ブラントン バーボン。 プロ執筆バーボンウイスキーのおすすめ銘柄と種類。美味しい飲み方。

バーボン・ウイスキーおすすめ!プロの逸品&人気ランキング10選

ブラントン バーボン

ブラントン・ゴールドは、ブラントン原酒の中から最高のクオリティの物に絞られています。 崇高な香りが堪能できるみたいで、気高く偉大なバーボンもお酒通に多大な感動を与えているかもしれません。 深い味わいもブラントン・ゴールドの特色であり、右に出る物が無い程の高い品質を誇っているんだとか。 その証拠に750mlに対して16,000円と高価なので、値段の高さが高品質なバーボンであることをこれでもかという程に見せつけているかのようです。 アルコール度数も51. 5%と高く、贅沢な飲み口に高いアルコール度数がお酒に強い方も満足させている気がします。 もう一つのブラントン・ブラックは、口当たりをマイルドにしており、ブラントン特有の切れ味抜群な味わいが備わっているみたいです。 お値段は5,000円と他のブラントンと比べて安くて、容量は同じく750ml。 コスパの良さが目を引きますが、中途半端なバーボンではないのか? と気にされている方もご心配なく。 深みもあるので、値段以上に美味しいお酒だと感じていただけるかもしれません。 アルコール度数は40%とやや控えめですが、その位ならばストレートでも十分にいけるとかえって人気があったりするのでしょう。 バーボンへの拘りが強い方は、ブッカーズにも手を出すおつもりではありませんか? 深い熟成感があり、フルーティーな飲み口が味わえます。 それでいてほろ苦さも備わっており、フルーツ特有の甘さと若干の苦みがバランス良く絡み合っていることをイメージさせますね。 バニラやキャラメルの香りがするので、一風変わったバーボンを嗜みたい方のおすすめ品です。 斬新な飲み口がお気に入りのバーボンになる場合もあるでしょうし、固定観念を打ち破る味わいがそのお酒の成せる業だと言っても過言ではないでしょう。 リッチな余韻が長く続くらしく、高級感溢れる余韻のバーボンが好きでたまらない方を優越感に浸らせてそう…。 忙しい日常の中で、せめてお酒を飲んでいるとき位贅沢な余韻に身を委ねたくなりますよね。 6年から8年掛けて熟成した樽から立派に熟成された原酒を選び抜き、モルト原酒同士を混和させています。 徹底したブッカーズの作り方により、バーボンの魅力を日本中に広めることにつながっているのではないでしょうか。 バーボンには色んな由来があって、アメリカのケンタッキー州で数多く製造されているウイスキーの1つです。 ウイスキーも蒸留酒の仲間なので、バーボンとの関連があるのが頷けます。 アメリカの郡の名称にもバーボンが充てがわれていて、カンザス州やケンタッキー州でバーボン郡と呼ばれているそうです。 こうしたことから意外と身近な言葉なのが理解できて、お酒だけがバーボンの専売特許ではないことを意味しています。 刑事ドラマのとある刑事の愛称にもバーボンが使われている位なので、本名以外の別の呼び方をしたいときの利用価値の高さも兼ね備えた言葉でもあるわけです。 少なくとも知名度が高いお酒なのは間違いないですし、流行語大賞に選ばれても可笑しくないのでは? と個人的に感じました。 2014年にバーボン・ダブルで…という歌がリリースされた影響で、そのお酒をダブルで注文するようになった方が急増したのではないでしょうか。 記憶に新しい歌なので、バーボンを片手にその歌を聴いている方が少なくなさそうですね。 辛い記憶を追い払うかのようにして、一人でバーボンを啜ることもお酒を嗜む者としての贅沢な時間の過ごし方だとされている気がします。 人は誰しも嫌なことを抱えながら生きていると言っても大げさではないですし、バーボン・ダブルで…が良いお酒の肴になっているかもしれません。 そのお酒と歌に拠り所を求めている方へのベストマッチが、心の隙間を埋める良き材料になっているでしょう。 ダブルは一杯約60mlであり、シングルの30mlでは満足できない方の切実な想いもバーボン・ダブルで…の歌詞に込められてそうです。 歌詞の最後に酔い潰れるまでバーボンをダブルで注文するのが印象的です。 極端な話、浴びるようにそのお酒をダブルで飲むことで、完璧な現実逃避ができると信じて疑っていないかも。 せめてこの一時だけでも俺の心を救ってくれ…と懇願しているバーボン通が日本の至る所に存在していても不思議ではないでしょう。 アルコール度数が高いバーボンは69度もあるので、ストレートで飲むのは控えるのが常識になっているかもしれません。 しかしストレートで飲むのがおすすめとのことで、意外な事実に驚きを禁じ得なかったお酒好きが数知れないでしょう。 バーボンは癖が強いため、チェイサーを付けるのが良いようです。 チェイサーとは口直しに飲む水のことでして、炭酸水や軽い酒も含まれています。 水や炭酸水ならばまだしも、強いお酒の後にアルコール度数が低いお酒がチェイサーに選ばれるのは予想外。 お酒であることに変わりはなくても、バーボンと比べたらスイスイ飲める分アルコールに慣れ易いメリットがあるからかもしれません。 どちらにしろ、チェイサーが楽しいお酒の嗜みに活用されているのは明白であり、バーボン通が長時間の飲酒を楽しむためによく利用する対策なのだろうと分析できます。

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バーボンウイスキー「ブラントン」の味やおすすめの種類や銘柄/おいしい飲み方/ブラック・ゴールド・フロムザバレル

ブラントン バーボン

