サンスクリット タトゥー。 さりげないけど個性あふれる、セレブのミニ・タトゥー集

タトゥーで入れるサンスクリット文字について

サンスクリット タトゥー

地獄の世界で逆さ吊りにされる死者への供養が盂蘭盆会の起源とされているようだ。 お彼岸 「彼岸 ひがん」という語句は、浄土信仰と密接な関係にあり、「到達・達成」を意味するインドのサンスクリット語「波羅蜜」(はらみた、はらみった、パーラミター)に由来する。 寺の檀家(だんか)も同様。 江戸時代には、檀家は寺に布施を祓い、葬祭供養の一切を任せた。 この布施が檀那(だんな)と呼ばれた。 ちなみに、英語で寄付者・提供者を意味する「ドナー donor」も同じ起源と考えられている。 地獄・冥界の王で、死者の生前の罪を裁く。 これに対応する日本語は「閻魔大王(えんまだいおう)」。 北欧神話における原初の巨人ユミルも同じ語源と考えられている。 北欧神話の主神オーディンの母ベストラは、ユミルの一族である霜の巨人ボルソルンの娘。 悔しい時や相手を罵る時の「ちくしょう!」もこの「畜生」に由来している。 馬鹿 ばか 「馬鹿 ばか」の語源は諸説あり、どれも決定的ではないが、有力説の一つにサンスクリット語説がある。 サンスクリット語で「痴、愚か」を意味する「モーハ」は、日本では「莫迦」と音写され、その音読みが後の「馬鹿」につながったと説明されるようだ。 サマーディは、仏教やヒンドゥー教における瞑想で、精神集中が深まりきった状態を意味する。 娑婆 しゃば 刑務所の囚人が外の世界の指して言う「娑婆(しゃば/さば)」は、サンスクリット語の「サハー」を語源とし、仏教においては釈迦が衆生を教化するこの世界、すなわちこの世(現世)を意味している。 奈落 ならく 仏教における地獄。 また地獄に落ちること。 サンスクリット語の「ナラカ」に由来する。 後に、劇場の舞台下や歌舞伎の花道の床下、コンサートホールのオーケストラピットなども「奈落」と呼ばれるようになった。 あばた ことわざ「あばたもえくぼ」の「あばた」は、天然痘がなおったあとに残るぶつぶつとした小さなくぼみを意味する。 この「あばた」については、一説によれば、サンスクリット語で「かさぶた」を意味する「アルブタ」が語源と考えられているようだ(真偽不明)。 阿吽 あうん 息ぴったりの二人の様子を「阿吽の呼吸(あうんのこきゅう)」などと表現するが、この「阿吽(あうん)」とは、サンスクリット語で口を開いて最初に出す音の「ア」と、口を閉じて出す最後の音の「フーン」が語源となっている。 口を開いて最初に出す音は宇宙の始まりを表し、口を閉じて出す最後の音は宇宙の終わりを表す言葉とされた。 達磨 だるま 『』や『』などの歌詞にも登場する「達磨 だるま」は、中国禅宗の開祖でインド人仏教僧の菩提達磨(ぼだいだるま)のこと。 「ダルマ」はサンスクリット語で「法」を表す言葉。 金毘羅 こんぴら 薬師如来(やくしにょらい)十二神将の筆頭「宮比羅(くびら)」は、サンスクリット語で「クンビーラ」。 金毘羅、金比羅とも書く。 クンビーラ(マカラ)はガンジス川に棲むワニを神格化した水神で、金刀比羅宮(ことひらぐう)では海上交通の守り神「金毘羅大権現」として信仰されてきた。 阿須羅や阿素羅などとも表記される。 アミターバは「量りしれない光を持つ者」、アミターユスは「量りしれない寿命を持つ者」を意味している。 仏(ぶつ)は、サンスクリット語で聖人・賢者を意味する「ブッダ Buddha」に由来。 「知る」「目覚める」を意味する動詞ブドゥ budh の過去分詞形。 ナンジャラホーイ の歌詞にある「ナンジャラホーイ」または「ナンチャラホーイ」は、サンスクリット語で「盆踊り」を意味する「ナムチャラホイ」が語源とする説があるようだ。 関連ページ 日本と世界の年間行事、祝祭日、季節のイベント、暮らしの歳時記.

