ダイナー 漫画 ネタバレ。 映画『Diner ダイナー』ネタバレ感想・レビュー!独特の世界観にハマる!新感覚恋愛映画。玉城ティナの可愛さが見どろこ

ダイナー (小説)

ダイナー 漫画 ネタバレ

スッタフ・キャスト 原作 — 平山夢明『DINER ダイナー』(ポプラ社「ポプラ文庫」) 監督 — 蜷川実花 脚本 — 後藤ひろひと、杉山嘉一、蜷川実花 主題歌 — ボンベロ — 藤原竜也 オオバカナコ — 玉城ティナ スキン — 窪田正孝 キッド — 本郷奏多 ブロ — 武田真治 カウボーイ — 斎藤工 ディーディー — 佐藤江梨子 ブタ男 — 金子ノブアキ マテバ — 小栗旬 マリア — 土屋アンナ 無礼図(ブレイズ) — 真矢ミキ デルモニコ — 蜷川幸雄(肖像画)、井手らっきょ コフィ — 奥田瑛二 登場人物について 映画『Diner ダイナー』に登場するキャラクターたちを個人的な意見を踏まえて紹介していく。 ネタバレを含むので注意してね! ボンベロ — 藤原竜也 殺し屋専用の食堂【ダイナー】に王のように君臨するシェフ。 元は腕利きの殺し屋。 カンコには威圧的に振る舞うが料理の腕は一流。 オオバカナコ — 玉城ティナ 日給30万の怪しいアルバイトに手を出し、ダイナーのウエイトレスとして売られてしまう。 幼い頃に母に捨てられ、祖母に育てられた。 以降、誰のことも信じられず孤独を抱えている。 スキン — 窪田正孝 全身傷だらけの凄腕の殺し屋。 他の殺し屋たちからは「雑巾男」などと揶揄されているが、傷の下はイケメン。 カナコの境遇に同情してダイナーから救い上げようとする(まるで見受けのごとく) キッド — 本郷奏多 幼い子どもの容姿をしているが、殺し屋稼業で相手を油断させるため、全身整形を繰り返して今の姿になった。 殺しの際は相手を切り刻みながら無邪気に笑うサイコパス。 ブロ — 武田真治 ダイナーの常連客。 スペイン語を喋りながらお仲間の4人で連んでいる。 フツーに咬ませの雑魚キャラだった。 カウボーイ — 斎藤工 カナコが『日給30万円』の怪しいバイト先で出会った男。 武田真治以上の咬ませキャラ。 ディーディー — 佐藤江梨子 カウボーイ(斎藤工)の連れの女。 仕事中でもカウボーイとイチャイチャしているバカップル要員。 ブタ男 — 金子ノブアキ カナコをダイナーに売り飛ばした組織の男。 ブタのマスクを被っているので、最後まで誰だかわからなかった。 マテバ — 小栗旬 スキンが仕えるボスで、組織内の東のトップ=東のマテバ。 虫が好きでカブトムシを食べる。 出番はわずか数分。 すぐ死ぬ。 マリア — 土屋アンナ 組織内の西のトップ=西のマリア。 女王様気質でめちゃくちゃセクシーな服を着ている。 無礼図(ブレイズ) — 真矢ミキ 組織内の北のトップ=北の無礼図。 「美しいことは正しい」という信念を持っている。 完璧に宝塚の真矢みきさん。 コフィ — 奥田瑛二 南のトップ=南のコフィ。 デルモニコに次いで組織のナンバー2。 デルモニコ亡き後、1周忌まで封印とされた跡目相続までの間、実質的に組織を仕切ってきた。 黒幕かと思われたが大したことなかった。 映画『Diner ダイナー』あらすじ ようこそ、殺し屋専用のダイナー<食堂>へ そこは、命がゴミのように扱われる、殺し屋専用のダイナー<食堂>。 店主は、元殺し屋で天才シェフのボンベロ。 「俺は、ここの王だ。 砂糖の一粒まで俺に従う。 」 日給30万の怪しいアルバイトに手を出したオオバカナコは、ウェイトレスとして売られてしまう。 次々と店にやってくる殺し屋たち。 オーダーは極上の料理か、殺し合いか…店主、ウェイトレス、殺し屋たち。 