この記事の目次• はじめに バーボンウイスキーというと、渋い男性のイメージ、お酒に強い人が飲むお酒というイメージを持たれる方も多いかと思います。 映画のワンシーンでもストレートで一気飲みしている男性のイメージがあるかと思います。 しかしバーボンは、スコッチウイスキーやアイリッシュウイスキーと比較すると 甘めの風味があり、実は女性に優しいお酒。 これからウイスキーを飲もうという人たちにピッタリのお酒だったりします。 ただ、スコッチより種類が少なく、バーや酒屋さんでも取り扱っているラインナップは少ないです。 最近ゆっくりではありますが、バーボン専門店のような種類が豊富な店舗も増えてきています。 バーボンとはアメリカで作られる「アメリカン・ウイスキー」の一種ですが、バーボン以外にもライ麦が主体の「ライウイスキー」やトウモロコシが主体の「コーンウイスキー」と言った種類もあり、 すべてをまとめて「アメリカン・ウイスキー」という名称を使います。 今回、その中でも代表的、特徴的といわれるアメリカン・ウイスキーをバーボンを中心に一挙にご紹介します。 バーで楽しむ際や、家飲み用のアメリカン・ウイスキーを購入する際のきっかけにしていただければと思います。 少しのお勉強と銘柄紹介の後、楽しいバーボンの時間をお過ごしください。 特記戦力 まず一度アメリカンウイスキーについておさらいしておきましょう。 アメリカでは色々な種類のウイスキーが造られています。 アメリカンウイスキーは、連邦アルコール法という法律によって、 「穀物を原料に190プルーフ(95%)以下で蒸溜し、オーク樽で熟成(コーンウイスキーは必要なし)、80プルーフ以上(40%)でボトリングしたもの」 と定義されています。 また、その中にバーボンウイスキーやライウイスキーの定義があります。 分類 ・バーボンウイスキー 「原料の51%以上がトウモロコシで、160プルーフ(80%)以下で蒸溜し、内側を焦がしたオークの新樽に125プルーフ(62. 5%)以下で樽詰めし、熟成させたもの。 2年以上熟成させたものがストレートバーボンウイスキー。 」 というのがバーボンウイスキーの定義です。 主にケンタッキー州で製造されていますが、ケンタッキー州外で造られたものもバーボンを名乗れます。 また、原材料の51%以上がトウモロコシ、では残りは?というと、主にライ麦、大麦麦芽を使います。 ライ麦の代わりに小麦を使う蒸溜所もあります。 ライ麦の比率が多いとスパイシーでさっぱりした味わい。 小麦の比率が多いと甘みが出てスムーズな飲み口になります。 ・ライウイスキー 「原料の51%以上がライ麦で、160プルーフ以下で蒸溜し、内側を焦げたオークの新樽で125プルーフ以下で樽詰めし、熟成させたもの。 2年以上熟成させたものがストレートライウイスキー」 ライ麦が主原料のため、バーボンウイスキーと比較するとかなり辛口。 スパイシーでさっぱりとした味わいが多いです。 そのため、カクテルの原材料として使われることが多く、ウイスキーカクテルにはライウイスキー指定のものも多いです。 ・ホイートウイスキー 「原料の51%以上が小麦・・・(以下上記と同じです)」 日本ではめったにお目にかからないホイートウイスキー。 私もそこまで飲む機会はありませんが、バーンハイムで造られているものが有名です。 BARRELオーツカさんのでも小麦を使ったものを紹介しています。 貴重なのでぜひ飲んでみてください。 ・モルトウイスキー 「原料の51%以上が大麦麦芽・・・(以下上記と同じです)」 注意点は、アメリカンウイスキーでモルトウイスキーと表現した場合、スコッチの定義のモルトウイスキーとは全くの別物です。 ただ、私はこちらは見たことはありません。 ・シングルモルトウイスキー 「原料に100%大麦麦芽を使用し・・・(以下上記と同じです)」 最近アメリカではこのシングルモルトが増えてきているように思います。 比較的スコッチに似た味わいになります。 また、大麦麦芽のため、ピーテッドモルトを使用することもでき、アイラモルトに似た味わいのものも出てきています。 ・コーンウイスキー 「原料にトウモロコシを80%以上使用し、160プルーフ(80%)以下で蒸溜したもの。 ストレートコーンウイスキーは古樽か、内側を焦がしていないオークの新樽に125プルーフ以下で樽詰めし、2年以上熟成させたもの」 コーンウイスキーのみ定義が違います。 まず、熟成させなくてもよい。 熟成させる場合は古樽か内側を焦がしていない新樽を使用することにより、あえて熟成感を強く出さないことで、飲みやすくさっぱりとした味わいを作り出しています。 バーボンの味の傾向を調査しチャート化 さぁ、ここからが本番。 アメリカで造られるウイスキーの代表銘柄をチャート化していきます。 まれにライウイスキーやテネシーウイスキーなんかも入ってきます。 『バーボンって味の違いがよくわからない』 『好きな銘柄は幾つかあるけど、飲み進め方がわからない』 という質問がとにかく多いため、 ウイスキーのプロフェッショナルであるバーテンダーの小林氏、そして専門ライターであるオーツカが、バーボンウイスキーの味の特徴や傾向をチャートで分類。 みなさんの好みに近いものを発見できるよう頑張って作りました。 是非多くの読者の方達に使っていただければと思います。 大分類は飲みやすさで分ける バーボンウイスキーの『飲みやすい』、『飲みにくい』はアルコール度数が大きく影響します。 アルコール度数40%台のバーボンウイスキーと、50%台の飲みごたえのあるバーボンウイスキーとでは明らかに飲みやすさが違います。 その上で、味わいが甘口か辛口か、ボディがライト(軽快)なのかリッチ(重厚)なのか、粘性がサラサラでスッキリしているかクリーミーでまったりしているかなどチャートで分類してみました。 ヘブンヒル蒸溜所で製造されているブランドで、名前の由来はユダヤ系ドイツ人の創業者の「アイザック・ウォルフ・バーンハイム」から『I. 』を、そこにアイルランド移民の雰囲気を纏う名前『ハーパー』をつけることで、アメリカ市場でのブランディングをしたとも言われています(これには諸説あり)。 1885年のニューオリンズ万博にてゴールドメダル(金賞)を受賞したことから、ゴールドメダルという名称をつけ、ラベルにも金メダルが印刷されています。 トウモロコシ比率が86%と高いので、甘く、初心者にも飲みやすい1本。 価格も入手し易くリーズナブル。 ハイボールや水割りも大変美味しい1本です。 オススメの飲み方:ハイボール、水割り I. ハーパー 12年 赤い封蝋がしてあるのが特徴で、見た目も目立つウイスキー。 メーカーズマークの最大の特徴は、原材料にライ麦の代わりに小麦を使用することにより、ライ麦を使用するほかの蒸溜所のウイスキーよりもフルーティで甘く飲みやすい口当たりに仕上げているのが特徴。 