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飲まれるなって話。 酔いどれのwrwrdになります。 世界線は『無能編』と一緒になります。 個人の酔い方を最初の方に書いておきました。 それを読んでからの方が話の展開がわかりやすいかもしれません。 表紙に書いてあるのはドイツ語でgoogle先生にお願いして翻訳してもらいました。 「Trinken ist nicht getrunken, auch wenn Sie trinken. 」 酒は飲んでも、飲まれるな シャさんと大先生主体として書きたかったのに、ちょっとしか絡みがない!難しい!! そして大先生がまた倒れるっていう…ね?もうそれしか書けん……他の人書きたいのに脳みそが先にそういう妄想したから、順番が来るのがかなり後半ですわ。 ……書くとは言わないが… よろしくどうぞ• ・配役、話の内容は主の妄想です。 もちろんフィクションです。 ・誤字脱字あると思います。 ご了承を。 ご本人様方に迷惑をかける行為はしないでください。 酔わない。 兵士たちと対決してどんどん倒していってしまう。 それでも限界がくれば酔っぱらうとか暴れる前に倒れてそのまま寝る。 【しんぺい神】めっちゃ強い。 ロボロと大して変わらないががぶがぶ飲むより好きなように強いのを飲んでる。 泥酔しなくても泥酔してる人らのケツを狙いに来る。 明日二日酔いの人が来るだろうと二日酔いの薬をあらかじめ多めに用意しているという謎の優しさを出してくる。 【鬱先生】強い。 普通に飲み続けても強くて中々酔いどれない。 介護役その2。 それでも泥酔すると鬱 自虐にはしる になり本音しか言わなくなる。 【コネシマ】強い。 がどんどん飲み続け相変わらずのやかましさで泥酔してやかましさが2倍になる。 酔っぱらったシャオロンとゾムと暴れ始めるがなんの予備動作もなく唐突に寝る。 【軍曹】強い。 楽しんで飲む派、よくひとらんらんと飲んでいるが唐突に立ち上がりどっか行ってしまうので結局一人で飲んでるが、隠れ軍曹ファンが中々お目にかかれない軍曹と恐れ多くもお話しできるチャンスなので一部の兵士は上等なお酒をこの時のために隠し持っているという。 【ひとらんらん】強い。 飲むものが日本酒と度が強い物ばかり、がぶがぶ飲むよりお酒の味を楽しむ。 酔うとふらふらと農舎の方へ行って外道丸のところへ行く、次の朝見に行くと動物たちに囲まれて寝てる。 軍曹と飲むことが多い。 【グルッペン】普通。 加減して飲む。 酔うと声が高くなり関西弁に戻り段々と無言でぼーっと飲み続けるが暴れ始めたゾムたちに混ざり蛮族と化す。 顔が無表情でコワイ。 【トントン】普通。 加減して飲む。 皆が好きなだけ飲んで酔っ払うので介護役になることが多い。 でも酔うと、大笑いしながら腕力の限りを尽くして飲むのを止める奴らを投げ飛ばす。 【オスマン】普通。 外交官なので加減して飲むが、仕事じゃあないとすぐ泥酔する、ケーキばかり食べると思いきや普通に飲み始め、泥酔するとマジで男らしくなる。 めうめう言ってるけど内容が勇ましい。 唐突に脱ぎ始めるので止めなければならない。 【ゾム】普通。 泥酔すると食害が進みそれに応じて他人にバリバリ進めるので近づきたくない。 トントン辺りがよく被害にあってる。 【にいさん】弱め、自覚してるしそこまでの飲む気もない。 けどその場の空気に合わせて飲む量を変えてるので周りが泥酔すると自分も泥酔しに行く。 【シャオロン】弱い、弱いの自覚してるのにどんどん飲むからすぐ出来上がる。 黒歴史を作りやすく次の日も覚えてる。 ゾムとシッマとよく暴れる。 語彙力も溶けてるのか「おまwwwwwwだってwwwアッハッハッハッハwww」とどんなことにも笑ってる。 ホント笑ってるだけ。 [newpage] 今夜は先月まで行われていた戦争の慰労会、まあ、お疲れさま会である。 中庭に立食パーティーが出来るように長いテーブルの上には大量の料理の品々が並べられている。 お酒もその量は多く、各国から取り寄せたワイン、ウイスキー、ウォッカ、なんと極東の酒もあるとか。 今回の戦いは難攻不落の敵国に苦心しながらも我々だに大勝利を収めることができた。 大きな戦でもあったため、戦後の処理が思いのほか多く、資源の補給と相手国との講和条約、負傷者の治療にやることが山積みで労う機会もなかった。 1ヵ月たち、やっとのこと落ち着いた今のうちにやるしかないと、つい三日前に急遽決まったこの会。 我々だの兵士も急だなと思いながらも今から始まる会に頬が緩むのは致し方ないこと。 料理と、お酒と、ついでに色々作るようで、BBQのセットも置いてある。 傍らには串に刺さった肉と野菜が山のように積まれている。 もうすぐ始まるので広場には兵士と幹部達が集められ、すでににぎわっている。 時間になり総統グルッペンから演説が始まった。 「諸君!まずは先の戦争での働き、ご苦労であった!長きにわたる戦いに耐え、共に歩んでくれたこと。 大いに感謝する!中には功績をあげたもの、そして奪われてしまった重みに絶望した者もいるだろう。 だからこそ我々はその者たちのために生きて、戦い、勝ち続けねばならない!道のりは変わらず長いだろう。 演説も終わり、各人が労い、そして英気を養った。 次はお前や。 主に幹部たちのせいで。 ゾムは食べる量がいつもの倍になり人に勧める量も倍になっているし、ロボロは飲み比べの挑戦者たちを使い物にならなくしてるし、コネシマはやかましさに拍車がかかり人の話を聞いてないのか聞こえてないのか。 しかも酒を人に 無理やり 飲ませている。 兵士たちは楽しく食事をするところもあれば、ぬるま湯のように消えていく食料を持って逃げ惑う者もいる。 「カオスやわ。 」 「それな。 」 それを自分は他人ですからと傍観する、鬱先生とシャオロンがいた。 シャオロンとて特攻隊隊長の一人。 他の二人と一緒に暴れるかと思いきや、以前行われた飲み会で恥をさらしてしまったことが己を自制しているようで、ちびちびと程よく酔っている。 鬱先生は元から強いのですでにワインボトルを5本開けていても、それでも顔色が普段よりいいだけで酔っているとは言えない振る舞いだ。 「げどちゃんも珍しく酔ってるし。 もうすぐ外道丸のところに行きそうやわ。 」 「ひとらん、強いのに酔うと外道丸とこ行っちゃうもんな。 それで風邪引いたことあったよな?」 「しんぺいさんから注意されとったよ~。 真冬だったらどうすんの!って。 それからは外道丸の近くに毛布が一枚かかってるんやで。 」 「あれか!農舎の動物たちのやつかと思ってたわ。 」 二人は被害に会わないように少し離れたところにある椅子に並んで座っていた。 シャオロンがコップ使えば?