背中 に あっ た 翼 は 君 と共に 無く した。 スキマスイッチの雫の歌詞に「背中にあった翼」とありますが...

#兎赤 背中にあった翼は君と共に亡くした

背中 に あっ た 翼 は 君 と共に 無く した

まず、一番初めに、[君]はしんでいます。 背中にあった翼=約束でしょう。 [君]が死んでしまったため[君]と共に無くしたのでしょう そして、後半の 背中にあった翼は今やもう必要ない ですが。 恐らく[僕]も死んでいます。 最後の雫が落ちてく の後に 突然夜が弾けた光が空にとびちったたまらず閉じた瞼を開けるとそこに君がいた ですね。 恐らくこの時に[僕]は死んでいます。 何で死んだって言えるの? と思うでしょう。 1番に戻りましょう。 僕がいなくても地球は周り続ける 君がいないなら僕の朝はもうやってこない わかりますね? 僕がいなくても地球は周り続ける=自分はいなくてもいいんだと言う心情が表されています。 君がいないなら僕の朝はもうやってこない=[君]がいなくなったため夜にはしんでいるという意味。 これがしんだ夜です。 光が空に飛びちった=死んで君がいる世界に逝ったため朝が来た。 こーゆーことでしょう。 背中にあった翼は今やもう必要ない =もう会えて約束を果たしたのでしょう。 最後の洗いたての太陽が僕らを優しく照らしてるこれからは大地を踏みしめて君をだいて歩いて行こう これは結婚し、太陽が祝福してくれているかのような表現です。 そしてこれからは大地を踏みしめて は堂々としているのがうかぶとおもいます。 君をだいて歩いて行こう 堂々と君をだいて歩いて行こう まとめると 翼=結婚するという約束 しかし結婚する前に彼女はしんだ。 そのため自分も死に、あの世で彼女と結婚。 そのため、翼は必要ないとなった。 1番、2番のaメロbメロでは死ぬ前の[僕]の様子が描かれています。 このストーリーはアニメの主題歌にもなった獣の奏者と似ていますね。 あくまで予想ですが一番説得力あるとおもいます! あと、僕も雫大好きです! 何かあれば補足に。