しかしただ飲みやすいだけではなく、熟成感もあり、オレンジというよりは糖度の高いみかんや、メープルナッツのような甘さが特徴。 また、アメリカンウイスキーはアイルランド移民の影響が大きく、ウイスキーの綴が『Whiskey』とアイリッシュウイスキーと同じ表記の物が多い中で、こちらはスコットランド移民に由来することから、『Whsky』と綴るのも特徴。 ぜひボトルデザインも見てみてください。 オススメの飲み方:ロック、ハイボール メーカーズマーク 46 バーボンの蒸溜所では唯一3回蒸溜をしている蒸溜所。 現在運営しているのはジャックダニエルのブラウンフォーマン社ですがその製法は全く異なり、連続式蒸溜機にはない何層にも広がるフレーバーが特徴。 石灰岩のブロックで建てられた特殊な貯蔵庫でゆっくりと熟成を重ねます。 3回蒸溜によるガラスのようななめらかさがウリです。 エレガントで力強く、複雑で香り高くフルーティーな風味、フィニッシュにバニラなど、書いててスコッチのテイスティングコメントに近いイメージがあります。 カクテルにも使われます。 オススメの飲み方:ストレート、ロック、カクテル ジャック・ダニエル ブラック 世界で一番売れているアメリカンウイスキー。 こちらはバーボンウイスキーではなく、と呼ばれています。 その定義は、テネシー州で作られており、チャコールメローイング製法という炭濾過を行うことが大きな特徴。 炭濾過前後をテイスティングした方の話によると、炭濾過後はかなり雑味が取れ、スムーズな味わいになるそうです。 見た目の印象とは違い、メープルシロップのような甘みと爽やかな風味、シンプルで飲みやすく、滑らかな口当たりが万人受けするするウイスキー。 また、ジャズやロックのアーティストに愛好家が多く、様々な逸話も残っているのが特徴。 フランク・シナトラが大変好きだったといいます。 オススメの飲み方:ロック、水割り、ハイボール、コーラ割り ジョージ・ディッケル No. 12 コーヴァルは、シカゴにできた新しい蒸溜所で、クラフトディスティラリーと称されます。 コーシャ認証は、ユダヤ教の教義に基づいた安全な食料品にのみ認定される証で、ウイスキーの蒸溜所としてはこのような認証を取れるのは稀です。 このシングルバレルバーボンはかなりドライでピリッと来る風味があります。 甘みもあるのですが、どちらかと言うと爽やかさのほうが前面に出ている気がします。 オススメの飲み方:ストレート、ロック コーヴァル フォーグレーン こちらもアメリカン・ コーンウイスキー。 まるでジャムやピクルスでも入っていそうな瓶ですね。 ジョージアムーンとは、もともとムーンシャインという言葉が由来しています。 ボトルは大きな口の注ぎづらいボトル。 さらに熟成は30日以内という短期熟成。 スコッチもアイリッシュももともと密造とは深い関係を持っています。 そして、樽熟成の定義がなかった時代には未熟成のウイスキーを飲んでいたという経緯もあるため、ワタシ的にはこういうウイスキーもアリです。 ただ、ネットでいろいろ調べると、「まずい」と直接的に書かれているページが多く・・・ご購入の際にはBARや有料試飲できる酒販店で一度お試しいただくのが無難です。 勉強という意味では非常に意味のあるウイスキーかと思います。 オススメの飲み方:ロック バーンハイム オリジナル スモールバッチ 7年 ワイルドターキー蒸溜所は、現在はイタリアのカンパリ社が所有しています。 日本でも古くから人気の高いブランドで、アルコール度が50. 5%という他のバーボンに比べて少し強めで飲みごたえがあることから、バーボンを飲みなれている人に人気の高いブランドでもあります。 通常、バーボンウイスキーは160プルーフ(80%)以下で蒸溜するので、80%まで蒸溜して水で薄めたほうが大量生産できるのですが、わざとアルコール度数を60%台後半までしか取らず、水で薄める量を最小限にすることで、ウイスキー独特の濃さを引き出しています。 樽に由来する濃厚なバニラやナッツ、オークのフレーバーと、オレンジのようなフルーツの風味や麦芽っぽい甘さ、ワックスのようなオイリーさが特徴。 ぜひストレートやロックで渋く飲みたいウイスキー。 それに対して、作ったロットによって少しずつ味わいやアルコール度数が違う商品には 『スモールバッチ』と表記されています。 スモールバッチもそれなりの量造られてはいるのですが、大量生産されているレギュラー商品よりも品質が高く、丁寧に作られているものが多いです。 独立資本の蒸溜所や少量生産に徹する蒸溜所にはこのスタイルが当てはまります。 また、『シングルバレル』は、1つの樽という意味で、蒸溜所内で作られた非常に高品質な樽、1樽からリリースされる限定品です。 1樽なので限定200本くらいしか作られず、お値段も高くなりがちですが、蒸溜所が自信を持って市場に出すプレミアムな作品です。 こういった商品を手に取り、飲み比べることでバーボンの奥深さをより楽しめるかと思います。 エイジド(年数表記)品や、オールドボトルの味とは エイジド品と言われる年数表記のしるしはバーボンの味わいを想像する一つの指標として使えます。 例えば 熟成年数が長いものは、樽の風味がより濃くウイスキーに出ているといえます。 バーボンに使われる樽は、アメリカンホワイトオークの新樽で内側を焦がす必要があります。 アメリカンホワイトオークの特徴としては、熟成を重ねるとバニリンやリグニンがウイスキーに染み出し、バニラの香りが強くなります。 またそれと同時に樽本来の香りも付き、ウッディで濃厚なフレーバーになります。 つまり 熟成年数の長いものはそれだけ味わいが深くなりやすいのです。 この濃厚なフレーバーには甘味があるので飲みやすく感じるのですが、その分渋みやアルコールのアタックも強かったりします(その濃厚なフレーバーを存分に味わってもらいたいという作り手の意図からアルコール度数が高かったりするため)。 なので、ビギナーがいきなり飲むとバーボンに苦手意識を持ってしまう可能性もあります。 長期熟成のエイジドものは価格帯も高価なので、まずは年数表記のないものを飲んで、徐々に熟成年数の高いものを飲むようにするのが良いでしょう。 