warnerbros. html) スポンサードサーチ 映画『Diner ダイナー』感想・レビュー ヘルタースケルターを観た時から「映像は素晴らしいのに内容は中の下だな〜」という印象のあった蜷川実花監督作品。 それがびっくり。 内容も思いの外、面白かった。 ダイナーは、自己肯定感の低い女の子・カナコ(玉城ティナちゃん)が、殺し屋専用の食堂<ダイナー>で働くことになり、威圧的で感じの悪いシェフ・ボンベロ(藤原竜也)や常連客たちと関わりながら成長していく物語。 カナコの成長を描いた王道ストーリーと、殺し屋たちの殺伐とした雰囲気を描くスリリングさを兼ね備えた、謂わば新感覚の映画でした。 ついでにカナコとボンベロ、それにスキンをプラスした恋愛要素も満載で女の子なら胸キュン間違いナシかと思われます。 蜷川実花作品、初の男性主人公と言いつつ主役はカナコ 蜷川実花さんが監督を務める映画で初の男性主人公と聞きましたが、完璧にカナコが主人公です。 藤原竜也の存在感とネームバリューで主演を藤原竜也にしているんでしょうけど、終始カナコ目線でストーリーは進み、常に画面に映っているのはカナコでした。 前述した通り、この映画には恋愛要素も含まれていて(むしろそれメインな気もする)、世の女性たちが感情移入できそうな女の子を話の中心としています。 これは間違いなく女性に指示される映画🤔 もちろんこの映画を嫌いな女性もいるでしょうが、女性監督の感性を生かした仕上がりだな〜と感じました。 これはわたしがアクション系を苦手としているのが原因なので、アクション系が苦手じゃない人が見ればもっと満足する映画になるかと思います。 途中で飽きたものの、映像が最高だったのでお金を払う価値が十分にありました。 蜷川実花さんの描く世界観が好きな人はぜひ観に行くべき! そして玉城ティナちゃんが可愛くて、藤原竜也がかっこいい、窪田正孝もかっこいい、本郷奏多がすごすぎる(すごいとしか言いようがない)など見どころも満載。

次の

映画「Diner ダイナー」ネタバレあらすじと感想結末/蜷川実花が藤原竜也を主演に

ダイナー 漫画 ネタバレ

Diner ダイナーの紹介:2019年日本映画。 大胆な色使いで知られる蜷川実花監督。 三作めとなるこの『Diner』では、初の男性主人公、初のヴァイオレンスアクションに挑戦している。 主役のボンベロを演じるのは、監督の父、演出家蜷川幸雄に見出された藤原竜也。 亡きボスとして、肖像画で登場する恩師に見守られながら、藤原は超豪華でぶっ飛んだ共演者たちと死のバトルを繰り広げる。 蜷川監督の次回作は、小栗旬主演の『人間失格 太宰治と3人の女たち』で、2019年9月に公開される。 監督:蜷川実花 キャスト:藤原竜也(ボンベロ)、玉城ティナ(オオバカナコ)、窪田正孝(スキン)、本郷奏多(キッド)、武田真治(ブロ)、斎藤工(カウボーイ)、佐藤江梨子(ディーディー)、金子ノブアキ(ブタ男)、小栗旬(マテバ)、土屋アンナ(マリア)、真矢ミキ(無礼図)、奥田瑛二(コフィ)、ほか 目次• Diner ダイナーのネタバレあらすじ:起 オオバカナコ(玉城ティナ)。 幼い頃、彼女の母は姉だけを連れて出ていき、ひとりぼっちのカナコはいつも自分の居場所を探しています。 あるとき、街で見かけた外国の祭りに魅せられ、その色彩豊かな土地に行ってみたいと思ったカナコは旅行代理店を訪れます。 代金は30万円。 カナコは日給30万円のあぶないバイトに手を出します。 運転手として雇われたカナコはギャングに追われ、雇い主とともにつかまってしまいます。 今にも殺されそうなカナコは命乞いをし、殴られて気を失ってしまいます。 極彩色に彩られた室内で目覚めたカナコ。 彼女は殺し屋専門のDiner(ダイナー)にウェイトレスとして売られたのでした。 店の壁には、過去にここで働いていたウェイトレスたちの写真が飾られています。 