、いつから調理場がオーディンの物になったの?」 「あらあら~」 食堂でお菓子作りの準備をしていると、 青獅子の学級 ルーヴェンクラッセ のメルセデスとアネットが現れた。 相変わらずこの二人は仲が良いな……だいたい、いつも一緒にいる気がする。 「私たちは今からお菓子を作るところなの~今日は何を作ろうかしら」 「ほう、奇遇だな……俺も今からお菓子を作るところなんだ」 「えー!? オーディンがお菓子作り? 本当にどうしたの……そんなことしてるの見たことないんだけど……」 「フッフッフッ……それもそうだろう……なぜなら、これが初めてだからな!!」 「う~ん、自慢気に言うようなことじゃない気がするけど~」 しかし、メルセデスとアネットが来たのは丁度良かったかもしれない。 この二人はお菓子作りが得意だったので手伝ってもらえるぞ。 「なあ、良かったら手伝ってくれないか? 材料もレシピもあるんだけど、お菓子作りはやったことはないからな」 「ふふっ、良いわよ~」 「へぇ、何を作るつもりなの?」 アネットの質問に一番メインの材料を見せる。 アンナさんに入手してもらった、「カカオ豆」だ。 「この豆……見たことない色と形だね……」 「匂いも独特ね~ちょっと美味しそうかも」 「これだけだと苦いだけなんだよな。 テフ豆みたいに」 「あら~テフって高級品じゃない?」 「えー、あたしテフ苦手なんだけど……」 メルセデスが驚いているように、実際テフ豆と同じくらいかそれ以上に高かった。 アンナさんにレシピと作った実物を持っていくことを約束に割引もしてもらったんだけど、結構痛い出費だったな。 アネットはテフが苦手のようだが、苦手な俺でもあのお菓子は食べられるものなのだ。 「……それを闇の調理儀式で加工したものがこれだ……! 少し食べてみろ……!」 「あらあら、準備が良いのね~」 「……じゃあ、ちょっと……えっ! ちょっ……何これ……すっごく、美味しいよー!!」 よしっ、好評だな! ……正直、洗ったり磨り潰したりするのは時間がかかったけど、良いものが出来たと思う。 あとはケーキのスポンジとかを作っていかなければならない。 メルセデスとアネットにレシピを見せると「作れそうだ」と言っている。 「これを使ったケーキを作るのね。 腕が鳴るわ~」 「よーし、頑張ろー!」 「俺の血も騒いで来たぜっ……!」 メルセデスとアネットは手際良く、楽しそうにお菓子作りを進めている。 俺もメルセデスに指示された通りに、材料をかき混ぜる。 「ぐああ……闇の傀儡に邪魔をされるっ……選ばれし味が封印されそうだ……!」 「オーディン、うるさいからちょっと黙ってて」 アッ、ハイ…… 闇の傀儡の妨害にあってる設定でかき混ぜていたら、アネットから注意されてしまった。 ……もっと、ノリ良く楽しくやろうぜ……! 「オーディン。 このお菓子って結構量があるわよね~ 金鹿の学級 ヒルシュクラッセ で食べるの?」 「いや、アビスの 灰狼の学級 ヴォルフクラッセ の連中へのお礼に持って行こうかな、って思っていてな……」 「……えと、アビス? 灰狼の学級 ヴォルフクラッセ ? ……あっ、前に殿下とアッシュが言ってた地下の街のこと?」 「あら、その人たちに何かお世話になったの~?」 「 灰狼の学級 ヴォルフクラッセ の二人の魔道士に闇魔法の開発に協力してもらったんだよ……ハピとコンスタンツェって言うんだけど」 俺が鷲獅子戦で大活躍できたのも闇魔法のおかげだからな。 ハピがアビスだとお菓子も手に入らないと嘆いていたので、お礼も兼ねて作って持っていってやることにしたのだ。 ユーリスは最近よく大修道院を彷徨いているし、バルタザールは堂々と 金鹿の学級 ヒルシュクラッセ の教室で先生の授業を受けに来るのだから、アビスの連中は地上に出ることが許可されていないという訳ではないので、地上で買えばいいだけの話なんだけど、ハピから言わせると「めんどくさい」らしい。 前に仲間に作って貰ったものと味も変わらず、お菓子作りの経験豊富なメルセデスとテフが苦手なアネットも大絶賛するほどの出来栄えだ。 俺たちは三人でアビスへと来ていた。 アネットが周囲を興味深そうに見回しながら答える。 「大修道院の地下にこんな街があったなんて……」 「……ここにコンスタンツェが住んでいるのよね」 「……二人ともアビスは治安が悪いから、絶対に一人で来るなよ……いや、お前ら二人で来るのも駄目だな。 来たい時は俺とか……あとはディミトリとかドゥドゥーとかなるべく強そうなやつと一緒に来るんだ」 「えー? 殿下にそんなこと頼めないよ……」 士官学校の女子生徒が一人や二人でアビスに来たら、絶対にごろつきから絡まれる。 こいつらは 灰狼の学級 ヴォルフクラッセ ではなくてただのチンピラだ。 