年数表記されたバーボン また、オールドと言われるボトルがあります。 バーボンには、19世紀にボトルドインボンド法という法律があり、アルコール度数50%以上のものを「ボンデッド」と表記していました。 当時、この「ボンデッド」という表記が、バーボンの品質保証だった時代がありました。 ボンデッド表記の味わいこそがバーボン本来の味だ、というこだわりを持って作られたものも多く、オールドボトルにはねっとりと濃厚なフレーバーを持っているものが多数あります。 オールドボトルはオークションなどで手に入りますが、なにぶん高価です。 現在のバーボンでもその時代をイメージして造られている商品がリリースされています。 まずはそちらを試してみましょう。 またはアルコール度数50%以上のバーボンを飲んでみるというのもオールドのバーボンの風味を味わう方法の一つとも言えます。 <ウイスキー初心者のオーダーの仕方> もちろん一概に初心者だからというわけではありませんが、 ウイスキーにまだ慣れていない時期は甘めのバーボンをソーダ割りで飲むお客様が多いです。 というより、「甘くて飲みやすいウイスキーのソーダ割り」というオーダーを多くのお客様と模索した結果、バーボンのソーダ割りが気にいるお客様が多いというのが実情です。 スコッチウイスキーはスモーキーフレーバーがあったり、古樽を使うことにより樽の甘みが抑えられている場合があるので、甘いソーダ割りには不向きなものが多いです。 スコッチのハイボールよりもっと甘くというオーダーですね。 シェリー樽熟成の甘いスコッチのハイボールも美味しいのですが、個人的には多少苦味が出てしまう種類もあると思っていますので、甘いソーダ割りはバーボンがオススメです。 飲むシチュエーション バーボンと映画 バーボンと銀幕は切っても切れない縁があります。 映画『ハスラー』では、J. ブラウンをボトルごと注文するシーンがあったり、映画『恋の行方』にはワイルドターキーが登場します。 アル・パチーノ主演の『セント・オブ・ウーマン』にも多くのウイスキーの名称が出てきます。 バーボンはアメリカ映画を中心に登場人物のキャラクターづけをするアイテムとして広く活用されています。 バーボンを煽る渋くてかっこいい俳優に魅了され、飲み始めた人も少なくないはずです。 ちなみに、2012年に公開された『天使の分け前』や、2018に公開された『ウイスキーと2人の花嫁』など、ウイスキーを主題材に扱った映画もあります。 バーボンをどこで飲むか では上記のようなバーボンをどこで発見し、どこで楽しむか。 そんなご提案を書きたいと思います。 酒販店で購入して自宅で飲む 地元の小さな酒屋さんやスーパーだと品揃えがかなり限られて来ますが、大きな酒販店に行くと、多種多様なバーボンを見つけることができます。 自宅に飲み方別に専用グラスを用意して、できれば氷も製氷機ではなくコンビニのロックアイスなどをストックして、ハイボール用の炭酸水を購入して、軽くマドラーでかき混ぜて自作したバーボンロックやバーボンソーダを飲むというのも格別な時間の過ごし方です。 なにせ自宅ですから、好きな映画のDVDを見ながら、好きな音楽を聞きながら、自由な時間を過ごせます。 ただ、量はちゃんと量りましょう。 日本では通常1杯は30mlです。 適量を飲んでいるかのバロメーターになる以外にも、水割りやハイボールの濃さにも影響してきます。 そのためにも、少し専門的なツールを揃えようかなと思ったときに、バースプーンよりまず、メジャーカップを買いましょう。 通販ならAmazonをはじめ、ロフトや東急ハンズなど、結構いろいろなところで見つけることができます。 買わなくても、デジタルスケールで30gを量るとかでも代用できます。 飲酒量を把握することが大事ということです。 バーで飲む バーボンを専門的に扱っているバーは、そこまで数は多くないですが、それなりの軒数存在します。 また、バーボン専門と謳っていなくても、ウイスキーの品揃えが豊富なお店にはこだわりのバーボンが置かれているケースも多いです。 色々な種類を試してみたり、飲み方のアドバイスや飲む順番のアドバイスなど、専門家であるバーテンダーのお話を聞きながら飲むと、味わいもより深く感じ取れ、印象深いものになるのではないでしょうか? バーは大人数で行くとテーブル席になってしまい、バーテンダーと話す機会も減りますので、ぜひ少人数で行き、カウンターでじっくりと飲んでみてください。 ウイスキーフェスティバルなどで飲む 日本は今ウイスキーブーム。 日本の各地でウイスキーフェスティバルのような企画が多数有ります。 そういう場所には、スタンダードなものから新商品まで飲み比べができます。 また、今後輸入業者が輸入しようとしているというバーボンのサンプルなどがポロッと出てきたりして、一足早く飲むことができたり、古い時代のバーボンがスペシャルボトルとして有料試飲できたりなど、珍しいボトルを飲む機会に巡り合える可能性があります。 お祭り感覚で、ウイスキー好きの方々に囲まれながら飲む雰囲気もまた格別です。 ただ、飲みすぎて倒れないようにお気をつけください。 バーボンウイスキーの変化と今後 昨今の世界的なウイスキーブームに乗り、アメリカンウイスキーもここ数年で大きく変化してきています。 一つは評価の高まりです。 2014のインターナショナルスピリッツチャレンジ(ISC)では1位に「ノブクリーク シングルバレルリザーブ」というバーボンウイスキーが選ばれました。 これまではスコッチが優勢だったのですが、ウイスキーブームにより長期熟成ウイスキーの減少や高騰化により入手が困難になり、その中で再度アメリカンウイスキーが注目されてきています。 それに伴い、 アメリカンウイスキーも全体的な価格が上がってきています。 飲み比べるなら今がチャンスです。 二つ目は味わいの変化、多様化です。 上記のようなウイスキーブームに対応するため、各蒸溜所も様々な工夫をしてきています。 スコッチやジャパニーズウイスキーは現在原酒不足に対応するため、ノンビンテージと言われる、熟成年数を表記しないウイスキーのリリースが多く見られます。 