彼女たちは全員殺され、カナコも失敗すればそこに加わるだけだと言われました。 逃げようとあちこち走り回りますが、出られるところは見つかりません。 倉庫に入ったカナコは、金庫を見つけます。 適当にダイヤルを回してそれを開けると、中には美術品のような瓶が入っていました。 カナコはそれを隠し、殺されないための切り札にしました。 それは「DIVAウォッカ」という超高級酒で、1億以上の価値があるといいます。 どう脅しても隠し場所を教えようとしないカナコに、ボンベロは「扱いにくい女!」と忌々しそうに吐き捨てるのでした。 Diner ダイナーのネタバレあらすじ:承 いよいよ開店。 店に入るには3つのドアがあり、ボンベロがモニターで確認しながらロックを解除しなければ入れません。 しかしスキンが出てきて、カナコを助けてくれました。 カナコがスフレを持って部屋に入ると、スキンは母の写真を飾り、母の味を再現したというスフレをうれしそうに食べ始めますが、その中には異物が…。 慌てるカナコにスキンは、「いつもこうなんだ」と言って寂しそうに帰っていきました。 キッドは、一緒に逃げようとすり寄ってきます。 カナコが返事に困っていると、ボンベロがやってきて、キッドは全身整形をして子どもの姿になっているだけで、本当は残忍な殺し屋であると告げました。 案の定、キッドはブロたちを相手に大暴れ。 仲間のひとりを殺してしまいました。 怒ったボンベロが死体の処理を言いつけると、キッドは大喜びで死体を切り刻み始めるのでした。 そして、その席で「DIVAウォッカ」を開けるように、と。 この街は、もともと東西南北4つに分かれ、それぞれマテバ(小栗旬)、マリア(土屋アンナ)、コフィ(奥田瑛二)、無礼図(真矢ミキ)の4人が仕切っていたのをデルモニコが統一したのです。 しかし一年前にデルモニコが亡くなり、その一周忌が過ぎれば跡目をめぐって全面対決になることは必至。 その懇親会場にDinerが指名されたのです。 「DIVAウォッカ」が出せなければ、ボンベロでさえ殺されるかもしれません。 焦るボンベロにカナコは「懇親会の前に渡します」と約束しました。 恐ろしい殺人犬だという菊千代に見張りを任せ、ボンベロは外出します。 誰も入れないようにと言っていたボンベロでしたが、「キッドが来るから中で待たせておけ」と電話をかけてきました。 カナコがキッドを店に入れると、再びボンベロから電話が。 そして、さっきの電話はキッドがかけたニセ電話だったことが判明。 キッドはボンベロの留守を狙って、カナコを殺しに来たのです。 カナコは負傷したものの、菊千代の活躍によって守られ、戻ってきたボンベロがキッドを追い出しました。 別の日。 ひどい大ケガをしたスキンの手当てをしたボンベロは、カナコにその世話を任せます。 スキンはカナコに、もしもの時はボンベロを守るように伝え、いつも持ち歩いていた小箱を渡します。 ボンベロに、オーブンでスフレを焼き上げてスキンに出すように言われたカナコは、異物を取り出してスフレを焼きました。 初めて完璧なスフレを食べ終えたスキンは、大げさに喜び、異様なテンションで突然機関銃を乱射し始めました。 あわてて戻ってきたボンベロによってスキンはとりあえず乱射をやめ、カナコはスキンを救おうと彼を抱きしめます。 落ち着いたかと思われたそのとき、ボンベロの銃がスキンを撃ち抜きました。 スキンは自爆しようとしていたのです。 実は、異物の入っていない完璧なスフレを食べたことがトリガーとなり、スキンの繊細な心は壊れてしまったのです。 カナコが良かれと思ってやったことが、スキンの命を奪ったのです。 「死ね」 ボンベロに言われたカナコは素直に受け入れます。 でも、ボンベロはドアを開けてカナコを殺さずに追い出そうとしました。 