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雫 スキマスイッチ 歌詞情報

背中 に あっ た 翼 は 君 と共に 無く した

スキマスイッチの雫って曲聞いて思い浮かんだネタです。 木兎さんが情けない。 殴りたいほどに情けない。 この後赤葦は監督たちにすごく怒られると思う。 それを庇う木兎さんと木兎に怒る梟谷メンバーかわいい。 ちなみにこれまだ、付き合ってないから。 付き合ってない…だと!?そういえば付き合ってないよこの2人!実は両片思いだよ! そして続きのネタは思いついてるんだけどでも力尽きそうだし書くかはわからない。 だってすでにこれが駄作。 そうこれは自己満足の世界。 木兎さんにキレる赤葦うまい。 あと赤葦の挑発的な笑顔うまい。 まじ兎赤。 兎赤すぎて、兎赤。 なんかいろんなネタ思いつくから誰が書いてくれないかな。 季節外れのホラーとかもあるんだよね書いて。 たたりもっけ。 木兎「あかーしへいへーい!」 赤葦「はいはい」 じゃない兎赤がとてもおいしくて食べたい。 気が向いたら、書く。 桜が咲くよりも少し早い季節、いつもは無表情に流すお前がなぜかボロボロと大きな涙を零して「木兎さん」なんて呼ぶもんだから。 柄にもなく俺も涙をこぼした。 寂しい。 行きたくない。 もう少し。 それでも時間が待つことはなく、迎えた卒業。 最高だった一瞬も、悔しかった思いも、一緒に共有した相手だった。 泣いてくれたことが嬉しくて、サヨナラが寂しくて、ぐちゃぐちゃの顔で抱き合った。 そして口にした「これから」を、試合の時みたいな顔でお前が言うから。 挑発するような、あの笑顔で、お前が言うから。 俺は、悲しくなった。 赤葦、俺はもう飛べない。 「木兎、調子悪いなら下がれ」 大学に進学して一ヶ月、隣にいるはずの赤葦が見つからないことは俺の調子を狂わせた。 バレーが、楽しくない。 合わないトスに、支えてくれない仲間。 しょぼくれたら直ぐに下げられる。 酷ければ、帰される。 ここは高校の時のチームじゃないって実感した。 「なんとなく、そうなる気はしてたんだよなぁ」 赤葦に会いたくて、でも情けない姿は見せたくなくて、我慢できずに呼び出したのは、高校の時のチームメイトの木葉だった。 「むっ、どういう意味だよ!」 「そのまんま。 末っ子を甘やかしすぎたかねぇ」 困ったように笑う木葉は、俺がこうなることを卒業前から危惧していたらしい。 というよりも、同学年のレギュラーは皆思っていたことらしかった。 「会いたいなら会いに行けば?赤葦だってお前に会いたいだろ、心配してたぞ。 木兎さんから返信がこないって」 「ぅー…でも今の俺、カッコ悪りぃじゃん…」 「そんなん元からだっての…」 俺が突っ伏したところで上から木葉の呆れた声が聞こえたが、顔を上げる気にならなずにウンウンと唸ってみた。 お待たせいたしましたー、という声と共に退け、と頭を叩かれたので顔を上げると、注文した料理が置かれた。 「まっ飯食って元気出せよ!ゴールデンウィークの合宿にチラッと顔出せば良いじゃねーか!な!」 「え、なにそれ?」 「は?行くだろ?毎年1日だけOBが集まる日あんじゃん。 俺らの代強かったし、監督からメール来てたぞ?」 急いで確認してみれば、未読の中に確かに監督からのメールが入っていた。 今時メールなんてまともに確認しないから見てなかった。 「ゴールデンウィークは俺も合宿だし、行けねぇ」 「ありゃ、まあお前のとこ強いもんなしゃーねー。 皆には俺から言っといてやる…っておい…、情けねー面してんなよ…」 「…俺も行きたかった…」 聞けば梟谷と合宿が丸かぶりしているのは俺だけで、つまり元レギュラーで不参加は俺だけとなったわけだ。 俺だけ、仲間はずれ。 別れ際、木葉は心配そうに俺を見ていたけど、わりと拗ねていた俺はそれを無視してしまった。 いつまでも成長できない自分に、すごくイラついた。 ゴールデンウィークも終わり、夏休みに入る頃、俺は監督に呼び出された。 「木兎、お前はスポーツ推薦でこの大学に入ったんだ。 まだ1年のお前に言うのもあれだが、高校の時のような覇気が全く感じられん。 やる気がないやつがいるとチームの士気に関わる」 「…はい」 「はい、じゃわからんだろう。 …黙って見ているだけじゃ解決しないと思って呼び出したんだ」 言えるはずもなかった。 高校の時のセッターじゃなきゃバレーしたくない、なんて言ったところで呆れられて終わるのがオチだ。 というか、そんな甘えたことを言う奴に今後の期待なんて出来るはずもない。 主将をやっていたんだ、それくらいは俺にだってわかる。 でも、おれは…。 「はぁ…、今期の大会、お前は控えにすら入れない。 そのままじゃいつまでもコートには立たさないからな」 黙った俺に、監督はそれだけを告げていなくなった。 俺は、コートに、立てない。 夏休みに入って、練習漬けの日々を過ごす中で感じ始めた違和感。 トスが上がるたびに感じる焦り。 床を踏み切った時に感じる不快感。 スパイクがネットを越えずに落ちた時の、絶望。 コートに立つのが怖くなった。 体育館に入るのが嫌になった。 バレーボールを目にするたびに思い出す赤葦の姿に、心臓を掴まれたような、吐き気があがるようになった。 「お前それ、鬱の症状に似てね…?」 梟谷のメンバーにも会いたくなくて、でも誰かに相談したくて。 俺が呼び出したのは、高校時代の夏の合同合宿に参加していた音駒高校の元主将、黒尾だ。 「…バレーが全然、楽しくない」 「なあ、お前ここ最近笑った記憶あるか?」 「…そういやあんま…」 「それまじでやばいヤツじゃねーか」 最近は、なにをしていても楽しくなくて、食事すら億劫で、大好物の焼肉すら食べたいと思わなくなっていた。 何をしていても思い出すのは赤葦の姿。 会いたい。 でも、あいつが尊敬する俺は、もういない。 「…わかった。 お前のため、強いては赤葦のためにこの黒尾さんが一肌脱いでやろう」 「?ここで脱いだら変態だろ」 「言葉の綾だよ!」 それから数日後、届いたメッセージには毎年恒例の梟谷グループの合同合宿の日程とOBが参加してもいい日にちだった。 自分の予定と比べ合わせたところ、練習はあったものの午前だけで、俺の合宿とは被っていないようだし断る理由もない。 でもいざ会うとなると、何故か気分が悪くなって俺は黒尾にすぐに返事ができなかった。 黒尾:逃げんなよ いつの間にかどう断るかを考えて始めていた俺の目に、黒尾から届いたメッセージ。 逃げられない。 俺がそれに参加することは強制的に決まってしまった。 そうして訪れた当日。 