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タトゥーで入れるサンスクリット文字について

サンスクリット タトゥー

サンスクリット語とは? サンスクリット語とは古代インドの文学語 サンスクリット語とは古代インドの文字語のことで、漢字では「梵語」と表記されます。 サンスクリットという言葉は日本語で「完成された」「洗練された」という意味があり、中国では「梵語」や「聖語」と訳されました。 サンスクリット語は古代インドの標準語として使われた言葉で、現在のインドの公用語はヒンディー語と英語となっています。 またサンスクリット語はヒンドゥー教やジャイナ教といった教典で使われた言葉で、現在も学会や研究発表の場で使われることがあります。 日本語の「お盆」の語源はサンスクリット語 サンスクリット語は日本ではあまり馴染みのない言葉かもしれませんが、日本語の「お盆」の語源はサンスクリット語なんです。 日本語の「お盆」の語源であるサンスクリット語は「ウラムバナ(ullambana)」とされており、お盆の正式な言い方である「盂蘭盆(ウラボン)」と比較してみると響きがよく似ています。 サンスクリット語の「ウラムバナ」を音訳したものが日本語の「お盆(盂蘭盆)」で、ウラムバナは「逆さまに吊るされた苦しみ」という意味があります。 苦しんでいる先祖の霊を慰めたい、そんな思いから生まれた行事がお盆ということになります。 日本語の「お盆」以外にもサンスクリット語が語源の言葉がある 日本語のお盆の語源となっているサンスクリット語ですが、実はお盆以外にもサンスクリット語が語源であるとされる日本語があります。 日本語の「旦那(ダンナ)」の語源がサンスクリット語の「ダーナ」であるとされ、この「ダーナ」というサンスクリット語は英語の「ドナー」の語源でもあります。 また日本語の「馬鹿(バカ)」もサンスクリット語が語源だという説があり、「痴、愚か」を意味する「モーハ」というサンスクリット語を音訳して日本語の「馬鹿」になったとされています。 普段何気なく使っている日本語も、語源がサンスクリット語だと分かると興味深いですね。 「ありがとう」を意味するサンスクリット語などヨガでお馴染みの単語も 日本では馴染みが薄いと思われがちなサンスクリット語ですが、「ありがとう」を意味するサンスクリット語の「ナマステ」などヨガでお馴染みの単語が多くあります。 ありがとうを意味するナマステ以外にも、サンスクリット語だと思っていなかった単語が実はサンスクリット語だったというケースも意外と多いかもしれません。 日本での美容・健康トレンドの流れに乗ってヨガ人口も年々増えています。 ヨガをこれから始めたいと思っている人も多いと思いますが、ヨガを始める際に必要になるヨガマットが100均で手に入るのをご存知でしょうか。 以下の関連記事では100均のヨガマットを紹介していますのでぜひチェックしてみてください。 アーナンダは「完全に幸福」という意味の言葉で、あらゆる制限から解放されて自由であることの幸福といった意味合いが込められています。 アーナンダの語源については、「アー」が完全、「ナンダ」が幸福を意味し、2つの言葉が組み合わさりアーナンダという単語になっています。 完全な幸せとは奥の深い言葉ですが、あらゆる制限からの自由・解放と定義することができるのではないでしょうか。 アヒムサーの意味は日本語で「非暴力」です。 暴力という意味の「ヒムサー」に否定形の「ア」が付いてアヒムサー(非暴力)という言葉になっています。 非暴力といえば、インド独立の父として知られるマハトマ・ガンディが推奨していた言葉です。 インドではアヒムサーを実践している人は高貴な人間の証とされていますが、自分自身に対してアヒムサーを実践することで心の平和を実感することができるのではないでしょうか。 カウムディーは日本語で「月明り」「爽やかな冷たい月からの光」といった素敵な意味を持つサンスクリット語です。 