と差し出したところこれがいいんだよ、と言って飲んでいたのを思い出す。 ああいうのをワビサビとかっていうのだろう。 横で軍曹と話をしているが内容までは聞き取れない。 でも二人とも笑っているのでこちらも口角が自然と上がる。 「そういえばグルちゃんは?まだ大人しいみたいやけど。 」 「えーっと。 ……あっいた!あそこ、オスマンとしんぺい神と一緒にいるわ。 」 「ホンマや。 ケツもってかれとらんか心配やわ。 」 「本音は」 「ケツ揉まれて逃げ惑う二人が見たい。 」 「行くか。 ここをカップの縁にかけて、ブランデーを少しづつかける。 零れないようにね。 」 「ほう、こんな形のティースプーンがあるのか。 」 「この飲み物専用だけどね。 これで火をつけたとき綺麗に燃えるように…」 「なんや、燃やすって。 物騒やな。 」 「わっ!びっくりした。 」 「おお、すんません。 で、何しとんの?」 グルッペン、オスマン、しんぺい神のとこに行くと燃やすやらなにやら言ってるので声をかけたが、慎重な作業でもしていたのかオスマンが異常に驚いてしまった。 一言あやまるとええよ、といつもの優しい笑顔とは違う男前な表情で質問にも答えてくれた。 「カフェロワイヤル。 ていうもの作ってるんよ。 」 「カフェろわ……なんやそれ。 」 「ロワイヤルやでシャオちゃん。 たしか珈琲に酒を浸した砂糖に火ぃつけてぶっこむ奴やろ?」 「知っていたか大先生。 オスマンが外交先で教えてくれた飲み物らしくてな、美味しそうやなと。 そこにブランデーを持ったしんぺい神が来たので作っているのだ。 」 「グルッペンが淹れた珈琲にしんぺい神持参のブランデー入れるんだから絶対うまいめう!」 「え!グルッペン珈琲入れれたん?!」 「前にも言われた気がするが、別に出来ないわけではないゾ。 皆が淹れてくれるから特に作らなかっただけや。 」 シャオロンの興味はすっかりそっちに持っていかれてしまい、当初の目的はどこへやら。 カフェロワイヤルとは、淹れたての珈琲の上でブランデーをしみこませた角砂糖に火をつけ、青い火が消えた後、珈琲に混ぜて飲むという、何ともおしゃれな飲み物である。 しんぺい神はわからないが、グルッペンとオスマンの二人は既にテンションが上がり酔っているようだ。 グルッペンは口調が砕け低い声が今は高い。 オスマンはいつも優雅に交差させている足を男らしく広げ机に肘ついている。 ハキハキとした話し方はいつもめうめう言ってるオスマンと様子が違う。 三人はまるで実験に夢中な子供とそれを見守る先生のようで微笑ましいが、三強の内二名と我々だの医療を一手に担う神だと思えば苦笑いする自分がいた。 「大先生、ライター貸してくれや。 」 「マンちゃんすっかり口調が男前や……はいよ。 」 ティースプーンの上に乗った茶色みの角砂糖を中心に青い火が灯る。 戦場で見る汚い花火より静かに灯る小さな火に癒し効果もあるようで、しんぺい神とシャオロンがキレイ、とハモる。 アルコールがとんで火も小さく消えていった。 「火消えたね。 そしたら珈琲に入れて混ぜて飲んでいいよ。 」 「うむ、ではいただきます。 」 「……うまっ!」 「お、俺も飲む!……おおおお!コレうまいな!」 ブランデーのコクと、なにより香りがいい。 アルコール分がほとんど抜けているが香りが高いせいでお酒を飲んでいるようだ。 「いいことを教えてもらったな。 」 「今度会ったときにお礼いわなきゃな。 」 これ使えるな… 「大先生、今コレ女の前でやったらモテるとか考えてるやろ。 」 「ギクゥ!!」 「バレバレやぞwww大先生がまじめな顔してる時は女のこと考えてる時や。 」 「……そんな顔出てた?」 顔にまで出したつもりはなかったが、やはり自分も酔っているらしい。 酒に、というより場の雰囲気に。 また皆といれること、酒を飲み、飯をたらふく食い、笑いあって、嗤いあって。 自分には有り余るモノ。 無意識に笑う鬱先生にシャオロンが肘で突く。 「大先生、顔がキモイで。 」 「ひどいシャオチャン!いつもお目にかかれない二人の酔っぱらいを嗤っただけやで!?」 「あん?なに見てんだゴラ。 見世物ちゃうぞ。 」 「ガン飛ばさないで!今のマンちゃん怖いねん!」 「おやおや大先生。 もしや酒が足りてないんじゃあないか?ちゃんと飲んでいるのか?人の醜態を見る余裕があるとはなあ。 ヲ?」 「グルちゃん?その手に持ってるのブランデーやで?グルちゃん?」 オスマンが鬱先生を捕まえんと腕を広げ、グルッペンが無言で片手にブランデーを持って近づいてくる。 シャオロンがざまあwwとか言ってるのが聞こえる。 「まてまてまて!まさかそれ飲ます気か?ブランデー何度あると思ってんねん!低くても40度あんぞ!?……ぐ、グルちゃん落ち着いて?ほら僕だよ?ほら僕だ。 鬱だよ。 」 「あ、大先生だ。 殺らなきゃ。 」 「字が違う!いや、そうじゃなくて!!」 じりじりと距離を取っていく鬱先生。 それを逃がすまいと挟み撃ちにしようとする二人。 だから気づかなかった。 「面白そうなことしてますねえ、大先生^^」 ゾムがウォッカ片手に上からくるなんて。 上から落ちてきたゾムは鬱先生の背後に降り立ち、羽交い絞めをして捕まえる。 へ?っと間抜けな顔で状況をつかめてない鬱先生は羽交い絞めにされた後もしばらく頭にハテナを浮かべてされるがまま。 突然やってきたゾムにグルッペン達も驚き糸目のオスマンも目を開いてる。 「ようお前ら!!楽しんでるかー!」 なんとコネシマまでやってきた。 コネシマも手にビール瓶を持っていてまだ中身は半分以上残っている。 「ちっす、シッマ。 それがな?大せんせが全然飲んどらんのや。 」 「なにい!?酒に強い大先生のことや、全然飲み足りないんとちゃうんか?!これ分けたるわ!飲めえ!!」 「うっさ!シッマうっさい!!あと瓶ごと寄こすな!」 「俺のも分けたるよ、大先生~ww」 コネシマとゾムが鬱先生に酒を飲ませる、というのは別にいいのだがやり方がやばい。 瓶ごと、そのままで。 ゾムが持っているウォッカと一緒に。 いくらアルコールに強い鬱先生と言えどチャンポンされた度数の高いものを飲まされてはひとたまりもない。 今更異常に気付いて暴れても、ゾムに筋力対抗で勝てるはずもなく、シャオロンもこれはやばいと止めようとしたが遅かった。 「まってまってまって!!!せめて少しづッぶっ!!」 ボトルの口を突っ込み、そのまま上に傾けたせいで重力に従って液体が鬱先生に注ぎ込まれていく。 大量になだれ込むそれにぶふぉッ!!と咽てもはや溺れている。 「大先生ええええ!おいやりすぎやぞお前ら!!」 「溺れちゃう!大先生溺れちゃう!!」 しんぺい神も必死に止めようとするが、鬱先生がすでに白目を向いており焦る。 