カナコは納得しません。 そして、初めて自分の意志で「ここにいる!」と主張するのでした。 Diner ダイナーの結末 ボンベロは、意志を持ち始めたカナコに、厨房での仕事を見せるようになっていました。 そしてついに迎えた懇親会の日。 既に何者かに殺されたマテバ以外の三人がDinerにやってきました。 貴賓室で振る舞われる特別な料理を前にしても、三人は跡目が誰になるか、ボスの証しの指輪がどこにあるのか、そのことしか頭にありません。 真っ先に動いたのは無礼図。 ボンベロから情報を聞き出そうと、その左手にナイフを突き刺します。 さらに大事な右手を狙ったそのとき、たまらずカナコが声を上げ、スキンから預かった小箱を差し出します。 すかさずマリアが立ち上がり、コフィを撃とうとしますが、それを制した無礼図がマリアの喉をかき切り、ボスはひとりでいいと言い放ちます。 コフィをテーブルに乗せると、その口に銃身を押し込み、DIVAウォッカを流し込んでから引き金を引きました。 新しいボスとなった無礼図は、ボンベロに自分のために店をやらないかと誘いますが、彼のボスはデルモニコただひとり。 提案を断ると、無礼図の一味がボンベロたちを殺しにかかります。 店内に立てこもり、爆薬などを仕掛けて侵入に備える二人。 銃も用意し、次はどうするのかカナコがたずねると、こんな時にボンベロは「料理だ」と言い出します。 「一度しか教えない。 よく見てろ」 そう言ってボンベロはハンバーガーを作り、カナコに仕上げを任せます。 ついに無礼図たちが突入。 ボンベロはカナコを通路へと押し出し、菊千代とともに敵を迎え撃ちます。 しかし、人数も武器も圧倒的に不利な状況。 ボンベロはガスを使って爆発を起こし、一時的に無礼図たちを退け、その間に倉庫へ逃げ込みます。 そこの通風孔から逃げるようカナコに指示し、銀行口座と暗証番号のメモが入ったペンダントを手渡します。 二人で逃げようと抵抗していたカナコですが、ボンベロの覚悟を知ると、「いつか私のお店に来て」と彼にキスをして、ひとりで逃げることを選びました。 ついにボンベロと無礼図の決着のとき。 勝利を確信している無礼図と向き合い、ボンベロはスキンの自爆装置を起動させたのでした。 メキシコ・グアナファト。 色のあふるその街で小さな店を開いたカナコ。 その店の名は「Diner」。 死者の日のお祭りである今日、街は仮装した人々で賑わっています。 店の片隅、予約席のテーブルを拭くカナコが入口を見ると、そこには菊千代とボンベロの姿がありました。 カナコはボンベロに抱きつき、ボンベロもやさしい微笑みでそれに応えるのでした。 以上、映画「Diner ダイナー」のあらすじと結末でした。

次の

ダイナー 漫画 ネタバレ

ダイナー 漫画 ネタバレ

CONTENTS• 映画『Diner ダイナー』の作品情報 C 2019 映画「Diner ダイナー」製作委員会 【公開】 2019年(日本映画) 【原作】 平山夢明『ダイナー』(ポプラ社刊) 【監督】 蜷川実花 【脚本】 後藤ひろひと、杉山嘉一、蜷川実花 【キャスト】 藤原竜也、玉城ティナ、窪田正孝、本郷奏多、武田真治、斎藤工、佐藤江梨子、金子ノブアキ、小栗旬、土屋アンナ、真矢ミキ、奥田瑛二、川栄李奈、コムアイ、板野友美、木村佳乃、角替和枝、品川徹、内田健司、前田公輝、吉村界人、真琴つばさ、沙央くらま、木村佳乃、宮脇咲良、AMI、AYA、エリイ、中村里砂、マドモアゼル・ユリア、MEGUMI、SHIHO、井出らっきょ 【作品概要】 平山夢明の小説『ダイナー』(ポプラ社刊)を実写映画化。 『人間失格 太宰治と3人の女たち』(2019)公開を控える蜷川実花監督が、極彩色に輝く独特の世界観を作り上げました。 