森然高校の前まで来て怖気付いた俺はUターンして一番近くにあるカフェに潜り込んでしまった。 外からは暑苦しい蝉の声が響いていて、さっきから定期的に鳴っている俺のスマホは未だカバンの中に終われている。 だって行きたくない。 コートに、立ちたくない。 それ以上に、今の俺を赤葦に見せたくない。 こんなにも泣きそうになったのは生まれて初めてかもしれない。 心臓が痛すぎて、死にそうだ。 いっそ死んでしまいたい。 しょぼくれモードなんて高校の時に言われてたテンションの不調は、大学に入って悪化したらしい。 少なくとも、死にたいと思ったことはない、はず。 日が傾き始めた頃にやっと開いたスマホ、メッセージの中に赤葦の名前があった。 赤葦:木兎さん ああ、もうばれた。 死のう、死ぬしかない。 なんてネガティヴ突っ切ったテンションのまま、足は自然と合宿場へと向かっている。 だって赤葦が呼んでるんだ、行くしかないじゃないか。 「木兎!お前連絡もなしに…おいどうした」 「黒尾、おれ、おれ、死ぬ。 死にたい」 俺ってこんなに女々しいヤツだっけ。 大会ですらこんなに怖いと思った事はない。 というか俺は今、なにに怯えてこんなに震えてるんだ。 何もわからない。 なにも、 「木兎さん」 低い、落ち着いた声だ。 変わらない、あいつの、俺を呼ぶ、声。 「体あっためて、コート立って下さい。 皆、待ってます」 それだけを言うと赤葦は去っていった。 俺を置いていくように、背を向けて去っていく。 黒尾が心配そうに何か言っていたけれど、もうなにも頭に入ってこなかった。 とりあえず、ストレッチをせねば。 ストレッチを終えてコートに入れば、赤葦中心に梟谷のレギュラー陣が集まって話し合っている。 反対側には梟谷のOBと黒尾、セッターは烏野のOBである菅原がやってくれるようだ。 「…ゲームすんの?」 「おう、赤葦と木葉セッティングのガチマッチ。 主将とOBがわざわざ監督に頭下げて用意してもらった舞台だぜ?本当は昼にやる予定だったけどな」 「…すまん…、でも、おれ…」 やりたくない、って言おうとした所でバシンッと背中に衝撃が来た。 「おっす木兎〜!元気ないなぁ?ほれほれ、後輩に情けない姿見せらんねーべ。 気合い入れてけ〜!」 振り返れば爽やかな笑顔と共に何故か威圧感を感じる菅原の姿があった。 なんかもう、逃げ道ねぇじゃん…。 そうして始まったゲームは、やっぱり散々だった。 高校の時のように力が入りすぎて、っていうミスは少なかった。 それでも打ったはずのスパイクはドシャットを喰らい、フリーで打ったはずなのに拾われる有様。 他の奴らの攻撃は決まっているのに。 赤葦の顔が見れなくて、相手のボールがセッターに向かうたびに目を逸らしてしまう。 そうすればブロックなんて間に合うはずもなく頭の上をボールが通過して、黒男に怒鳴られる。 わらわらと集まってきたギャラリーの中の、俺を知っている奴らはやはり心配を顔に浮かべていた。 「タイム」 何度目かのドシャットを喰らった所で、赤葦がタイムアウトを要請した。 え、ここは畳み掛ける所じゃないの?なんて疑問を浮かべて、今日やっと見た赤葦の顔は、なんていうか、もう、怖い。 「なんで、呼ばないんすか…?」 「へ、」 「あんた今日、1回もトス呼んでないっすよ」 言葉に詰まった。 確かに俺は、1度もトスを、呼んでいない。 何度か打ったスパイクだって、俺に上がったから、打っただけだ。 でも、だって、 「…て…かよ…」 「え、あ、あかーし…」 ネットを潜り、こちら側のコートに入ってきた赤葦は、それこそ地を這うような声で、何かを言った。 「ちょ、赤葦っ!」 焦った木葉の声が遠くに聞こえて、気づいたときには、俺は赤葦に掴みかかられていた。 「舐めてんのかよっ!あんたっ、それでもバレー選手かっ!?」 「あ、かーし…っ」 「呼べよっ!あんたが飛ばなきゃ、誰が飛ぶんだ!あんたは、木兎光太郎は!梟谷のエースだろうがっ!」 そんなの、それは… 「終わったじゃんかっ!もう、終わったじゃんかよぉ…」 「は…」 「だって、俺、あかーしのトスがいい…あかーしとじゃなきゃ、おれは飛びたくないぃ〜…」 今のおれ、絶対情けない。 後輩たちの前で、号泣する羽目になるとは思わなかった。 でももう、止まらない。 一度出てしまったら全部吐き出すまで、止められない。 「ひっく、俺だって、バレーしたいっ、うっ、でも、あかーしがっ、っく、いないんだもんっ、さがしてんっ、のにぃっ!」 胸倉を掴まれて、ボロボロと泣いて、視界が歪んで、ああ、また、赤葦が見えない。 すると掴まれた胸ぐらを力強く引かれ、おれは引きずられるようにコートから出された。 「…なら、もういいです」 …ほら、お前は、そうやって俺を…。 また溢れそうになった涙を汗で湿ったタオルでがさつに拭われ、不満げに相手を睨み付ければ、そこには。 「そこで、待っててください」 不敵に笑う、赤葦の顔。 「俺がいなきゃ飛べないなら、そこで待っていて下さい。 絶対、追いつくんで。 そこに居てくれた方が早い」 ゲームメイクが上手く行ったときみたいな、相手を、仲間を、挑発して焚きつける、俺の好きな、赤葦の顔。 「待っていて下さい木兎さん。 走って、行きます」 そういって踵を返した赤葦に、俺の中で燃え上がる、何か。 まって、違う。 待て、赤葦、行くな。 俺の先を、俺を、追い抜いて、行かないで。 「…かーし」 お前を、引っ張るのは、俺だ。 「あかーしいいいい!」 試合中、トスを呼ぶみたいに俺は叫んだ。 力一杯、そりゃもう、赤葦が目を丸くして振り向くくらい。 「ダメだ!絶対ダメ!お前を引っ張るのは俺なの!絶対、来させない、超えさせない!やだ!」 「知りませんよ。 勝手に立ち止まったのは木兎さんでしょう。 皆さんすみません始めましょうか、そちらのチーム誰がもう1人…」 焦る、焦る。 赤葦が俺を置いていこうとしてる。 「ダメ!俺がいるじゃん!なんでそういうこと言うのあかーし!いじわる!」 「…はぁ、じゃあさっさと戻る!時間ないんだから!」 「おう!」 コートに戻ればいろんな人から喝として背を痛いほど叩かれたが、むしろ気合が入ってテンションがどんどん上がっていくのを感じた。 目の前には赤葦がいる。 俺を挑発するように笑みを浮かべている。 「…っ、へいへいへーい!菅原ぁ!俺にいいトス寄越せよ!あかーし、ぜってー潰す!」 「気合入れろ!木兎さんくるぞ!」 上がったトスで3枚ブロックを破る。 腕を弾かれたはずの赤葦が、ネットの向こうで満足気に笑っていて俺も嬉しくなった。 「しゃー!もう一本!」 隣に来ると言ったお前のために、俺は頂を目指す。