そこにすぐ自分たちとは違う影が近づいてきた。 「こら、脳筋共。 やりすぎだ。 」 ゴンッゴンッ!!! 「ぐ、軍曹!」 二人の頭に重い音が落ちたと思ったら、軍曹が拳骨をかましていた。 ゾムとコネシマは突然来た激痛に頭を抱えてうずくまっている。 拘束を逃れた鬱先生だが倒れそうになるところをシャオロンとしんぺい神が受け止める。 息をするため強く咳込む背中を擦ってあげるが顔は俯いたままでよく見えない。 「~~~っ!!ぐ、ぐんそ……ひとらんと、いたはずじゃあ…ッ」 「ひとらんらんは今さっきフラフラしながら行ってしまった。 どうせ農舎に向かったんだろう。 ふと見ればお前らが馬鹿をしているから来たんだ。 」 「ただ……ッ酒、飲ませてたっ…だけやん!」 「…どうやら自分がしたことを理解していないようだな。 こっちにこい。 」 もう一度ずつ、拳骨をくらい二人は完全に沈黙した。 軍曹に捕まるとは、自業自得とはいえ心の中で南無三と唱えた。 二人の首根っこを掴み引きずるように建物の中へ消えていく軍曹がこちらに振り向き、 「酔っぱらったそいつは面倒くさいぞ。 だが今回は被害者だからな、介護してやってくれ。 」 「どう、めんどくさいんや?」 「その名に相応しい態度になる。 」 明確に教えてくれないまま行ってしまった。 その名に相応しくなる?嵐のような出来事にオスマンは若干置いてけぼりをくらったようだ。 先ほどからしんぺい神たちが鬱先生の名前を呼ぶが返答がない。 急性アルコール中毒なんてものになったら大変だ。 「大先生、大丈夫か?」 「鬱。 聞こえるか?吐きそうか?」 「、お、あ…?」 頭をゆらゆら動かしながら上を向いたその顔は酔っぱらいのそれ。 あれだけの酒を一気飲みしたらそりゃあ鬱先生でもこうなるか。 「………ぐる、ちゃん?」 「お、おう。 なんや。 吐くか?」 「ぐるちゃん…… ……………かっこええなあ」 「…は?」 急になにを言ってるんだコイツは、という顔で皆の顔を見回すがこっちだって聞きたい。 「ぐるちゃんって、イケメンやろ?それに頭もええ。 ほんきで勝ちにいくさくせん考えるのもぉ、人ひきつけるそのカリスマもぉ…ヒックッ、せやから皆ついてきてんやなあ。 ぐるちゃんについて行きたい!ってここにおる、全員おもってんねんでえ?」 「あ、あのー大先生?」 「しんぺいさんもなあ、ケツねらってくんのは、ヤメテほしいんやけど……無理してないかちゃ~んとみててくれてるし、ケガしてもちゃ~んと治してくれるゥ…ンン…ほんま神さまみたいにええ人やわ」 「えっあ、ありがとう…?」 「ぼく、まんちゃんみたいに、頭のかいてんはやくないから、がいこう、うまくいかへんもん。 それで前がばって怒られて……ぼく、使えんやつや…」 「そんなことっ」 「シャオちゃッ!しゃおちゃんも!不人気、不人気いうてるけど、しゃおちゃんのたんじょびプレゼント。 あれ部下のみんにゃが考えてくれたんやでえ!」 「えっ」 「ぼくらからとは違うやつで……ヒックッ…最初シャオちゃんの部下がきて、『隊長になにあげたら喜びますか?』って聞きにきたんや。 そのあとゾムとかしっまのとこの部下もきてな?『何がいいか知ってますか?』って僕のとこ、きたんやで?不人気どころか、モテモテやねん!ホントのところ」 あとこれ、じつは内緒なんやけどね~。 急にべらべらと話した内容は、仲間をこれでもかと褒めてくるものだった。 唐突なデレと鬱先生から褒められているというよくわからない状況に、どう反応していいものか言いあぐねいていた。 あとシャオロンには内緒にしておくはずの秘密まで暴露されてしまい、聞かされたシャオロンは口をあけたまま周りを見渡し、ホンマか?と問うてきた。 「ぐっ、ほ、ホントのことや。 シャオロンの誕生日何がいいかって、幹部全員に聞きまわってたみたいなんけど俺らより大先生の方が知ってそうやから、大先生に聞いたら?って…」 「そしたら大先生のところに大量の兵士が押し寄せていてな。 本人が気づいていないだけ。 真実をしったシャオロンは酔った顔をさらに真っ赤にしてうずくまってしまった。 「でもな、ぼくは、違うんや」 話は終わっていないと、鬱先生が口を開く。 どうやら幼馴染のグルッペンですら知らなかったようで、何度も死にたいと言っている鬱先生に眉間にしわを寄せている。 元から鬱先生は自己評価が恐ろしく低い。 褒めてほしいくせに褒められたら、そんなことはないと突っぱねてしまう矛盾した男だ。 鬱状態の先生は…というより酔ったせいでそれが表にはっきり出てきてしまうようで、虚ろの目は自分を否定するばかり。 「ぼく、みんあみたいにぃ、ゆうのう、やないから捨てられても………すて、られても、なんも、言え……ッ」 いつの間にかしゃっくりは涙によるものに変わり、ボロボロと涙を流す鬱先生は小さく 「すてられたくない…」 と呟いた。 なんとも矛盾している。 確かにこれは介護が必要だ。 「ぐるちゃんの、横にも、たつことはゆ、許されへん。 がばって、めいわくかけたくないねん……ぼく、我々だには、ふさわしくない……要らんやつ 「大先生!!」 シャオロンが肩を掴みかかり、自分に視線が行くようにする。 衝撃に驚いて黄色の目が合う。 ぐるぐる回る目から涙は止まらない。 「…確かに、お前はよくガバるし、書類もまともに出さへんし、エイムも酷いし、クズな性格は今後も絶対治らんだろう。 」 グルッペン本人に言われたことが余程応えたのか涙を倍に流し、俯こうとする。 だがそれをさせないため肩を強く掴む。 「だが、お前のことを要らないだなんて思ったことは一度もない。 オスマンの交渉術も、シャオロンたちの力技も、しんぺい神の神の腕もない。 そしてそれはこちらからも言えることや。 」 「どういう…」 「お前はトン氏でもし、俺でもない。 鬱には鬱にしか出来んことがある。 特にその記憶力とハッキング。 ロボロでさえもお前のような情報量をしっかり押さえてくることは出来ん。 」 「う、うそやァ」 「ほう、ならばお前は総統である俺を嘘つき呼ばわりしたいということやな。 」 「ちがっ…!ぐるちゃんは」 「ならば俺達が言いたいことはわかるな?俺らには、お前が必要だ。 」 これ以上言わせるな。 頭に手を乗せ子どものようにあやす。 涙は相変わらず流したまま、うんっうん、ごめんなさいと、まさに子どものようだ。 するとすぐ鬱先生の体が横に傾く。 とっさに支えたが、どうやら限界が来たようだ。 「シャオロン、すまんが部屋にぶっこんでいてくれ。 」 「お、おう。 任せとけや。 」 「僕も付いてくね。 寝る前に水飲ませなきゃ。 脱水になっちゃう。 」 シャオロンとしんぺい神に鬱先生を任せ、椅子に座り一息つく。 オスマンも向かいに座るが、なぜかニヤニヤしながらこちらに視線を寄こす。 「…なんや。 