多くの個性的なキャラクターを体現し、「デスノート」「カイジ」シリーズをヒットに導いてきた藤原竜也が、元殺し屋の天才シェフ・ボンベロ役で主演を務めます。 物語の鍵を握る少女オオバカナコ役を玉城ティナが演じるほか、窪田正孝、斎藤工、小栗旬、土屋アンナ、奥田瑛二ら豪華キャスト陣が殺し屋役で出演。 映画『Diner ダイナー』のあらすじとネタバレ C 2019 映画「Diner ダイナー」製作委員会 オオバカナコ(玉城ティナ)は幼いころに両親が離婚し、母に引き取られましたが、その母もカナコを置いて出て行ってしまいました。 それ以来、何も信じないと決意したカナコは、人生に期待も夢も抱くことも無く、日雇いのアルバイトをして日々を過ごしています。 ある日、街中でメキシコの「死者の日」を祝う一団に出会い、メキシコの町並みが写された絵葉書を手渡されるカナコ。 彼女はこの町に行きたいと願うようになり渡航費用を調べると、なんと30万円という大金が必要なことが分かります。 インターネットで「即金・30万」という明らかに怪しげな短時間ドライバーの仕事を見付けたカナコは、その仕事を引き受けます。 現れたのはカウボーイ(斎藤工)とディーディー(佐藤江梨子)という男女のカップル。 彼らを車で安全な場所まで送るのが仕事だったのですが、追手から発砲され、車は壁に激突します。 気が付くと、カナコとカウボーイとディーディーは縄で吊られ、下には得体のしれない液体が広がっていました。 彼らを拷問するのはブタ男(金子ノブアキ)。 叫びながら命乞いするディーディーをあっさりと液体に沈めます。 カナコはブタ男に、殺さないよう懇願します。 自分は料理が出来る。 生かして損はさせない、と。 ブタ男に打たれ、気を失ったカナコが再び目を覚ますと、そこは極彩色に彩られた食堂《ダイナー》でした。 カナコはダイナーのウェイトレスとして身売りされたのです。 ダイナーの店主・ボンベロ(藤原竜也)は元殺し屋で威圧的な男。 カナコのことはすぐに替えのきく道具くらいにしか考えておらず、彼女がミスを犯すとすぐに殺そうとしてきます。 カナコはボンベロの目を盗んで食糧庫に逃げ込み、そこの金庫に大切に保管されていた美しい装飾の瓶を隠し、ボンベロに交渉を持ちかけます。 カナコがウェイトレスになって初めて訪れた客は、全身傷だらけの殺し屋・スキン(窪田正孝)。 カナコは彼を墓場を模した個室に通します。 店内には筋肉質なブロ(武田真治)らが訪れ、カナコを弄びますが、スキンが彼らを止めてカナコを守ります。 カナコはスキンが注文したスフレを運び、スキンはそれを心待ちにしており喜んで食べますが、カップの底には異物が。 聞けば毎回異物が入っているとのことで、スキンは落胆して帰って行きました。 次にやってきたのは、教授と呼ばれる老人と、少年の姿をしたキッド(本郷奏多)。 頼まれた酒を探しに食糧庫にきたカナコを追って来て、このままでは教授に殺されてしまうと哀願するキッドでしたが、カナコが返答する前にボンベロがカナコを連れ去ります。 ボンベロはカナコの想像力の無さを責めます。 そこへ、キッドたちの個室から叫び声が。 駆けつけると、キッドが笑いながらブロの仲間を惨殺しているところでした。 ボンベロが彼を止め、死体の片づけをするよう命じます。 ボンベロによると、キッドは実は大人で、ホルモン注射や全身整形で子どもの姿になっているとのこと。 ある日、店を取り仕切っている組織の幹部・コフィ(奥田瑛二)から電話がかかってきます。 組織を継ぐには、デルモニコがしていたボスの証となる指輪が必要ですが、指輪は盗まれたのか、紛失していました。 以来、組織の実権はトップ2の座にいたコフィが握っています。 一方幹部内では、デルモニコの死の真相をマテバが疑い、コフィを問い詰めますが、何者かに殺害されてしまいます。 