その動きはここ数年でアメリカンウイスキーにも見られており、例えばワイルドターキー8年は現在日本ではリリースされていますが、アメリカではワイルドターキー101という名称で、年数表記を廃止、8年以下の原酒も使用しています。 また、エライジャクレイグも12年と明記されていたものが、年数表記を廃止し、それに伴いブレンドも変化しています。 過去のエライジャクレイグのボトルは年数表記されている ウイスキーの年数表記に関して、 たとえば『12年』というのはちょうど12年熟成させたものではなく、『一番若い原酒で12年』ということです。 メインの原酒は12年ものですが、他にも18年や20年などの長期熟成原酒もブレンドされているのです。 ブレンドという言葉はブレンデッドウイスキーを造る際のものと思われがちですが、バーボンやシングルモルトウイスキーでもブレンド作業はあります。 年数表記を廃止するということは、原酒が足りないことももちろん影響していますが、年数に囚われない『若いバーボン』を使用することによって、より味の調整幅を広げるという側面もあります。 また、古いバーボンウイスキーはボトルドインボンド法という法律によりアルコール度50%以上が義務付けられていた時代がありましたが、現在は廃止され、40%以上という決まりになってきています そのタイミングで味わいも一段薄くなったと言われる事があります。 アルコール度数が落ちたことは時代を反映しているともいえます。 より飲みやすく、より気軽に、初心者でも入りやすいウイスキーに変化してきているといえます。 三つ目はクラフトディスティラリーズの台頭です。 現在、アメリカでは地元でのみ消費されるようなクラフトディスティラリーが多数存在し、 ここ数年で300〜400軒増えているとのこと。 もちろんそれらのうち日本に輸入されるような銘柄はかなり少ないのですが、それでも安定供給、世界流通させようとしている蒸溜所が幾つかあります。 チャートでもおすすめした コーヴァルとミクターズ、さらにはバルコネズやストラナハン、ヒュースピリッツなどです。 このようなウイスキーを知るには、ウイスキーフェスティバルなどに行き、試飲させてもらうのが一番です。 バーボンも飲み比べて選ぶ楽しみが出てきています。 アメリカンウイスキー おすすめセット【C】 みなさまご苦労様でした。 長い長いバーボンウイスキーのお話もここまでです。 上記でご紹介したAセット、Bセットに続き、最後のCセットはプレミアムバーボンばかりを集めてみました。 ややお値段が張りますが、高級バーボンとはいったいどんな味がするのかよくわかるスペシャルセットとなっています。 少しずつ色々なバーボンを試してみてくださいね。

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映画『ジョン・ウィック』を見てBlantonを買った

ブラントン バーボン

この記事の目次• はじめに バーボンウイスキーというと、渋い男性のイメージ、お酒に強い人が飲むお酒というイメージを持たれる方も多いかと思います。 映画のワンシーンでもストレートで一気飲みしている男性のイメージがあるかと思います。 しかしバーボンは、スコッチウイスキーやアイリッシュウイスキーと比較すると 甘めの風味があり、実は女性に優しいお酒。 これからウイスキーを飲もうという人たちにピッタリのお酒だったりします。 ただ、スコッチより種類が少なく、バーや酒屋さんでも取り扱っているラインナップは少ないです。 最近ゆっくりではありますが、バーボン専門店のような種類が豊富な店舗も増えてきています。 バーボンとはアメリカで作られる「アメリカン・ウイスキー」の一種ですが、バーボン以外にもライ麦が主体の「ライウイスキー」やトウモロコシが主体の「コーンウイスキー」と言った種類もあり、 すべてをまとめて「アメリカン・ウイスキー」という名称を使います。 今回、その中でも代表的、特徴的といわれるアメリカン・ウイスキーをバーボンを中心に一挙にご紹介します。 バーで楽しむ際や、家飲み用のアメリカン・ウイスキーを購入する際のきっかけにしていただければと思います。 少しのお勉強と銘柄紹介の後、楽しいバーボンの時間をお過ごしください。 特記戦力 まず一度アメリカンウイスキーについておさらいしておきましょう。 アメリカでは色々な種類のウイスキーが造られています。 アメリカンウイスキーは、連邦アルコール法という法律によって、 「穀物を原料に190プルーフ(95%)以下で蒸溜し、オーク樽で熟成(コーンウイスキーは必要なし)、80プルーフ以上(40%)でボトリングしたもの」 と定義されています。 また、その中にバーボンウイスキーやライウイスキーの定義があります。 分類 ・バーボンウイスキー 「原料の51%以上がトウモロコシで、160プルーフ(80%)以下で蒸溜し、内側を焦がしたオークの新樽に125プルーフ(62. 5%)以下で樽詰めし、熟成させたもの。 2年以上熟成させたものがストレートバーボンウイスキー。 」 というのがバーボンウイスキーの定義です。 主にケンタッキー州で製造されていますが、ケンタッキー州外で造られたものもバーボンを名乗れます。 また、原材料の51%以上がトウモロコシ、では残りは?というと、主にライ麦、大麦麦芽を使います。 ライ麦の代わりに小麦を使う蒸溜所もあります。 ライ麦の比率が多いとスパイシーでさっぱりした味わい。 小麦の比率が多いと甘みが出てスムーズな飲み口になります。 ・ライウイスキー 「原料の51%以上がライ麦で、160プルーフ以下で蒸溜し、内側を焦げたオークの新樽で125プルーフ以下で樽詰めし、熟成させたもの。 2年以上熟成させたものがストレートライウイスキー」 ライ麦が主原料のため、バーボンウイスキーと比較するとかなり辛口。 スパイシーでさっぱりとした味わいが多いです。 そのため、カクテルの原材料として使われることが多く、ウイスキーカクテルにはライウイスキー指定のものも多いです。 ・ホイートウイスキー 「原料の51%以上が小麦・・・(以下上記と同じです)」 日本ではめったにお目にかからないホイートウイスキー。 私もそこまで飲む機会はありませんが、バーンハイムで造られているものが有名です。 