」 「いやあ?相変わらず、大先生に甘いなあと思って。 」 「…そうでもないゾ?感情を100%表に出さない奴は俺が会ってきた中で鬱ぐらいだ。 甘えたいくせに甘えない、褒めてほしいのに褒められたくない。 怒りたくても俺ら相手だとすぐ引き下がる。 …それに逆や、オスマン。 」 「逆?」 「なんだかんだ、あいつを甘やかすのが一番大変なんや。 あいつ自身が受け取らないから。 」 「……なるほどね。 」 オスマンも一息つくためまだ残っているカフェロワイヤルに口をつけるも、すっかり冷めきっていた。 後日、鬱先生が目を腫らした状態で総統室にやってきた。 昨日のことはゾムとコネシマに酒を飲まされたとこまでは覚えているらしい。 覚えてない本人に言ったところですぐに治るとは思ってないが、たまには誰かと話せよ、とだけ伝えた。 ゾムとコネシマが総統室にやってくるなり鬱先生に滅茶苦茶謝っていた。 あの飲ませ方が危なかったのは事実なのだから。 あと、軍曹にこってり絞られたらしくしばらく大人しくしていた。 鬱先生はホンマやで!と怒鳴りつつもやっぱり本気で怒ってはいなかった。 [newpage] おまけっていうよりまた違う日の話、セリフ多めッス 真夜中になる少し前。 小腹がすく時間にグルッペンは軽食を取りに食堂に訪れた。 「サンドイッチでもあれば…」 「大先生!!危ないって!!」 「いったん落ち着こ?な!?」 騒ぎを聞きつけ来て見れば、そこには手に包丁を持ち己に刺そうとする大先生とそれを必死に止めるコネシマとゾムがいた。 「なにをしとるんじゃお前らあ!」 「グルッペン!?誰でもええわ、大先生止めてくれ!」 「酒飲んでたら急に自殺しようとしとんねんコイツ!!しかも地味に強い!」 「酒だと…、…っ!まさか泥酔するまで飲ませたんじゃあないだろうな。 」 自分も加わり何とか大先生から包丁を取り上げた。 包丁を奪いに来るかと距離を取るが特に執着があるわけでもないようで、抵抗もせずコネシマに羽交い絞めされたまま呪文のように、死にたいと言い続けている。 「はあ、はあ…大先生がどこまで酒強いか賭けて、どっちも外したら大先生に今度何かおごるってことで本人に飲んでもらったんよ…。 」 「ウイスキーをロックで10杯飲ましたりな。 」 「20杯目あたりから完全に酔い始めて、急に立ちあがって便所かと思ったら躊躇なく包丁持ち出して自分に刺そうとしてん。 びっくりしたわ!」 「お前ら、軍曹から聞いてないのか?」 「軍曹?なんで軍曹の名前が出てくんねん。 」 あいつ、話してないのかよ!しかも毎回こうなるのかよ!取りあえず大先生を椅子に座らせ水を飲ませ続けた。 その間に二人に説明をした。 自分は何の価値もないと言い、最終的に死のうとする。 」 「めんどくせっ!泣き上戸とか笑い上戸とかなら分かるけど、なんでこんなんになってしまうんや?」 「大先生は意外と溜め込むタイプだからな。 酔うとタガが外れてあんなになってしまうんのだろう。 」 「感情が爆発するってこと?…なんで先に言ってくれなかったんやコイツ。 」 「酔ったときの記憶はないらしいゾ。 」 「マジか」 「…ぐるちゃん?」 「大先生。 少しは落ち着いたか?」 「ぐうちゃん、きいてくれ。 ゾムな、かっこええねん」 「「は?」」 「あっ 察し 」 「前にゾムが敵さんとこいっててな、最小かめらつけさせてもらったんや。 」 「ん?ああ、敵国に暗殺しに行った時のか?新作の実験としてカメラつけさせて欲しい言われたから付けて行ったことあったな。 」 「そんときのな、ぞむの、エイム、めっちゃかっこよかってん。 気づかれてどんどん敵きてんのに、へっどショットできめてくんよ。 身がるでえ、しゃんでりあ、からしゃんでりあへ、どんどんとびのってくの。 」 ぞむ、かっこええねん、と自分のように自慢する大先生は死にたいと言っていた時の陰鬱は顔ではなく無邪気な笑顔でなんどもかっこいいと言い放つ。 言われた本人は「ちょいっやめえや。 急に素で褒めんな」と照れてるのか嫌っがているのかよくわからない顔をしている。 「しっまもな?おれが、たばこのらいたー切らしたとき、「んっ」って、さりげな~く寄こしてきてん。 イケメンやから絶対モテんねんなこれ。 おれやったらこうはいかん!あと、この太陽みたいな、あかるさ!やかましいねんけど、見てるだけでこっちもテンションあがってくるんや。 ほんまもんの太陽やでえ~。 あとな~…」 「だい、大先生!!もうええ!もう黙って!!?」 コネシマももうやめてほしくて口をふさぐ。 もごもご何か聞こえるがまだ、まだ何か言うつもりなのか。 」 「…めっちゃめんどくさいいい!!」 「こっちが恥ずかしい思いする上にめんどくさい!」 「それな。 では大先生。 」 「んン~?」 「おやすみ」 大先生に手刀で首に衝撃を与え、気絶させる。 あへっと汚い喘ぎ声をだし目を閉じた。 「溜め込んでるものを吐き出させるのはいいのだが、この方法は我々にも被害が及ぶ。 以後無暗に大先生を酔わせない事、わかったな?」 「身をもって理解シマシタ。 」 「うっす。 もうやらないッス。 」 次の日、大先生は頭を抱えながらやってきた。 流石にウイスキー20杯も飲めば二日酔いもするか。 でも、相変わらず昨日の事は覚えていなかった。 [newpage] あとがきっぽいやつ ウイスキー20杯飲める奴いるんすかねえ… 俺も日本酒好きなんでそこそこ逝けますけど、最高9杯が限界ですわ。 今回はトン氏が一回も出てきませんでしたが、ちゃんと介護してました 出荷よ~ お開きになり片付けていく中、グルッペンやオスマンを運んだり、ひとらんがちゃんと布団かぶっているかの確認など……シャオさんは泥酔するまで飲まれなかったので今回は珍しく介護役に周り、トン氏のお手伝いしてました。 エミさんは大笑いし、運搬されました。 ロボロンゴは自分が倒した屍どもを置いて自分で部屋に帰り即堕ちしまた。 にいさんは、幹部の半分以下が泥酔してたのでそれぐらい酔っぱらってました。 なので自分で自室に戻りちゃんと身支度して寝ることができました。

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恋愛の主役は我々だ!【W/r/W/r/d】【BL】【軍パロ】