カウムディーの語源は「蓮の花」を意味する「クムダ」という男性形の単語で、それを女性形の単語にするとカウムディーになります。 蓮の花を照らす月の光、そんな美しい情景が浮かび上がるようなサンスクリット語です。 キラナは「光線」という意味を持つ単語で、インドの男性の一般的な名前の1つとなっています。 太陽や月から降り注ぐ光線、光の筋という意味が含まれるサンスクリット語です。 キラナという単語は「アドヴァイタ・マカランダ」という書物の冒頭に登場する単語で、美しい詩節の中で使われています。 キラナという言葉の響きもかっこいいですが、美しい意味も持っているいい言葉の1つです。 マハートマーの意味は「聖人」や「偉大な心を持った人」で、マハトマ・ガンディのマハトマがそれです。 マハートマーの意味は聖人ですが、日頃から偉大な心を持ち、思いやりをもって行動することを心がけることが大切なのではないでしょうか。 色々なことを考えさせられるサンスクリット語です。 メーダーは 「知性」「知力」を意味する言葉で、知性の女神の名前でもあります。 芸術と学問の女神であるサラッスヴァティーと同様と考えて良いですが、メーダーは絵柄で姿が描かれることのない珍しいヒンドゥーの神様です。 知性も知力も私たちにとって大切な意味を持つ言葉です。 知性や知力を身につけ、より人間的に成長しようと思わせてくれるサンスクリット語ですね。 スーリャは「太陽」「太陽神」という意味があります。 太陽礼拝を意味する「スーリャ・ナマスカーラ」のように、ヨガ教室に行ったことのある人はサンスクリット語を耳にしたことがあるのではないでしょうか。 ヨガはインドを起源としているため、ポーズの名前などにもサンスクリット語が使われています。 日常生活ではサンスクリット語を使う機会は無いかもしれませんが、ヨガをする上ではサンスクリット語の単語や意味を知っておくとヨガをさらに楽しむことができると言えます。 かっこいいサンスクリット語・いい言葉の単語一覧でご紹介した「キラナ」はインド男性の一般的な名前ですが、日本人の女の子の名前に使われる「サラ」はサンスクリット語で「本質」という意味を持つ言葉です。 ヘブライ語では「王女」という意味になります。 「サラ」という言葉の響きは美しくその意味も素敵ですよね。 可愛い女の子の名前としてもおすすめですが、以下の記事では可愛い女の子のキラキラネーム一覧を紹介していますので併せてご覧になってみてください。 「ありがとう」を意味するサンスクリット語「ナマステ」はヨガをやっている人にはお馴染みだと思いますが、日本語の「ありがとう」の他に「おはよう」「こんにちは」「おやすみ」といった意味も含んでいる言葉なんです。 ナマステの「ナマス」が感謝、「テ」があなたという意味があり、相手に対して感謝を表す言葉として使われます。 ありがとうの気持ちを伝えたい時に使える言葉で、ヨガ教室でもレッスン終わりなどに使われる言葉なので覚えておくと便利です。 またインド旅行の際にありがとうと伝えたい時にもナマステが使えます。 「平和」を意味するサンスクリット語で「シャンティ」という単語があり、心の中でシャンティと唱えるだけで心が平和で満たされます。 心を落ち着かせたい時に唱えてみるのも良いかもしれませんね。 ヨガ教室ではレッスンの始まりに「シャンティ・マントラ」を唱える教室もありますが、シャンティ・マントラとはサンスクリット語の経典「ウパニシャッド」の中に登場する伝統的な祈りのことです。 ヨガでも日常でも、祈りの言葉としてシャンティを唱えてみてはいかがでしょうか。 「オーム」は「全て」を意味するサンスクリット語で、ヨガのレッスンの始まりと終わりにオームと唱える場面があります。 ヨガでオームを唱えることによって深い瞑想状態とリラックス効果が得られると考えられています。 サンスクリット語初心者の人はまずサンスクリット語の辞書を用意し、文法や発音、表記が学べる書籍を活用して勉強してみるのがおすすめです。 サンスクリット語に関連する書籍は書店の語学コーナーか、仏教コーナーに置かれている場合も多くなっています。 