傭兵や元山賊、お尋ね者など地下でしか暮らせなくなった連中である。 治安が悪いと説明してすぐにこれだからな…… 「な、治安が悪いだろ?」 「ず、随分馴染んでるね……」 「知り合いとふざけあってるようにしか見えなかったわ~」 アネットたちと会話をしていると、今度はユーリスとバルタザールが現れた。 「よお、オーディン。 「おお、ユーリス、丁度良かった。 よろしくな、嬢ちゃんたちよお」 そういうとアネットたちとユーリスたちが自己紹介し合う。 アネットもメルセデスも名前で貴族出身者とわかるからユーリスたちも紳士的だ。 「作ってきてくれるのは良いが、アビスは物騒だから普通の女子生徒は連れて来るなよ……」 「俺もそう思ったんだけど、メルセデスがコンスタンツェは子どもの頃の知り合いだって言うからさ……」 「へえ……あの日陰女のガキの頃の知り合いね……そういうことなら、まあ良いか。 あいつらは部屋にいるだろうし、そっちに行くか」 ……ひ、日陰女か……由来はわからないがコンスタンツェもなかなか酷いあだ名を付けられているな。 ハピたちはアビスの 灰狼の学級 ヴォルフクラッセ の女部屋に数人で住んでいる。 部屋に行くとハピもコンスタンツェもいた。 「なにー? ディン、また闇魔法の開発でもしにきたの?」 「いや、今日はそのお礼にお前らに我が究極のお菓子を持ってきてやったぞ……」 「へえ、お礼にお菓子? やるじゃん!」 「おっーほっほっほっ! 殊勝な心がけですわね、褒めて差し上げますわ! ……でも、そちらの士官学校生は……?」 コンスタンツェは気になったのかメルセデスを見ながら答えた。 アネットもいるのだが、コンスタンツェの視線はメルセデスに釘付けだ。 「……コンスタンツェ、久しぶり。 私、メルセデスよ……覚えてるかしら、昔バルテルスの家でよく一緒に遊んでたわよね」 「まさか……貴女は……お姉様!!」 「覚えていてくれたのね、嬉しいわ」 「ああっ……貴女を忘れるはずはありませんわ! ずっと、ずっとお会いしたかったですわ、お姉様!」 コンスタンツェはメルセデスに抱き付いて喜んでいる。 二人がひとしきり再会を喜びあったあと、落ち着いたらお菓子を取り出す。 「……この黒き闇を思わせるその混沌とした大地に、ほのかな甘さと同時に漂う苦味……! 濃厚なる二層の地平を持った草原……! その名も……!! ダブルブラックビター・グラスラントだ!!」 「名前は……アレだけどびっくりするくらい、美味しいよ!」 「私も初めて作ったけど自信作よ~」 アネットとメルセデスが俺の取り出したカカオ風味の独特な色と匂いのケーキ、ダブルブラックビター・グラスラントを皿に取り分けていく。 その間、コンスタンツェがお茶を淹れてくれている。 灰狼の学級 ヴォルフクラッセ の連中も興味深そうに見ていた。 「色はあまり美味そうじゃねえけどな……テフでも使ってるのか?」 「あっ、鋭いねユーリス! カカオ豆っていう、テフ豆に似てる苦い豆を使ってるんだよ」 「ハピ、テフは好きだよ。 あー……なんかこれ、匂いだけでめっちゃ美味しそうなんだけどー!」 「お姉様の作ったお菓子をまた食べることができるなんて感動ですわ……!」 「甘いもんは好きでも嫌いでも無いんだけどな……珍しいもんが食べれるなら食うしかないだろ!」 「バルタザール……貴様には世話になっていないから食べなくてもいいんだけどな……」 「ふふっ、固いこと言わないでオーディン。 沢山あるから皆で食べましょう」 それぞれの下へケーキが行き渡ったあと、皆で食べる。 あ~美味い……至福の時間だ……そういえば、ラズワルドやルーナに声をかけるのを忘れていたな……まあ、あいつらは休みの日はどこかをぶらぶらしてるから捕まえられなかっただろうし、今回はいいか…… 「……あー、めっちゃ美味しい! ディン、あんたサイッコーじゃん!!」 「なんて上品な味ですの……! これ、貴族社会でも流行りますわよ!」 「たしかにうめぇな……貴族のご令嬢たちは夢中になりそうな味だ……酒のつまみにはならなそうだが……」 「……ああ、俺も驚いたぜ。 こんな代物めったにありつけるようなもんじゃない……オーディンがレシピを持ってきたって言ったよな。 どこで手に入れたんだ?」 「俺の国にいた頃、仲間が作ってくれたんだよ……俺の国でもカカオ豆は滅多に手に入らないけど、今回は商人の伝手でたまたま手に入ったんだ」 前の世界の仲間の一人がお菓子作りが好きだったので、よく俺に作ってくれてたんだよな……親戚以外の女子の仲間の中では一番気が合う娘だった。 ……俺の呪術の師匠の娘でもあるしな! しかし、この世界でもカカオ豆が手に入ったということは、やはり前の世界と似ている部分は多いということが考えられる。 「あー美味しかった。 