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飲まれるなって話。 酔いどれのwrwrdになります。 世界線は『無能編』と一緒になります。 個人の酔い方を最初の方に書いておきました。 それを読んでからの方が話の展開がわかりやすいかもしれません。 表紙に書いてあるのはドイツ語でgoogle先生にお願いして翻訳してもらいました。 「Trinken ist nicht getrunken, auch wenn Sie trinken. 」 酒は飲んでも、飲まれるな シャさんと大先生主体として書きたかったのに、ちょっとしか絡みがない!難しい!! そして大先生がまた倒れるっていう…ね?もうそれしか書けん……他の人書きたいのに脳みそが先にそういう妄想したから、順番が来るのがかなり後半ですわ。 ……書くとは言わないが… よろしくどうぞ• ・配役、話の内容は主の妄想です。 もちろんフィクションです。 ・誤字脱字あると思います。 ご了承を。 ご本人様方に迷惑をかける行為はしないでください。 酔わない。 兵士たちと対決してどんどん倒していってしまう。 それでも限界がくれば酔っぱらうとか暴れる前に倒れてそのまま寝る。 【しんぺい神】めっちゃ強い。 ロボロと大して変わらないががぶがぶ飲むより好きなように強いのを飲んでる。 泥酔しなくても泥酔してる人らのケツを狙いに来る。 明日二日酔いの人が来るだろうと二日酔いの薬をあらかじめ多めに用意しているという謎の優しさを出してくる。 【鬱先生】強い。 普通に飲み続けても強くて中々酔いどれない。 介護役その2。 それでも泥酔すると鬱 自虐にはしる になり本音しか言わなくなる。 【コネシマ】強い。 がどんどん飲み続け相変わらずのやかましさで泥酔してやかましさが2倍になる。 酔っぱらったシャオロンとゾムと暴れ始めるがなんの予備動作もなく唐突に寝る。 【軍曹】強い。 楽しんで飲む派、よくひとらんらんと飲んでいるが唐突に立ち上がりどっか行ってしまうので結局一人で飲んでるが、隠れ軍曹ファンが中々お目にかかれない軍曹と恐れ多くもお話しできるチャンスなので一部の兵士は上等なお酒をこの時のために隠し持っているという。 【ひとらんらん】強い。 飲むものが日本酒と度が強い物ばかり、がぶがぶ飲むよりお酒の味を楽しむ。 酔うとふらふらと農舎の方へ行って外道丸のところへ行く、次の朝見に行くと動物たちに囲まれて寝てる。 軍曹と飲むことが多い。 【グルッペン】普通。 加減して飲む。 酔うと声が高くなり関西弁に戻り段々と無言でぼーっと飲み続けるが暴れ始めたゾムたちに混ざり蛮族と化す。 顔が無表情でコワイ。 【トントン】普通。 加減して飲む。 皆が好きなだけ飲んで酔っ払うので介護役になることが多い。 でも酔うと、大笑いしながら腕力の限りを尽くして飲むのを止める奴らを投げ飛ばす。 【オスマン】普通。 外交官なので加減して飲むが、仕事じゃあないとすぐ泥酔する、ケーキばかり食べると思いきや普通に飲み始め、泥酔するとマジで男らしくなる。 めうめう言ってるけど内容が勇ましい。 唐突に脱ぎ始めるので止めなければならない。 【ゾム】普通。 泥酔すると食害が進みそれに応じて他人にバリバリ進めるので近づきたくない。 トントン辺りがよく被害にあってる。 【にいさん】弱め、自覚してるしそこまでの飲む気もない。 けどその場の空気に合わせて飲む量を変えてるので周りが泥酔すると自分も泥酔しに行く。 【シャオロン】弱い、弱いの自覚してるのにどんどん飲むからすぐ出来上がる。 黒歴史を作りやすく次の日も覚えてる。 ゾムとシッマとよく暴れる。 語彙力も溶けてるのか「おまwwwwwwだってwwwアッハッハッハッハwww」とどんなことにも笑ってる。 ホント笑ってるだけ。 [newpage] 今夜は先月まで行われていた戦争の慰労会、まあ、お疲れさま会である。 中庭に立食パーティーが出来るように長いテーブルの上には大量の料理の品々が並べられている。 お酒もその量は多く、各国から取り寄せたワイン、ウイスキー、ウォッカ、なんと極東の酒もあるとか。 今回の戦いは難攻不落の敵国に苦心しながらも我々だに大勝利を収めることができた。 大きな戦でもあったため、戦後の処理が思いのほか多く、資源の補給と相手国との講和条約、負傷者の治療にやることが山積みで労う機会もなかった。 1ヵ月たち、やっとのこと落ち着いた今のうちにやるしかないと、つい三日前に急遽決まったこの会。 我々だの兵士も急だなと思いながらも今から始まる会に頬が緩むのは致し方ないこと。 料理と、お酒と、ついでに色々作るようで、BBQのセットも置いてある。 傍らには串に刺さった肉と野菜が山のように積まれている。 もうすぐ始まるので広場には兵士と幹部達が集められ、すでににぎわっている。 時間になり総統グルッペンから演説が始まった。 「諸君!まずは先の戦争での働き、ご苦労であった!長きにわたる戦いに耐え、共に歩んでくれたこと。 大いに感謝する!中には功績をあげたもの、そして奪われてしまった重みに絶望した者もいるだろう。 だからこそ我々はその者たちのために生きて、戦い、勝ち続けねばならない!道のりは変わらず長いだろう。 演説も終わり、各人が労い、そして英気を養った。 次はお前や。 主に幹部たちのせいで。 ゾムは食べる量がいつもの倍になり人に勧める量も倍になっているし、ロボロは飲み比べの挑戦者たちを使い物にならなくしてるし、コネシマはやかましさに拍車がかかり人の話を聞いてないのか聞こえてないのか。 しかも酒を人に 無理やり 飲ませている。 兵士たちは楽しく食事をするところもあれば、ぬるま湯のように消えていく食料を持って逃げ惑う者もいる。 「カオスやわ。 」 「それな。 」 それを自分は他人ですからと傍観する、鬱先生とシャオロンがいた。 シャオロンとて特攻隊隊長の一人。 他の二人と一緒に暴れるかと思いきや、以前行われた飲み会で恥をさらしてしまったことが己を自制しているようで、ちびちびと程よく酔っている。 鬱先生は元から強いのですでにワインボトルを5本開けていても、それでも顔色が普段よりいいだけで酔っているとは言えない振る舞いだ。 「げどちゃんも珍しく酔ってるし。 もうすぐ外道丸のところに行きそうやわ。 」 「ひとらん、強いのに酔うと外道丸とこ行っちゃうもんな。 それで風邪引いたことあったよな?」 「しんぺいさんから注意されとったよ~。 真冬だったらどうすんの!って。 それからは外道丸の近くに毛布が一枚かかってるんやで。 」 「あれか!農舎の動物たちのやつかと思ってたわ。 」 二人は被害に会わないように少し離れたところにある椅子に並んで座っていた。 シャオロンがコップ使えば?と差し出したところこれがいいんだよ、と言って飲んでいたのを思い出す。 ああいうのをワビサビとかっていうのだろう。 横で軍曹と話をしているが内容までは聞き取れない。 でも二人とも笑っているのでこちらも口角が自然と上がる。 「そういえばグルちゃんは?まだ大人しいみたいやけど。 」 「えーっと。 ……あっいた!あそこ、オスマンとしんぺい神と一緒にいるわ。 」 「ホンマや。 ケツもってかれとらんか心配やわ。 