ダイナーには、珍しくボンベロの笑い声が響きます。 入院していた相棒・ブルドッグ犬の菊千代が帰って来たのです。 買い出しのためボンベロは店を出ますが、その間も菊千代がカナコの言動を見張ります。 C 2019 映画「Diner ダイナー」製作委員会 店の電話が鳴り受話器を取るカナコ。 キッドが来るから待たせておけというボンベロの声が聞こえます。 しばらくするとキッドが来店しますが、そこで再びボンベロから入電が。 ボンベロはキッドの来店のことも知らず電話もかけていないと言います。 キッドは声帯模写が特技で、最初の電話はボンベロを真似たキッドの仕業だったのです。 カナコを殺そうと襲ってきたキッドの頭に、菊千代が噛みつきました。 店に帰って来たボンベロが菊千代を止めて、キッドを追い払います。 カナコの目の前に、様々な食材がふんだんに使われたハンバーガーを差し出すボンベロ。 一口食べて、その美味しさにカナコから笑みがこぼれます。 そして彼女は、誰かのために料理を作り、食べてもらいたいという夢を強く思い描いて行きます。 店に、大きな怪我を負ったスキンがやってきました。 マテバに頼まれ、デルモニコを殺害した黒幕を探っていたスキン。 ボンベロは手当てをした後、カナコにスキンの相手を任せて去ってしまいます。 いざという時はボンベロを守ってやって欲しいとカナコに頼むスキン。 そしてスキンは飴の缶をカナコに渡します。 厨房に戻ると、スキンのスフレをオーブンに入れるようボンベロに命じられました。 カナコは、スキンのスフレに隠された異物を取り除きオーブンへ。 出来上がったスフレを食べたスキンは、過去のトラウマを思い出し発狂、店内で銃を乱射します。 カナコはスキンを抱きしめてなだめようと試みますが、ボンベロがスキンを射殺。 スキンは体に付けていた自爆装置を起動しようとしていたんです。 ボンベロはカナコに店から出て行くよう命じますが、カナコは拒否。 カナコは、ダイナーに来たばかりの頃の、無責任で自分の意志が無かった少女とは変わっていました。 自分の意志と決意を持って立ち向かうカナコにボンベロは折れ、厨房での仕込みの仕事を任せ始めます。 そして、幹部の懇親会の日。 カナコはボンベロの前で、食糧庫の金庫を開けます。 隠したというのはハッタリで、気付かれないようすぐ元の場所に戻していたんです。 店に訪れるコフィ、無礼図、マリア。 コフィの口からマテバの死を知らされた無礼図とマリアは動揺しますが、懇親会は予定通り進んで行きます。 次々と出される料理たち。 しかし幹部たちの関心は、正式な組織の跡継ぎに誰が収まるのか、先代デルモニコの指輪はどこにあるのかということだけ。 無礼図は、スキンから何か情報を得ていないのかと、ボンベロを脅します。 ボンベロの右手がナイフで刺されそうになったのを見かね、カナコが声を上げ、スキンから渡された飴の缶を差し出しました。 中には、デルモニコの指輪と、「コフィ」と書かれたメモが。 デルモニコの殺害はコフィの差し金だったんです。 激昂したマリアが彼に飛びかかろうとしますが、無礼図がマリアを殺害。 組織のボスは自分ひとりで十分だと告げます。 そしてボンベロに、自分のもとで働かないかと持ちかけてきました。 ですが、デルモニコに育ててもらった恩から、ボンベロは提案を拒否。 無礼図一派とボンベロたちの殺し合いが始まりました。 C 2019 映画「Diner ダイナー」製作委員会 頑丈な扉を壊しながら、無礼図らはボンベロたちを追ってきます。 ボンベロの指示に従い、店のもので武器を作って行くカナコ。 そして、なぜか料理をするよう命ずるボンベロ。 カナコは戸惑いますが、ボンベロの熱に押されてハンバーガーを作ります。 ボンベロの作るハンバーガーを彼女なりにアレンジし、菊千代の好物である苺も添えました。 