サンスクリット語を独学で学ぶのは難しいかもしれませんが、インドの文化や歴史に関心があれば楽しく学ぶことができるはずです。 サンスクリット語の文字も象形文字のようなかっこいい表記なので、文字を書けるようになったり読めるようになるだけでも楽しめると思いますよ。 サンスクリット語を受講できる語学教室やカルチャーセンターがありますので、専門の講師から直接サンスクリット語を学ぶことができます。 本格的にサンスクリット語を学びたいという人は講座を受講して学んでみるのがおすすめです。 ヨガ教室ではヨガのポーズや「ありがとう」の挨拶などにサンスクリット語が使われています。 本格的にヨガを楽しむならサンスクリット語の意味や語源について学ぶのがおすすめなんです。 ヨガ教室は語学教室ではありませんが、ヨガで用いられるサンスクリット語については講師やスタッフから学ぶことができます。 これからヨガ教室に行く予定だという人も、ヨガではサンスクリット語が使われていることを頭に入れておくと良いでしょう。 かっこいいサンスクリット語の意味や語源を学ぼう サンスクリット語は日本人にとって馴染みの薄い言葉というイメージがありますが、日本語の「お盆」の語源となっているなど意外な関連があります。 サンスクリット語の単語は響きがかっこいいもの、意味がいい言葉などあり、サンスクリット語の意味や語源を学ぶことでインドの文化を知ることもできますよ。

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日本語になったサンスクリット

サンスクリット タトゥー

『』の現存する最古の複製。 ので、 ()という書体を使って書かれており、椰子の葉からできている。 などおよびにおいて用いられた古代語。 、、、などの分野で広く用いられた。 のでもあり、でも多くの経典がこの言語で記された。 現在もその権威は大きく、話者は少ないが、現代でものの1つである。 この附則が制定された時に指定された15言語にサンスクリットはすでに入っており、インドの紙幣にもサンスクリットでの金額記載は含まれている。 サンスクリットは「正しく構成された(言語、雅語)」を意味し 、この単語それ自体でこの言語を意味するが、言語であることを示すべく日本では サンスクリット語とも呼ばれる。 ただし、この言語が「サンスクリット」と呼ばれるようになったのが確認できるのはからごろのことである。 漢字表記の 梵語(ぼんご)は、中国や日本などでのサンスクリットの異称。 では近代以前から、など、サンスクリットの原文を漢字で翻訳したものなどを通して梵語という呼称が使われてきた。 梵語とは、サンスクリットの起源を造物神()とするインドの伝承を基にした言葉である。 歴史 [ ] サンスクリットはのに属する古代語である。 (最古部は紀元前1500年頃)をはじめとするヴェーダ文献に用いられていたをその祖とする。 ヴェーダ語の最古層は、に属する古典語であるのガーサーの言語(古アヴェスター語)と非常に近い。 ヴェーダ語はからにがその文法を規定し 、体系が固定された。 その後、彼の学統に属するカーティヤーヤナおよびがこの理論の補遺及び修正を行い、最終的に整備された。 この3人、とくにパタンジャリ以後の言語は古典サンスクリットと呼ばれる。 古典サンスクリット成立後も、5世紀のなどの優れた文法学者が輩出し、文法学の伝統は続いていった。 パーニニの記述からはサンスクリットがの広い領域で使用されていたことがうかがえるが 、この時期にはすでにサンスクリットはしており、インド各地の地方口語(と呼ばれる)が用いられるようになっていた。 にのによって刻まれたインド現存最古の碑文であるはサンスクリットでなくプラークリットで刻まれており、また(南伝仏教)の経典もプラークリットに属するで記されている のは、この言語交代が当時すでに起こっていたことを示している。 しかしサンスクリットはとして定着しており、(ヒンドゥー教・仏教など)・学術・等の分野で幅広く長い期間にわたって用いられた。 