」 「本音は」 「ケツ揉まれて逃げ惑う二人が見たい。 」 「行くか。 ここをカップの縁にかけて、ブランデーを少しづつかける。 零れないようにね。 」 「ほう、こんな形のティースプーンがあるのか。 」 「この飲み物専用だけどね。 これで火をつけたとき綺麗に燃えるように…」 「なんや、燃やすって。 物騒やな。 」 「わっ!びっくりした。 」 「おお、すんません。 で、何しとんの?」 グルッペン、オスマン、しんぺい神のとこに行くと燃やすやらなにやら言ってるので声をかけたが、慎重な作業でもしていたのかオスマンが異常に驚いてしまった。 一言あやまるとええよ、といつもの優しい笑顔とは違う男前な表情で質問にも答えてくれた。 「カフェロワイヤル。 ていうもの作ってるんよ。 」 「カフェろわ……なんやそれ。 」 「ロワイヤルやでシャオちゃん。 たしか珈琲に酒を浸した砂糖に火ぃつけてぶっこむ奴やろ?」 「知っていたか大先生。 オスマンが外交先で教えてくれた飲み物らしくてな、美味しそうやなと。 そこにブランデーを持ったしんぺい神が来たので作っているのだ。 」 「グルッペンが淹れた珈琲にしんぺい神持参のブランデー入れるんだから絶対うまいめう!」 「え!グルッペン珈琲入れれたん?!」 「前にも言われた気がするが、別に出来ないわけではないゾ。 皆が淹れてくれるから特に作らなかっただけや。 」 シャオロンの興味はすっかりそっちに持っていかれてしまい、当初の目的はどこへやら。 カフェロワイヤルとは、淹れたての珈琲の上でブランデーをしみこませた角砂糖に火をつけ、青い火が消えた後、珈琲に混ぜて飲むという、何ともおしゃれな飲み物である。 しんぺい神はわからないが、グルッペンとオスマンの二人は既にテンションが上がり酔っているようだ。 グルッペンは口調が砕け低い声が今は高い。 オスマンはいつも優雅に交差させている足を男らしく広げ机に肘ついている。 ハキハキとした話し方はいつもめうめう言ってるオスマンと様子が違う。 三人はまるで実験に夢中な子供とそれを見守る先生のようで微笑ましいが、三強の内二名と我々だの医療を一手に担う神だと思えば苦笑いする自分がいた。 「大先生、ライター貸してくれや。 」 「マンちゃんすっかり口調が男前や……はいよ。 」 ティースプーンの上に乗った茶色みの角砂糖を中心に青い火が灯る。 戦場で見る汚い花火より静かに灯る小さな火に癒し効果もあるようで、しんぺい神とシャオロンがキレイ、とハモる。 アルコールがとんで火も小さく消えていった。 「火消えたね。 そしたら珈琲に入れて混ぜて飲んでいいよ。 」 「うむ、ではいただきます。 」 「……うまっ!」 「お、俺も飲む!……おおおお!コレうまいな!」 ブランデーのコクと、なにより香りがいい。 アルコール分がほとんど抜けているが香りが高いせいでお酒を飲んでいるようだ。 「いいことを教えてもらったな。 」 「今度会ったときにお礼いわなきゃな。 」 これ使えるな… 「大先生、今コレ女の前でやったらモテるとか考えてるやろ。 」 「ギクゥ!!」 「バレバレやぞwww大先生がまじめな顔してる時は女のこと考えてる時や。 」 「……そんな顔出てた?」 顔にまで出したつもりはなかったが、やはり自分も酔っているらしい。 酒に、というより場の雰囲気に。 また皆といれること、酒を飲み、飯をたらふく食い、笑いあって、嗤いあって。 自分には有り余るモノ。 無意識に笑う鬱先生にシャオロンが肘で突く。 「大先生、顔がキモイで。 」 「ひどいシャオチャン!いつもお目にかかれない二人の酔っぱらいを嗤っただけやで!?」 「あん?なに見てんだゴラ。 見世物ちゃうぞ。 」 「ガン飛ばさないで!今のマンちゃん怖いねん!」 「おやおや大先生。 もしや酒が足りてないんじゃあないか?ちゃんと飲んでいるのか?人の醜態を見る余裕があるとはなあ。 ヲ?」 「グルちゃん?その手に持ってるのブランデーやで?グルちゃん?」 オスマンが鬱先生を捕まえんと腕を広げ、グルッペンが無言で片手にブランデーを持って近づいてくる。 シャオロンがざまあwwとか言ってるのが聞こえる。 「まてまてまて!まさかそれ飲ます気か?ブランデー何度あると思ってんねん!低くても40度あんぞ!?……ぐ、グルちゃん落ち着いて?ほら僕だよ?ほら僕だ。 鬱だよ。 」 「あ、大先生だ。 殺らなきゃ。 」 「字が違う!いや、そうじゃなくて!!」 じりじりと距離を取っていく鬱先生。 それを逃がすまいと挟み撃ちにしようとする二人。 だから気づかなかった。 「面白そうなことしてますねえ、大先生^^」 ゾムがウォッカ片手に上からくるなんて。 上から落ちてきたゾムは鬱先生の背後に降り立ち、羽交い絞めをして捕まえる。 へ?っと間抜けな顔で状況をつかめてない鬱先生は羽交い絞めにされた後もしばらく頭にハテナを浮かべてされるがまま。 突然やってきたゾムにグルッペン達も驚き糸目のオスマンも目を開いてる。 「ようお前ら!!楽しんでるかー!」 なんとコネシマまでやってきた。 コネシマも手にビール瓶を持っていてまだ中身は半分以上残っている。 「ちっす、シッマ。 それがな?大せんせが全然飲んどらんのや。 」 「なにい!?酒に強い大先生のことや、全然飲み足りないんとちゃうんか?!これ分けたるわ!飲めえ!!」 「うっさ!シッマうっさい!!あと瓶ごと寄こすな!」 「俺のも分けたるよ、大先生~ww」 コネシマとゾムが鬱先生に酒を飲ませる、というのは別にいいのだがやり方がやばい。 瓶ごと、そのままで。 ゾムが持っているウォッカと一緒に。 いくらアルコールに強い鬱先生と言えどチャンポンされた度数の高いものを飲まされてはひとたまりもない。 今更異常に気付いて暴れても、ゾムに筋力対抗で勝てるはずもなく、シャオロンもこれはやばいと止めようとしたが遅かった。 「まってまってまって!!!せめて少しづッぶっ!!」 ボトルの口を突っ込み、そのまま上に傾けたせいで重力に従って液体が鬱先生に注ぎ込まれていく。 大量になだれ込むそれにぶふぉッ!!と咽てもはや溺れている。 「大先生ええええ!おいやりすぎやぞお前ら!!」 「溺れちゃう!大先生溺れちゃう!!」 しんぺい神も必死に止めようとするが、鬱先生がすでに白目を向いており焦る。 そこにすぐ自分たちとは違う影が近づいてきた。 「こら、脳筋共。 やりすぎだ。 」 ゴンッゴンッ!!! 「ぐ、軍曹!」 二人の頭に重い音が落ちたと思ったら、軍曹が拳骨をかましていた。 ゾムとコネシマは突然来た激痛に頭を抱えてうずくまっている。 拘束を逃れた鬱先生だが倒れそうになるところをシャオロンとしんぺい神が受け止める。 息をするため強く咳込む背中を擦ってあげるが顔は俯いたままでよく見えない。 「~~~っ!!