完成した直後、店に押し入って来た無礼図一派。 ボンベロはカナコを食糧庫へ続く廊下へと締め出し、菊千代とふたりで大勢の敵に対峙します。 銃相手では太刀打ちできず、倒れ込む菊千代。 ボンベロも応戦しますが、多勢に無勢です。 ガスの栓を切ってガスを充満させたのちに火を付け、敵をひるませたボンベロは、待っていたカナコとともに食糧庫へ向かいます。 食糧庫には地上へ続く排気口があり、カナコをそこから逃がそうと考えていました。 ボンベロはカナコに、銀行口座と暗証番号のメモが入ったネックレスを渡し、ともに過ごした時間が「面白かった」と伝えます。 カナコは、自分の店を開いたらボンベロの席を用意しておくと告げ、ボンベロにキスをしてから、排気口に入って行きました。 そこへやってくる無礼図。 ボンベロは、かつてスキンが身に着けていた自爆装置を爆破させました。 時は経ち、メキシコ。 町は「死者の日」のお祝いで活気づいています。 聞こえてくる荒い息遣いと、見慣れた足元。 そこには、菊千代を連れたボンベロが立っていました。 抱きついてきたカナコの背中に、ボンベロはそっと手を回しました。 映画『Diner ダイナー』の感想と評価 蜷川幸雄へのレクイエム C 2019 映画「Diner ダイナー」製作委員会 映画に必要なのは、虚構と真実のバランスです。 映画という作りものの世界を、如何に真実味を持って見せられるか。 これまでの蜷川実花監督作『さくらん』(2007)『ヘルタースケルター』(2012)は、虚構が占める割合が大きく、どこか他人ごとのような、のめり込めない印象がありました。 それが、本作では見事に化け、彼女の 極彩色でハイテンションな世界を保ったまま、観客の心の深い部分を刺激して来ます。 ボンベロは終盤、カナコにこう伝えます。 「 影から逃げずに立ち向かえ」と。 ご存知の通り、本作の監督・蜷川実花は、2016年にこの世を去った 演出家・蜷川幸雄の実娘です。 古今東西の戯曲を、大胆な演出により現代に蘇らせてきた名演出家・蜷川幸雄。 そんな父を持ちながら、自らも芸術家となった彼女のプレッシャーは想像以上に大きいものだったことでしょう。 過去作に感じられた虚構の多さは、父の影響では無い、蜷川実花だけが描けるオリジナルな世界が作りたいという気負いから生まれていたのかもしれません。 父が亡くなり、父の影に立ち向かった蜷川実花。 本作では、その 偉大な父への尊敬の念と愛情を込め、遊び尽くしています。 まず、本作はカナコが幼少期を思い出すことから始まるのですが、それは舞台の上のお芝居として表現され、舞台には紙で作られた赤い花が降ってきます。 舞台上に大量に何かを降らす、というのは蜷川幸雄の十八番の手法のひとつ。 登場人物が殺害されるときに舞い散る花びらや、 飛び交う火花、 水が降る中での魂のやり取りなども蜷川幸雄演出を想起させます。 また、小栗旬が演じたマテバは川で溺れて亡くなりますが、これは ジョン・エヴァレット・ミレーによる絵画『オフィーリア』を模しています。 オフィーリアとは、ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『ハムレット』の登場人物で、これも蜷川幸雄が幾度も演出を手掛けおり、藤原竜也がタイトルロール・ハムレットを演じたこともあります。 余談ですが、小栗旬は2019年9月に公開の蜷川実花監督作『人間失格 太宰治と3人の女たち』に太宰治役で主演するため、そちらでも川に入ります。 そして、 デルモニコとは蜷川幸雄その人です。 作中に出てくる肖像画はもちろん、回想シーンの役者(井出らっきょ)も彼に似せるという徹底ぶり。 ボンベロを演じた 藤原竜也が俳優デビューするきっかけとなったのは、蜷川幸雄演出の舞台『身毒丸』。 