こうしたサンスクリット文化の伝承者はおもにパンディットと呼ばれる学者であり、彼らは膨大な文章の暗記を行い、それを読誦し、口伝によって後世へと伝えていった。 ではサンスクリットを公用語とし 、などに代表されるサンスクリット文学が花開いた。 この時期には碑文は完全にプラークリットからサンスクリットで刻まれるように変化しており 、また7世紀ごろには用語として使用されるようになっていた。 10世紀末の以降、やといった、で交代を繰り返した起源のインド王朝はを公用語としたが、この時期にもサンスクリットの学術的・文化的地位は揺らぐことはなかった。 以降の支配の時代(、の時代)から、支配によるの時代を経て、その地位は相当に低下したが、今でも知識階級において習得する人も多く、学問や宗教の場で生き続けている。 1972年にで第1回国際サンスクリット会議が開かれたが、討論から喧嘩までサンスクリットで行われたという。 また、従来はサンスクリットは男性が使うものであったが、現代では女性がサンスクリットを使うようになってきている。 インドで実施される国勢調査においては現代でもサンスクリットを母語として申告する人びとが少数ながら存在し、2001年にはインドで1万4135人が 、2011年にはインドで24,821人 、ネパールで1,669人 がサンスクリットを母語とすると回答しているが、日常語として使用されているかについては疑問が呈されている。 ただし日常語としての使用はなくともサンスクリット自体はいまだに生きている言語であり、インドでははじめ数か所にサンスクリットをとする大学が存在する ほか、でもサンスクリットによるが存在し 、サンスクリットの雑誌も発行されており 、さらにも1983年から2019年までの間に8本製作されている。 音声 [ ] 多くの古代語と同様、サンスクリットが古代にどのように発音されていたかは、かならずしも明らかではない。 e o がつねに長いことに注意。 音節頭子音は以下の33種類があった。 このうち有声帯気音は実際にはであり、これらの音は現在のなどにも存在する。 現代では破擦音として発音する。 ヴェーダ語はを持ち、単語によりの位置が定まっていた。 古典時代のアクセントは不明である。 現代においては、後ろから4音節め(単語が4音節未満なら先頭)にがあり、ただし後ろから2番目さもなくば3番目の音節が長い(長母音・二重母音を含む音節、または閉音節)場合、その音節に強勢が置かれる。 連声 [ ] 連声(、sandhi)はサンスクリットの大きな特徴で、2つの形態素が並んだときに起きる音変化のことである。 連音変化自体はほかの言語にも見られるものだが、サンスクリットでは変化が規則的に起きることと、変化した後の形で表記されることに特徴があり、連声の起きた後の形から元の形に戻さなければ、を引くこともできない。 単語間の連声を外連声、語幹(または語根)と語尾の間の連声を内連声と言う。 両者は共通する部分もあるが、違いも大きい。 有声子音が後続するときには -o に変化する。 a 以外の母音が後続するときには -a に変化する。 a が後続するときには、後続母音と融合して -o に変化する。 文法 [ ] はの区別があり、とによって変化する。 性は男性、女性、中性があり、数には単数、双数、複数に分かれる。 格は、、、、、、、の8つある。 形容詞は名詞と性・数・格において一致する。 代名詞は独特の活用を行う。 名詞・形容詞は語幹の末尾によって変化の仕方が異なる。 とくに子音で終わる語幹は、による変化があるほか、語幹そのものが変化することがある。 は、人称と数によって変化する。 組織は現在・未来・不完了過去・完了・を区別するが、古典サンスクリットでは完了やアオリストは衰退しつつあった。 行為者自身のために行われることを表す)が存在するが、実際には両者の意味上の違いは必ずしも明らかでない。 はこれと異なり、使役などとともに、動詞に接尾辞を付加することによって表される。 