ぐ、ぐんそ……ひとらんと、いたはずじゃあ…ッ」 「ひとらんらんは今さっきフラフラしながら行ってしまった。 どうせ農舎に向かったんだろう。 ふと見ればお前らが馬鹿をしているから来たんだ。 」 「ただ……ッ酒、飲ませてたっ…だけやん!」 「…どうやら自分がしたことを理解していないようだな。 こっちにこい。 」 もう一度ずつ、拳骨をくらい二人は完全に沈黙した。 軍曹に捕まるとは、自業自得とはいえ心の中で南無三と唱えた。 二人の首根っこを掴み引きずるように建物の中へ消えていく軍曹がこちらに振り向き、 「酔っぱらったそいつは面倒くさいぞ。 だが今回は被害者だからな、介護してやってくれ。 」 「どう、めんどくさいんや?」 「その名に相応しい態度になる。 」 明確に教えてくれないまま行ってしまった。 その名に相応しくなる?嵐のような出来事にオスマンは若干置いてけぼりをくらったようだ。 先ほどからしんぺい神たちが鬱先生の名前を呼ぶが返答がない。 急性アルコール中毒なんてものになったら大変だ。 「大先生、大丈夫か?」 「鬱。 聞こえるか?吐きそうか?」 「、お、あ…?」 頭をゆらゆら動かしながら上を向いたその顔は酔っぱらいのそれ。 あれだけの酒を一気飲みしたらそりゃあ鬱先生でもこうなるか。 「………ぐる、ちゃん?」 「お、おう。 なんや。 吐くか?」 「ぐるちゃん…… ……………かっこええなあ」 「…は?」 急になにを言ってるんだコイツは、という顔で皆の顔を見回すがこっちだって聞きたい。 「ぐるちゃんって、イケメンやろ?それに頭もええ。 ほんきで勝ちにいくさくせん考えるのもぉ、人ひきつけるそのカリスマもぉ…ヒックッ、せやから皆ついてきてんやなあ。 ぐるちゃんについて行きたい!ってここにおる、全員おもってんねんでえ?」 「あ、あのー大先生?」 「しんぺいさんもなあ、ケツねらってくんのは、ヤメテほしいんやけど……無理してないかちゃ~んとみててくれてるし、ケガしてもちゃ~んと治してくれるゥ…ンン…ほんま神さまみたいにええ人やわ」 「えっあ、ありがとう…?」 「ぼく、まんちゃんみたいに、頭のかいてんはやくないから、がいこう、うまくいかへんもん。 それで前がばって怒られて……ぼく、使えんやつや…」 「そんなことっ」 「シャオちゃッ!しゃおちゃんも!不人気、不人気いうてるけど、しゃおちゃんのたんじょびプレゼント。 あれ部下のみんにゃが考えてくれたんやでえ!」 「えっ」 「ぼくらからとは違うやつで……ヒックッ…最初シャオちゃんの部下がきて、『隊長になにあげたら喜びますか?』って聞きにきたんや。 そのあとゾムとかしっまのとこの部下もきてな?『何がいいか知ってますか?』って僕のとこ、きたんやで?不人気どころか、モテモテやねん!ホントのところ」 あとこれ、じつは内緒なんやけどね~。 急にべらべらと話した内容は、仲間をこれでもかと褒めてくるものだった。 唐突なデレと鬱先生から褒められているというよくわからない状況に、どう反応していいものか言いあぐねいていた。 あとシャオロンには内緒にしておくはずの秘密まで暴露されてしまい、聞かされたシャオロンは口をあけたまま周りを見渡し、ホンマか?と問うてきた。 「ぐっ、ほ、ホントのことや。 シャオロンの誕生日何がいいかって、幹部全員に聞きまわってたみたいなんけど俺らより大先生の方が知ってそうやから、大先生に聞いたら?って…」 「そしたら大先生のところに大量の兵士が押し寄せていてな。 本人が気づいていないだけ。 真実をしったシャオロンは酔った顔をさらに真っ赤にしてうずくまってしまった。 「でもな、ぼくは、違うんや」 話は終わっていないと、鬱先生が口を開く。 どうやら幼馴染のグルッペンですら知らなかったようで、何度も死にたいと言っている鬱先生に眉間にしわを寄せている。 元から鬱先生は自己評価が恐ろしく低い。 褒めてほしいくせに褒められたら、そんなことはないと突っぱねてしまう矛盾した男だ。 鬱状態の先生は…というより酔ったせいでそれが表にはっきり出てきてしまうようで、虚ろの目は自分を否定するばかり。 「ぼく、みんあみたいにぃ、ゆうのう、やないから捨てられても………すて、られても、なんも、言え……ッ」 いつの間にかしゃっくりは涙によるものに変わり、ボロボロと涙を流す鬱先生は小さく 「すてられたくない…」 と呟いた。 なんとも矛盾している。 確かにこれは介護が必要だ。 「ぐるちゃんの、横にも、たつことはゆ、許されへん。 がばって、めいわくかけたくないねん……ぼく、我々だには、ふさわしくない……要らんやつ 「大先生!!」 シャオロンが肩を掴みかかり、自分に視線が行くようにする。 衝撃に驚いて黄色の目が合う。 ぐるぐる回る目から涙は止まらない。 「…確かに、お前はよくガバるし、書類もまともに出さへんし、エイムも酷いし、クズな性格は今後も絶対治らんだろう。 」 グルッペン本人に言われたことが余程応えたのか涙を倍に流し、俯こうとする。 だがそれをさせないため肩を強く掴む。 「だが、お前のことを要らないだなんて思ったことは一度もない。 オスマンの交渉術も、シャオロンたちの力技も、しんぺい神の神の腕もない。 そしてそれはこちらからも言えることや。 」 「どういう…」 「お前はトン氏でもし、俺でもない。 鬱には鬱にしか出来んことがある。 特にその記憶力とハッキング。 ロボロでさえもお前のような情報量をしっかり押さえてくることは出来ん。 」 「う、うそやァ」 「ほう、ならばお前は総統である俺を嘘つき呼ばわりしたいということやな。 」 「ちがっ…!ぐるちゃんは」 「ならば俺達が言いたいことはわかるな?俺らには、お前が必要だ。 」 これ以上言わせるな。 頭に手を乗せ子どものようにあやす。 涙は相変わらず流したまま、うんっうん、ごめんなさいと、まさに子どものようだ。 するとすぐ鬱先生の体が横に傾く。 とっさに支えたが、どうやら限界が来たようだ。 「シャオロン、すまんが部屋にぶっこんでいてくれ。 」 「お、おう。 任せとけや。 」 「僕も付いてくね。 寝る前に水飲ませなきゃ。 脱水になっちゃう。 」 シャオロンとしんぺい神に鬱先生を任せ、椅子に座り一息つく。 オスマンも向かいに座るが、なぜかニヤニヤしながらこちらに視線を寄こす。 「…なんや。 」 「いやあ?相変わらず、大先生に甘いなあと思って。 」 「…そうでもないゾ?感情を100%表に出さない奴は俺が会ってきた中で鬱ぐらいだ。 甘えたいくせに甘えない、褒めてほしいのに褒められたくない。 怒りたくても俺ら相手だとすぐ引き下がる。 …それに逆や、オスマン。 」 「逆?」 「なんだかんだ、あいつを甘やかすのが一番大変なんや。 あいつ自身が受け取らないから。 」 「……なるほどね。 