BARRELオーツカさんのでも小麦を使ったものを紹介しています。 貴重なのでぜひ飲んでみてください。 ・モルトウイスキー 「原料の51%以上が大麦麦芽・・・(以下上記と同じです)」 注意点は、アメリカンウイスキーでモルトウイスキーと表現した場合、スコッチの定義のモルトウイスキーとは全くの別物です。 ただ、私はこちらは見たことはありません。 ・シングルモルトウイスキー 「原料に100%大麦麦芽を使用し・・・(以下上記と同じです)」 最近アメリカではこのシングルモルトが増えてきているように思います。 比較的スコッチに似た味わいになります。 また、大麦麦芽のため、ピーテッドモルトを使用することもでき、アイラモルトに似た味わいのものも出てきています。 ・コーンウイスキー 「原料にトウモロコシを80%以上使用し、160プルーフ(80%)以下で蒸溜したもの。 ストレートコーンウイスキーは古樽か、内側を焦がしていないオークの新樽に125プルーフ以下で樽詰めし、2年以上熟成させたもの」 コーンウイスキーのみ定義が違います。 まず、熟成させなくてもよい。 熟成させる場合は古樽か内側を焦がしていない新樽を使用することにより、あえて熟成感を強く出さないことで、飲みやすくさっぱりとした味わいを作り出しています。 バーボンの味の傾向を調査しチャート化 さぁ、ここからが本番。 アメリカで造られるウイスキーの代表銘柄をチャート化していきます。 まれにライウイスキーやテネシーウイスキーなんかも入ってきます。 『バーボンって味の違いがよくわからない』 『好きな銘柄は幾つかあるけど、飲み進め方がわからない』 という質問がとにかく多いため、 ウイスキーのプロフェッショナルであるバーテンダーの小林氏、そして専門ライターであるオーツカが、バーボンウイスキーの味の特徴や傾向をチャートで分類。 みなさんの好みに近いものを発見できるよう頑張って作りました。 是非多くの読者の方達に使っていただければと思います。 大分類は飲みやすさで分ける バーボンウイスキーの『飲みやすい』、『飲みにくい』はアルコール度数が大きく影響します。 アルコール度数40%台のバーボンウイスキーと、50%台の飲みごたえのあるバーボンウイスキーとでは明らかに飲みやすさが違います。 その上で、味わいが甘口か辛口か、ボディがライト(軽快)なのかリッチ(重厚)なのか、粘性がサラサラでスッキリしているかクリーミーでまったりしているかなどチャートで分類してみました。 ヘブンヒル蒸溜所で製造されているブランドで、名前の由来はユダヤ系ドイツ人の創業者の「アイザック・ウォルフ・バーンハイム」から『I. 』を、そこにアイルランド移民の雰囲気を纏う名前『ハーパー』をつけることで、アメリカ市場でのブランディングをしたとも言われています(これには諸説あり)。 1885年のニューオリンズ万博にてゴールドメダル(金賞)を受賞したことから、ゴールドメダルという名称をつけ、ラベルにも金メダルが印刷されています。 トウモロコシ比率が86%と高いので、甘く、初心者にも飲みやすい1本。 価格も入手し易くリーズナブル。 ハイボールや水割りも大変美味しい1本です。 オススメの飲み方:ハイボール、水割り I. ハーパー 12年 赤い封蝋がしてあるのが特徴で、見た目も目立つウイスキー。 メーカーズマークの最大の特徴は、原材料にライ麦の代わりに小麦を使用することにより、ライ麦を使用するほかの蒸溜所のウイスキーよりもフルーティで甘く飲みやすい口当たりに仕上げているのが特徴。 しかしただ飲みやすいだけではなく、熟成感もあり、オレンジというよりは糖度の高いみかんや、メープルナッツのような甘さが特徴。 また、アメリカンウイスキーはアイルランド移民の影響が大きく、ウイスキーの綴が『Whiskey』とアイリッシュウイスキーと同じ表記の物が多い中で、こちらはスコットランド移民に由来することから、『Whsky』と綴るのも特徴。 ぜひボトルデザインも見てみてください。 オススメの飲み方:ロック、ハイボール メーカーズマーク 46 バーボンの蒸溜所では唯一3回蒸溜をしている蒸溜所。 現在運営しているのはジャックダニエルのブラウンフォーマン社ですがその製法は全く異なり、連続式蒸溜機にはない何層にも広がるフレーバーが特徴。 石灰岩のブロックで建てられた特殊な貯蔵庫でゆっくりと熟成を重ねます。 3回蒸溜によるガラスのようななめらかさがウリです。 エレガントで力強く、複雑で香り高くフルーティーな風味、フィニッシュにバニラなど、書いててスコッチのテイスティングコメントに近いイメージがあります。 カクテルにも使われます。 オススメの飲み方:ストレート、ロック、カクテル ジャック・ダニエル ブラック 世界で一番売れているアメリカンウイスキー。 こちらはバーボンウイスキーではなく、と呼ばれています。 その定義は、テネシー州で作られており、チャコールメローイング製法という炭濾過を行うことが大きな特徴。 炭濾過前後をテイスティングした方の話によると、炭濾過後はかなり雑味が取れ、スムーズな味わいになるそうです。 見た目の印象とは違い、メープルシロップのような甘みと爽やかな風味、シンプルで飲みやすく、滑らかな口当たりが万人受けするするウイスキー。 また、ジャズやロックのアーティストに愛好家が多く、様々な逸話も残っているのが特徴。 フランク・シナトラが大変好きだったといいます。 オススメの飲み方:ロック、水割り、ハイボール、コーラ割り ジョージ・ディッケル No. 12 コーヴァルは、シカゴにできた新しい蒸溜所で、クラフトディスティラリーと称されます。 コーシャ認証は、ユダヤ教の教義に基づいた安全な食料品にのみ認定される証で、ウイスキーの蒸溜所としてはこのような認証を取れるのは稀です。 このシングルバレルバーボンはかなりドライでピリッと来る風味があります。 甘みもあるのですが、どちらかと言うと爽やかさのほうが前面に出ている気がします。 オススメの飲み方:ストレート、ロック コーヴァル フォーグレーン こちらもアメリカン・ コーンウイスキー。 まるでジャムやピクルスでも入っていそうな瓶ですね。 ジョージアムーンとは、もともとムーンシャインという言葉が由来しています。 ボトルは大きな口の注ぎづらいボトル。 