オーディションで蜷川幸雄に抜擢された藤原は、その後ブレイクし映像での仕事が忙しくなってからも、蜷川幸雄の舞台に何度も出演。 互いに強い絆がありました。 その藤原演じるボンベロが、デルモニコの肖像の前に立って「 俺を見つけて育ててくれたんだ」と気持ちを吐露する場面は、 虚構と真実の壁が突き破られた瞬間でした。 蜷川幸雄と縁深いキャストを使い、彼の手法を取り入れた本作は、 娘から父への盛大なレクイエムなんです。 魅力的なキャストが遊びまわる C 2019 映画「Diner ダイナー」製作委員会 豪華俳優陣の名前が連なる本作。 衣裳・メイクも味方につけ、彼らは 画面内を所狭しと遊びまわります。 原作でもファンの多い傷だらけの殺し屋・スキンは、中年男性というイメージがありましたが、 窪田正孝が演技のトーンを押さえ、カナコの理解者として魅力的な人物に仕立て上げました。 抑圧されていた分、彼の発狂シーンはあらゆる意味で爆発力を持っています。 子どもの体を持ったキッドも、CGの合成ゆえのいびつさが、彼の歪んだ人生と性格を表しており、 本郷奏多の怪演とマッチ。 前半に登場する 武田真治は、ラテン系のノリで筋肉をこれでもかと見せつけ、笑いの渦に巻き込んでくれます。 また、本作のラスボスである男装の殺し屋・ 無礼図(ブレイズ)を演じた真矢ミキの麗しさ。 真琴つばさ、沙央くらまといった宝塚スターを従え、派手な立ち回りを披露してくれます。 蜷川幸雄と宝塚。 日本の演劇界を切り拓いていったそのふたつがぶつかり合うクライマックスは必見です。 死者の日がもたらすラストの意味 C 2019 映画「Diner ダイナー」製作委員会 ベテランの俳優陣の中に放り込まれた、玉城ティナ。 彼女の初々しくも自信が無い佇まいは、本作のオオバカナコと重なり、観客の共感を呼びます。 原作のオオバカナコは30才ですが、映画化にあたり年齢をぐっと下げたことが功を奏しました。 母に捨てられたという記憶から、自分自身のことも受け入れられず、孤独なカナコ。 玉城ティナの大きな瞳が孤独も愛も全て観客に届けてくれました。 ボンベロに料理を教わるカナコは、藤原竜也に演技を教わる玉城ティナに重なって見え、ここでも虚構と真実が曖昧になり、心揺さぶられます。 原作小説『ダイナー』では、「カナコが自分の店を持って、ボンベロの来店を待っている」という描写で幕を閉じます。 ボンベロが生きているかはわからないけれど、希望を持ちながら働くカナコの姿が美しいラストです。 映画版である本作では、ボンベロと菊千代がカナコの店に訪れ、ハッピーエンドを迎えたように見えます。 ですが、その日は「 死者の日」。 日本のお盆のようなもので、 1年に1度だけ亡くなった人が帰ってくると言われている日なんです。 もしかしたら、菊千代とボンベロは、 「死者の日」だったからカナコの元に来られたのかも知れません。 まとめ C 2019 映画「Diner ダイナー」製作委員会 予告編や事前情報から、登場人物の多さについて行けるか不安な方もいることでしょう。 そんな方に朗報です。 大半のキャストは数分で退場します。 早くて数十秒というスピード感です。 そのため、役名を覚えきれなくても付いて行けます。 また、 残酷描写も激しくはありません。 直接描かれる箇所は少なく、描写は誇張されているため、笑ってしまう程。 予告編解禁時に話題になった、藤原竜也のミュージカル調の「俺はここの王だ」のセリフもばっちり使われていますのでご期待下さい。 蜷川実花監督は『人間失格 太宰治と3人の女たち』の公開も控えており、そちらもどのように原作と向き合ってくれるのか楽しみですね。 映画『Dinerダイナー』は2019年7月5日(金)全国ロードショーです。

次の