動詞のには、、(願望法)、、祈願法(希求法のアオリスト)がある。 ヴェーダ語にはほかにとがあったが、パーニニの時代には(固定した表現を除き)失われていた。 条件法と祈願法も古典サンスクリットでは衰退している。 サンスクリットでは不定詞、分詞、 gerundive などのが非常に発達している。 サンスクリットでは複合語が異常に発達し、他の言語では従属節を使うところを、複合語によって表現する。 語彙 [ ] サンスクリットの語彙は非常に豊富であり、また複合語を簡単に作ることができる。 多義語が多い一方、同義語・類義語も多い。 一例として数詞をのローマ字表記で挙げる。 なお、サンスクリットでは語形変化やによってさまざまな形をとるが、単語は語尾を除いた語幹の形であげるのが普通であり、ここでもその慣習による。 eka-, エーカ• dvi-, ドゥヴィ• tri-, トゥリ• catur-, チャトゥル• sapta-, サプタ• nava-, ナヴァ• 文字・表記 [ ] 円形による「」3章16節。 言語はサンスクリット。 サンスクリットは本来文字を持たない言語であり、その後も近代までは書記よりも読誦を主とする文化が続いていた。 このことが逆に、時代・地域によって異なる様々な表記法をサンスクリットにもたらした。 サンスクリットが文字表記されるようになるのはごろにインド系文字の祖であるがサンスクリット表記に使用されるようになってからであるが、この文字は本来より新しい言語であるの表記のために開発された文字であり、正確な表記のために新たな表記法が開発された。 さらにブラーフミー文字表記のサンスクリットはインド文化とともに東南アジア諸国に伝播し、この地に多様なを生み出すこととなった。 日本では伝統的に(の一種、いわゆる「」)が使われてきたし、ではによる筆記が、その使用者は少なくなったものの現在も伝えられている。 現在では、地域をとわずインド全般にを使ってサンスクリットを書くことが行われているが、このようになったのは最近のことである。 による方式としてはが一般的である。 他言語・言語学への影響 [ ] 300年から1800年にかけてのサンスクリットの文書や碑文が発見されている地域。 こうした歴史的な文書や碑文は南アジア、東南アジア、東アジアの広い地域に存在している サンスクリットは近代インド亜大陸の諸言語にも大きな影響を与えた言語であり、に属する諸語に対してもなどを通じて多大な影響を与えた。 さらには主に宗教を通じてやにも影響を与えた。 東南アジアへの伝播は主にヒンドゥー教を通じてのものであり、では15世紀ごろまでサンスクリットの碑文が多く作られた。 また東アジアへは大乗仏教を通じて中国やに伝播した。 また、サンスクリットはの成立に大きな影響を与えた。 もともと北インドの広い範囲ではを基盤としてやの語彙や文法を取り入れたが使用されていたのだが、19世紀に入りとの対立が激しくなると、ヒンドゥー教徒側はウルドゥー語からペルシア語やアラビア語の借用語を取り除いてサンスクリットへと変えるを行い、ヒンディー語が成立することとなった。 この動きは、1947年のによってさらに強まった。 また、サンスクリットの研究はの成立と深くかかわっている。 イギリスの裁判官であったは、ベンガル最高法院に赴任していた1786年、サンスクリットとやといった欧州系諸言語、さらに古代ペルシア語との文法の類似点に気づき、これら諸語が共通のから分岐したとの説をにおいて発表した。 この発表は後世に大きな影響を及ぼし、これをもって言語学が誕生したと一般的に考えられている。 さらにジョーンズの発見はの発展を促し、1814年にはにヨーロッパ初のサンスクリット講座が開設されてが教授に就任し 、1818年にはドイツのにも開設され 、以後徐々にヨーロッパ各地の大学にサンスクリット講座が開設され研究が進むようになった。 仏教および日本への影響 [ ] では最初、日常言語であるプラークリットを用いて布教を行っており、もまたプラークリットでとして書かれていた。 