さらに熟成は30日以内という短期熟成。 スコッチもアイリッシュももともと密造とは深い関係を持っています。 そして、樽熟成の定義がなかった時代には未熟成のウイスキーを飲んでいたという経緯もあるため、ワタシ的にはこういうウイスキーもアリです。 ただ、ネットでいろいろ調べると、「まずい」と直接的に書かれているページが多く・・・ご購入の際にはBARや有料試飲できる酒販店で一度お試しいただくのが無難です。 勉強という意味では非常に意味のあるウイスキーかと思います。 オススメの飲み方:ロック バーンハイム オリジナル スモールバッチ 7年 ワイルドターキー蒸溜所は、現在はイタリアのカンパリ社が所有しています。 日本でも古くから人気の高いブランドで、アルコール度が50. 5%という他のバーボンに比べて少し強めで飲みごたえがあることから、バーボンを飲みなれている人に人気の高いブランドでもあります。 通常、バーボンウイスキーは160プルーフ(80%)以下で蒸溜するので、80%まで蒸溜して水で薄めたほうが大量生産できるのですが、わざとアルコール度数を60%台後半までしか取らず、水で薄める量を最小限にすることで、ウイスキー独特の濃さを引き出しています。 樽に由来する濃厚なバニラやナッツ、オークのフレーバーと、オレンジのようなフルーツの風味や麦芽っぽい甘さ、ワックスのようなオイリーさが特徴。 ぜひストレートやロックで渋く飲みたいウイスキー。 それに対して、作ったロットによって少しずつ味わいやアルコール度数が違う商品には 『スモールバッチ』と表記されています。 スモールバッチもそれなりの量造られてはいるのですが、大量生産されているレギュラー商品よりも品質が高く、丁寧に作られているものが多いです。 独立資本の蒸溜所や少量生産に徹する蒸溜所にはこのスタイルが当てはまります。 また、『シングルバレル』は、1つの樽という意味で、蒸溜所内で作られた非常に高品質な樽、1樽からリリースされる限定品です。 1樽なので限定200本くらいしか作られず、お値段も高くなりがちですが、蒸溜所が自信を持って市場に出すプレミアムな作品です。 こういった商品を手に取り、飲み比べることでバーボンの奥深さをより楽しめるかと思います。 エイジド(年数表記)品や、オールドボトルの味とは エイジド品と言われる年数表記のしるしはバーボンの味わいを想像する一つの指標として使えます。 例えば 熟成年数が長いものは、樽の風味がより濃くウイスキーに出ているといえます。 バーボンに使われる樽は、アメリカンホワイトオークの新樽で内側を焦がす必要があります。 アメリカンホワイトオークの特徴としては、熟成を重ねるとバニリンやリグニンがウイスキーに染み出し、バニラの香りが強くなります。 またそれと同時に樽本来の香りも付き、ウッディで濃厚なフレーバーになります。 つまり 熟成年数の長いものはそれだけ味わいが深くなりやすいのです。 この濃厚なフレーバーには甘味があるので飲みやすく感じるのですが、その分渋みやアルコールのアタックも強かったりします(その濃厚なフレーバーを存分に味わってもらいたいという作り手の意図からアルコール度数が高かったりするため)。 なので、ビギナーがいきなり飲むとバーボンに苦手意識を持ってしまう可能性もあります。 長期熟成のエイジドものは価格帯も高価なので、まずは年数表記のないものを飲んで、徐々に熟成年数の高いものを飲むようにするのが良いでしょう。 年数表記されたバーボン また、オールドと言われるボトルがあります。 バーボンには、19世紀にボトルドインボンド法という法律があり、アルコール度数50%以上のものを「ボンデッド」と表記していました。 当時、この「ボンデッド」という表記が、バーボンの品質保証だった時代がありました。 ボンデッド表記の味わいこそがバーボン本来の味だ、というこだわりを持って作られたものも多く、オールドボトルにはねっとりと濃厚なフレーバーを持っているものが多数あります。 オールドボトルはオークションなどで手に入りますが、なにぶん高価です。 現在のバーボンでもその時代をイメージして造られている商品がリリースされています。 まずはそちらを試してみましょう。 またはアルコール度数50%以上のバーボンを飲んでみるというのもオールドのバーボンの風味を味わう方法の一つとも言えます。 <ウイスキー初心者のオーダーの仕方> もちろん一概に初心者だからというわけではありませんが、 ウイスキーにまだ慣れていない時期は甘めのバーボンをソーダ割りで飲むお客様が多いです。 というより、「甘くて飲みやすいウイスキーのソーダ割り」というオーダーを多くのお客様と模索した結果、バーボンのソーダ割りが気にいるお客様が多いというのが実情です。 スコッチウイスキーはスモーキーフレーバーがあったり、古樽を使うことにより樽の甘みが抑えられている場合があるので、甘いソーダ割りには不向きなものが多いです。 スコッチのハイボールよりもっと甘くというオーダーですね。 シェリー樽熟成の甘いスコッチのハイボールも美味しいのですが、個人的には多少苦味が出てしまう種類もあると思っていますので、甘いソーダ割りはバーボンがオススメです。 飲むシチュエーション バーボンと映画 バーボンと銀幕は切っても切れない縁があります。 映画『ハスラー』では、J. ブラウンをボトルごと注文するシーンがあったり、映画『恋の行方』にはワイルドターキーが登場します。 アル・パチーノ主演の『セント・オブ・ウーマン』にも多くのウイスキーの名称が出てきます。 バーボンはアメリカ映画を中心に登場人物のキャラクターづけをするアイテムとして広く活用されています。 バーボンを煽る渋くてかっこいい俳優に魅了され、飲み始めた人も少なくないはずです。 ちなみに、2012年に公開された『天使の分け前』や、2018に公開された『ウイスキーと2人の花嫁』など、ウイスキーを主題材に扱った映画もあります。 バーボンをどこで飲むか では上記のようなバーボンをどこで発見し、どこで楽しむか。 そんなご提案を書きたいと思います。 酒販店で購入して自宅で飲む 地元の小さな酒屋さんやスーパーだと品揃えがかなり限られて来ますが、大きな酒販店に行くと、多種多様なバーボンを見つけることができます。 