」 オスマンも一息つくためまだ残っているカフェロワイヤルに口をつけるも、すっかり冷めきっていた。 後日、鬱先生が目を腫らした状態で総統室にやってきた。 昨日のことはゾムとコネシマに酒を飲まされたとこまでは覚えているらしい。 覚えてない本人に言ったところですぐに治るとは思ってないが、たまには誰かと話せよ、とだけ伝えた。 ゾムとコネシマが総統室にやってくるなり鬱先生に滅茶苦茶謝っていた。 あの飲ませ方が危なかったのは事実なのだから。 あと、軍曹にこってり絞られたらしくしばらく大人しくしていた。 鬱先生はホンマやで!と怒鳴りつつもやっぱり本気で怒ってはいなかった。 [newpage] おまけっていうよりまた違う日の話、セリフ多めッス 真夜中になる少し前。 小腹がすく時間にグルッペンは軽食を取りに食堂に訪れた。 「サンドイッチでもあれば…」 「大先生!!危ないって!!」 「いったん落ち着こ?な!?」 騒ぎを聞きつけ来て見れば、そこには手に包丁を持ち己に刺そうとする大先生とそれを必死に止めるコネシマとゾムがいた。 「なにをしとるんじゃお前らあ!」 「グルッペン!?誰でもええわ、大先生止めてくれ!」 「酒飲んでたら急に自殺しようとしとんねんコイツ!!しかも地味に強い!」 「酒だと…、…っ!まさか泥酔するまで飲ませたんじゃあないだろうな。 」 自分も加わり何とか大先生から包丁を取り上げた。 包丁を奪いに来るかと距離を取るが特に執着があるわけでもないようで、抵抗もせずコネシマに羽交い絞めされたまま呪文のように、死にたいと言い続けている。 「はあ、はあ…大先生がどこまで酒強いか賭けて、どっちも外したら大先生に今度何かおごるってことで本人に飲んでもらったんよ…。 」 「ウイスキーをロックで10杯飲ましたりな。 」 「20杯目あたりから完全に酔い始めて、急に立ちあがって便所かと思ったら躊躇なく包丁持ち出して自分に刺そうとしてん。 びっくりしたわ!」 「お前ら、軍曹から聞いてないのか?」 「軍曹?なんで軍曹の名前が出てくんねん。 」 あいつ、話してないのかよ!しかも毎回こうなるのかよ!取りあえず大先生を椅子に座らせ水を飲ませ続けた。 その間に二人に説明をした。 自分は何の価値もないと言い、最終的に死のうとする。 」 「めんどくせっ!泣き上戸とか笑い上戸とかなら分かるけど、なんでこんなんになってしまうんや?」 「大先生は意外と溜め込むタイプだからな。 酔うとタガが外れてあんなになってしまうんのだろう。 」 「感情が爆発するってこと?…なんで先に言ってくれなかったんやコイツ。 」 「酔ったときの記憶はないらしいゾ。 」 「マジか」 「…ぐるちゃん?」 「大先生。 少しは落ち着いたか?」 「ぐうちゃん、きいてくれ。 ゾムな、かっこええねん」 「「は?」」 「あっ 察し 」 「前にゾムが敵さんとこいっててな、最小かめらつけさせてもらったんや。 」 「ん?ああ、敵国に暗殺しに行った時のか?新作の実験としてカメラつけさせて欲しい言われたから付けて行ったことあったな。 」 「そんときのな、ぞむの、エイム、めっちゃかっこよかってん。 気づかれてどんどん敵きてんのに、へっどショットできめてくんよ。 身がるでえ、しゃんでりあ、からしゃんでりあへ、どんどんとびのってくの。 」 ぞむ、かっこええねん、と自分のように自慢する大先生は死にたいと言っていた時の陰鬱は顔ではなく無邪気な笑顔でなんどもかっこいいと言い放つ。 言われた本人は「ちょいっやめえや。 急に素で褒めんな」と照れてるのか嫌っがているのかよくわからない顔をしている。 「しっまもな?おれが、たばこのらいたー切らしたとき、「んっ」って、さりげな~く寄こしてきてん。 イケメンやから絶対モテんねんなこれ。 おれやったらこうはいかん!あと、この太陽みたいな、あかるさ!やかましいねんけど、見てるだけでこっちもテンションあがってくるんや。 ほんまもんの太陽やでえ~。 あとな~…」 「だい、大先生!!もうええ!もう黙って!!?」 コネシマももうやめてほしくて口をふさぐ。 もごもご何か聞こえるがまだ、まだ何か言うつもりなのか。 」 「…めっちゃめんどくさいいい!!」 「こっちが恥ずかしい思いする上にめんどくさい!」 「それな。 では大先生。 」 「んン~?」 「おやすみ」 大先生に手刀で首に衝撃を与え、気絶させる。 あへっと汚い喘ぎ声をだし目を閉じた。 「溜め込んでるものを吐き出させるのはいいのだが、この方法は我々にも被害が及ぶ。 以後無暗に大先生を酔わせない事、わかったな?」 「身をもって理解シマシタ。 」 「うっす。 もうやらないッス。 」 次の日、大先生は頭を抱えながらやってきた。 流石にウイスキー20杯も飲めば二日酔いもするか。 でも、相変わらず昨日の事は覚えていなかった。 [newpage] あとがきっぽいやつ ウイスキー20杯飲める奴いるんすかねえ… 俺も日本酒好きなんでそこそこ逝けますけど、最高9杯が限界ですわ。 今回はトン氏が一回も出てきませんでしたが、ちゃんと介護してました 出荷よ~ お開きになり片付けていく中、グルッペンやオスマンを運んだり、ひとらんがちゃんと布団かぶっているかの確認など……シャオさんは泥酔するまで飲まれなかったので今回は珍しく介護役に周り、トン氏のお手伝いしてました。 エミさんは大笑いし、運搬されました。 ロボロンゴは自分が倒した屍どもを置いて自分で部屋に帰り即堕ちしまた。 にいさんは、幹部の半分以下が泥酔してたのでそれぐらい酔っぱらってました。 なので自分で自室に戻りちゃんと身支度して寝ることができました。

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恋愛の主役は我々だ!【W/r/W/r/d】【BL】【軍パロ】

我々だ小説 bl

pixivision• 2020-07-17 17:00:00• 2020-07-17 14:00:00• 2020-07-17 13:00:00• 2020-07-16 18:00:00• 2020-07-16 17:00:00 人気の記事• 更新された記事• 2020-07-18 03:41:47• 2020-07-18 03:41:11• 2020-07-18 03:39:44• 2020-07-18 03:36:33• 2020-07-18 03:34:10 新しく作成された記事• 2020-07-18 03:09:25• 2020-07-18 02:49:48• 2020-07-18 01:13:08• 2020-07-18 01:01:10• 2020-07-18 00:58:31•

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