しかし4世紀に入り、グプタ朝が学術振興を行うとともにサンスクリットを公用語とすると、他宗教との論争や教理の整備の関係上、仏教でもサンスクリットが使用されるようになり 、また仏典がサンスクリットに翻訳されるようになった。 この動きは特ににおいて盛んとなり、以後大乗仏教はが主流となっていった。 この過程で、一時的に言語の混淆が起き、と呼ばれるサンスクリットとプラークリットの混合体が出現して仏典に一時期用いられた。 上座部仏教がプラークリット(パーリ語)の経典を保持したまま東南アジア方面へ教線を伸ばしていったのに対し、大乗仏教は北の回りでへと到達し、仏教の伝播とともにサンスクリットはこれら諸国に伝えられていった。 ただし初期の漢訳の原典はかならずしもサンスクリットではなかったと考えられており、のようなプラークリットに由来する可能性もある。 しかし中国で仏教が広まるに従い、巡礼や経典を求めて仏教発祥の地であるインドへと赴く、いわゆる入竺求法僧が現われはじめた。 この時期にはインドの大乗仏教の仏典はほぼサンスクリット化されており、このため彼らによって持ち帰られた仏典の大半はサンスクリットによるものだった。 5世紀のや7世紀のなどが入竺求法僧として知られるが、なかでもこうした僧の中で最も著名なものは、のであり、持ち帰った膨大なサンスクリット仏典の漢訳を行って訳経史に画期をなした。 彼以降の仏典訳は上新訳と呼ばれ 、それ以前のらによる古い、しばしばサンスクリットからではない 旧訳と区分されている。 日本へは中国経由で、仏教、仏典とともにサンスクリットにまつわる知識や単語などを取り入れてきた。 その時期は遅くともの開祖まではさかのぼることができる。 仏教用語の多くはサンスクリットの漢字による音訳であり、""、""、""、"・・ "などがある。 "(旦那)"など日常語化しているものもある。 また、(だらに、ダーラニー)、()は漢訳されず、サンスクリットを音写した漢字で表記され、直接読誦される。 陀羅尼は現代日本のいくつかの文学作品にも登場する(「高野聖」など)。 卒塔婆や護符などに描かれる文字についてはを参照。 の図の配列は、サンスクリットの伝統的な音韻表の配列に影響を受けていると考えられ、サンスクリット音韻学であるに由来するとされる。 「」も参照 こうした仏教とのつながりのため、明治以後、日本でのサンスクリット研究はと深く結びついてきた。 にはのが研究のために派遣され 、1885年に帰国するとで梵語講座を開設し、以後いくつかの大学でサンスクリットが教えられるようになった。 著名な文学・哲学・宗教文献 [ ]• ヴェーダ関係(シュルティ、天啓文学)• (森林書)• (奥義書)• 叙事詩関係• (実利論)• ナーティヤ・シャーストラ(演劇論)• (建築論)• 哲学関係• サルヴァ・ダルシャナ・サングラーハ(全哲学綱要)• による戯曲• その他の(、など。 ただし、インド仏教の衰滅に伴い散逸してしまったものも多く、訳や漢語訳にしか残っていないものが多い) 映画音楽とサンスクリット [ ] 母音の響きがよいという理由で映画音楽でコーラスを投入する際に使用されるケースが有る。 『』の楽曲「運命の闘い"Duel of the Fates"」では、で書かれた作の"木の戦い"英訳版からサンスクリットに翻訳されたテキストが歌われた。 作曲は。 『』のエンド・クレジットにかかる「ナヴラス"navras"(サンスクリットではナヴァ・ラサ、すなわち「9種類の感情()」の意味)」では、『』1. 28の「シャーンティマントラ(平和の祈り、実際の名前はパヴァマーナ・マントラ)」がオリジナルのサンスクリットのまま使われた。 作曲は ()と()。 脚注 [ ] []• Report. Kathmandu: Central Bureau of Statistics, Government of Nepal. November 2012. の28 December 2013時点におけるアーカイブ。 