自宅に飲み方別に専用グラスを用意して、できれば氷も製氷機ではなくコンビニのロックアイスなどをストックして、ハイボール用の炭酸水を購入して、軽くマドラーでかき混ぜて自作したバーボンロックやバーボンソーダを飲むというのも格別な時間の過ごし方です。 なにせ自宅ですから、好きな映画のDVDを見ながら、好きな音楽を聞きながら、自由な時間を過ごせます。 ただ、量はちゃんと量りましょう。 日本では通常1杯は30mlです。 適量を飲んでいるかのバロメーターになる以外にも、水割りやハイボールの濃さにも影響してきます。 そのためにも、少し専門的なツールを揃えようかなと思ったときに、バースプーンよりまず、メジャーカップを買いましょう。 通販ならAmazonをはじめ、ロフトや東急ハンズなど、結構いろいろなところで見つけることができます。 買わなくても、デジタルスケールで30gを量るとかでも代用できます。 飲酒量を把握することが大事ということです。 バーで飲む バーボンを専門的に扱っているバーは、そこまで数は多くないですが、それなりの軒数存在します。 また、バーボン専門と謳っていなくても、ウイスキーの品揃えが豊富なお店にはこだわりのバーボンが置かれているケースも多いです。 色々な種類を試してみたり、飲み方のアドバイスや飲む順番のアドバイスなど、専門家であるバーテンダーのお話を聞きながら飲むと、味わいもより深く感じ取れ、印象深いものになるのではないでしょうか? バーは大人数で行くとテーブル席になってしまい、バーテンダーと話す機会も減りますので、ぜひ少人数で行き、カウンターでじっくりと飲んでみてください。 ウイスキーフェスティバルなどで飲む 日本は今ウイスキーブーム。 日本の各地でウイスキーフェスティバルのような企画が多数有ります。 そういう場所には、スタンダードなものから新商品まで飲み比べができます。 また、今後輸入業者が輸入しようとしているというバーボンのサンプルなどがポロッと出てきたりして、一足早く飲むことができたり、古い時代のバーボンがスペシャルボトルとして有料試飲できたりなど、珍しいボトルを飲む機会に巡り合える可能性があります。 お祭り感覚で、ウイスキー好きの方々に囲まれながら飲む雰囲気もまた格別です。 ただ、飲みすぎて倒れないようにお気をつけください。 バーボンウイスキーの変化と今後 昨今の世界的なウイスキーブームに乗り、アメリカンウイスキーもここ数年で大きく変化してきています。 一つは評価の高まりです。 2014のインターナショナルスピリッツチャレンジ(ISC)では1位に「ノブクリーク シングルバレルリザーブ」というバーボンウイスキーが選ばれました。 これまではスコッチが優勢だったのですが、ウイスキーブームにより長期熟成ウイスキーの減少や高騰化により入手が困難になり、その中で再度アメリカンウイスキーが注目されてきています。 それに伴い、 アメリカンウイスキーも全体的な価格が上がってきています。 飲み比べるなら今がチャンスです。 二つ目は味わいの変化、多様化です。 上記のようなウイスキーブームに対応するため、各蒸溜所も様々な工夫をしてきています。 スコッチやジャパニーズウイスキーは現在原酒不足に対応するため、ノンビンテージと言われる、熟成年数を表記しないウイスキーのリリースが多く見られます。 その動きはここ数年でアメリカンウイスキーにも見られており、例えばワイルドターキー8年は現在日本ではリリースされていますが、アメリカではワイルドターキー101という名称で、年数表記を廃止、8年以下の原酒も使用しています。 また、エライジャクレイグも12年と明記されていたものが、年数表記を廃止し、それに伴いブレンドも変化しています。 過去のエライジャクレイグのボトルは年数表記されている ウイスキーの年数表記に関して、 たとえば『12年』というのはちょうど12年熟成させたものではなく、『一番若い原酒で12年』ということです。 メインの原酒は12年ものですが、他にも18年や20年などの長期熟成原酒もブレンドされているのです。 ブレンドという言葉はブレンデッドウイスキーを造る際のものと思われがちですが、バーボンやシングルモルトウイスキーでもブレンド作業はあります。 年数表記を廃止するということは、原酒が足りないことももちろん影響していますが、年数に囚われない『若いバーボン』を使用することによって、より味の調整幅を広げるという側面もあります。 また、古いバーボンウイスキーはボトルドインボンド法という法律によりアルコール度50%以上が義務付けられていた時代がありましたが、現在は廃止され、40%以上という決まりになってきています そのタイミングで味わいも一段薄くなったと言われる事があります。 アルコール度数が落ちたことは時代を反映しているともいえます。 より飲みやすく、より気軽に、初心者でも入りやすいウイスキーに変化してきているといえます。 三つ目はクラフトディスティラリーズの台頭です。 現在、アメリカでは地元でのみ消費されるようなクラフトディスティラリーが多数存在し、 ここ数年で300〜400軒増えているとのこと。 もちろんそれらのうち日本に輸入されるような銘柄はかなり少ないのですが、それでも安定供給、世界流通させようとしている蒸溜所が幾つかあります。 チャートでもおすすめした コーヴァルとミクターズ、さらにはバルコネズやストラナハン、ヒュースピリッツなどです。 このようなウイスキーを知るには、ウイスキーフェスティバルなどに行き、試飲させてもらうのが一番です。 バーボンも飲み比べて選ぶ楽しみが出てきています。 アメリカンウイスキー おすすめセット【C】 みなさまご苦労様でした。 長い長いバーボンウイスキーのお話もここまでです。 上記でご紹介したAセット、Bセットに続き、最後のCセットはプレミアムバーボンばかりを集めてみました。 ややお値段が張りますが、高級バーボンとはいったいどんな味がするのかよくわかるスペシャルセットとなっています。 少しずつ色々なバーボンを試してみてくださいね。

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