ディンにいろいろ教えて良かったー……アンもメーチェも作ってくれてありがとね」 「あっ、うん……なんかメーチェ以外に『アン』って呼ばれるの新鮮だね」 「そうね~王国の魔道学院にいた頃は呼ぶ子は多かったんだけどね~」 「あら、お姉様たちは王国の魔道学院にいらしたの?」 食べ終わったあとは雑談タイムだ。 基本的に再会したばかりのメルセデスとコンスタンツェが話をしてアネットとハピも会話に加わる程度だ。 「そういえば、聞いたぜオーディン。 またやらかしたんだってな」 「邪竜の幻影の件か……アレのせいでMVPを取り逃しちまったぜ……まあ、勝てたから良かったけど」 「今年は他の年に比べると遥かにレベルが高かったらしいな……帝国の軍務卿だったかが、お前ら 金鹿 ヒルシュ の指揮官を褒めまくってたみたいだぜ」 俺を含んだ野郎三人は鷲獅子戦の話で盛り上がっている。 帝国の軍務卿っていったらベルグリーズ伯だな……グロンターズ平原を領地に持つフォドラ最強の呼び声高い猛将だ。 カスパルの親父さんでもある。 「ああっ……私、夢を見ているようですわ! メルセデスお姉様に再会できるなんて!」 「そうね~最後に会った時は小さかったのにすっかり大きくなっちゃって~」 「本当に心配しましたのよ! お姉様がバルテルス家を出たと聞いて……会いに行っても門前払いで、無理矢理エミールに聞いても何も話さないし……」 「ごめんなさいね。 あの頃は、バルテルス家の中でもいろいろあって……」 「それに……4年前、エミールがあんな痛ましい事件まで起こして……行方不明になって……」 エミールというのはメルセデスの弟のことだ……バルテルス家の当主や一族が不審死したときに行方不明になっていた。 俺の予想ではその『エミール』は士官学校で教師イエリッツァとして過ごし、その正体は死神騎士だった。 しかし、これをアネットとか皆がいる前で言ってもいいのだろうか……? 迷っているとメルセデスと視線が合う……メルセデスの顔にはいつも浮かべている微笑みはなく辛そうな表情だ。 「メルセデス……俺、その事を知ってしまっているんだが……言ってもいいか?」 「……オーディン、やっぱり貴方、気づいていたのね」 皆は無言で話を促す。 ユーリスやバルタザール、ハピは他人事のような様子だが興味は有るようだ。 「そのエミールって……イエリッツァ先生のことだよな……?」 「……ええ、そうよ」 「えーっ! 本当なの、メーチェ?」 「あぁん? ちょっと待て。 ソイツって居なくなった仮面の教師のことだよな……ってことは!?」 「噂の死神騎士の正体がメルセデスの弟だったって訳か……」 推理を口にしようとしたら、ユーリスが答えを言ってしまった。 しかし、やはりそうだったのか…… 「……オーディン、貴方には感謝しているわ。 あの子が居なくなる前……フレンが拐われる前に、少しだけ話をすることができたの……」 「そ、そのときエミールはなんと仰っていましたの?」 「『私に関わるな、私はもう既にお前の知っている私ではない』って……」 話かけることはできたけど、拒絶されてしまったのか…… 予想はしていたが、フレンを拐い俺たちとも死闘を繰り広げた死神騎士の正体が友達の弟だったなんて…… 「しかし、弟が教団を敵にまわしちまったのか……セテスの旦那の妹君を拐った犯人っていうのなら、赦しちゃくれねぇんじゃねえか?」 「教団ってなんか変に疑ってくるところあるし、知られたらメーチェも危ないんじゃないの?」 「えっ? ……そんな、メーチェが……みんなお願い! このことは誰にも言わないで!」 バルタザールとハピが不安を増加させるようなことを言って、アネットが焦り出した。 たしかに教団の関係者たちに知れたら面倒なことになりそうだ。 「メルセデス……お前は……イエリッツァ先生をエミールをどうしたいんだ?」 俺は一番聞きたかったことをメルセデスに問いかけた。 「私は……あの子を助けたいわ……お母様も私も、ずっと後悔してきた。 一緒に連れて来ていれば、あんな事件を起こすことも、今みたいなことにもならなかった……」 顔を伏せながら手を祈るように組み、メルセデスはそう口にした。 「……わかった……それなら俺も手を貸そう」 「……えっ? オーディン、でも、それは……」 メルセデスが驚いて顔を上げた。 泣きそうな表情をしているが、泣いてはいないようだ。 本当に強いな……メルセデスは。 友達の弟一人救えないような奴に、世界は救えないだろう?」 「けっ、格好つけやがって……美女のお願いだ、このバルタザール様も手伝ってやるよ!」 「ディン、バルト……何か手はあるの?」 「死神騎士が炎帝という教団に何かをしでかそうとしている者の手下なのは確かだ……生け捕りにする作戦を具申すれば、聞き入れてもらえるかもしれない。

次の