「世界地誌シリーズ5 インド」p20 友澤和夫編 2013年10月10日初版第1刷 朝倉書店• , eds 2016. Jena: Max Planck Institute for the Science of Human History. 「世界地誌シリーズ5 インド」p20 友澤和夫編 2013年10月10日初版第1刷 朝倉書店• 『聖なる言葉を巡る思索』p202 尾園絢一(「インド文化事典」所収)インド文化事典製作委員会編 丸善出版 平成30年1月30日発行• 「サンスクリット」p45 ピエール=シルヴァン・フィリオザ 竹内信夫訳 白水社 2006年6月10日発行• 「サンスクリット」p26 ピエール=シルヴァン・フィリオザ 竹内信夫訳 白水社 2006年6月10日発行• 「サンスクリット」p43 ピエール=シルヴァン・フィリオザ 竹内信夫訳 白水社 2006年6月10日発行• 「サンスクリット」p42 ピエール=シルヴァン・フィリオザ 竹内信夫訳 白水社 2006年6月10日発行• 「サンスクリット」p7-8 ピエール=シルヴァン・フィリオザ 竹内信夫訳 白水社 2006年6月10日発行• 『聖なる言葉を巡る思索』p203 尾園絢一(「インド文化事典」所収)インド文化事典製作委員会編 丸善出版 平成30年1月30日発行• 「サンスクリット」p30-31 ピエール=シルヴァン・フィリオザ 竹内信夫訳 白水社 2006年6月10日発行• 「サンスクリット」p31 ピエール=シルヴァン・フィリオザ 竹内信夫訳 白水社 2006年6月10日発行• 「ビジュアル版 世界言語百科 現用・危機・絶滅言語1000」p251 ピーター・K・オースティン 著 澤田治美監修 柊風舎 2009年9月20日第1刷• 「サンスクリット」p90-91 ピエール=シルヴァン・フィリオザ 竹内信夫訳 白水社 2006年6月10日発行• 辛島昇・前田専学・江島惠教ら監修『南アジアを知る事典』p207 平凡社、1992. 10、• 『カーリダーサとサンスクリット古典文学』p121 川村悠人(「インド文化事典」所収)インド文化事典製作委員会編 丸善出版 平成30年1月30日発行• 「サンスクリット」p130-131 ピエール=シルヴァン・フィリオザ 竹内信夫訳 白水社 2006年6月10日発行• 「サンスクリット」p148 ピエール=シルヴァン・フィリオザ 竹内信夫訳 白水社 2006年6月10日発行• 「ペルシア語が結んだ世界 もうひとつのユーラシア史」(北海道大学スラブ研究センター スラブ・ユーラシア叢書7)p206-207 森本一夫編著 北海道大学出版会 2009年6月25日第1刷• 「」『印度學佛教學研究』第21巻第1号、1972-1973、 14-20頁、 :。 Census of India, 2001. Office of the Registrar and Census Commissioner, India. 2019年4月25日閲覧。 Report. Kathmandu: Central Bureau of Statistics, Government of Nepal. November 2012. の28 December 2013時点におけるアーカイブ。 「多言語社会の実験場インド」町田和彦 p229(『アジア世界の言葉と文化』所収) 砂岡和子・池田雅之編著 成文堂 2006年3月31日初版第1刷発行• 「サンスクリット」p159 ピエール=シルヴァン・フィリオザ 竹内信夫訳 白水社 2006年6月10日発行• 「新インド学」pp8 長田俊樹 角川書店 平成14年11月10日初版発行• 「サンスクリット」p159 ピエール=シルヴァン・フィリオザ 竹内信夫訳 白水社 2006年6月10日発行• Allen 1953 p. 辻 1974 p. 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