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スキマスイッチ 雫 歌詞

背中 に あっ た 翼 は 君 と共に 無く した

スキマスイッチの雫って曲聞いて思い浮かんだネタです。 木兎さんが情けない。 殴りたいほどに情けない。 この後赤葦は監督たちにすごく怒られると思う。 それを庇う木兎さんと木兎に怒る梟谷メンバーかわいい。 ちなみにこれまだ、付き合ってないから。 付き合ってない…だと!?そういえば付き合ってないよこの2人!実は両片思いだよ! そして続きのネタは思いついてるんだけどでも力尽きそうだし書くかはわからない。 だってすでにこれが駄作。 そうこれは自己満足の世界。 木兎さんにキレる赤葦うまい。 あと赤葦の挑発的な笑顔うまい。 まじ兎赤。 兎赤すぎて、兎赤。 なんかいろんなネタ思いつくから誰が書いてくれないかな。 季節外れのホラーとかもあるんだよね書いて。 たたりもっけ。 木兎「あかーしへいへーい!」 赤葦「はいはい」 じゃない兎赤がとてもおいしくて食べたい。 気が向いたら、書く。 桜が咲くよりも少し早い季節、いつもは無表情に流すお前がなぜかボロボロと大きな涙を零して「木兎さん」なんて呼ぶもんだから。 柄にもなく俺も涙をこぼした。 寂しい。 行きたくない。 もう少し。 それでも時間が待つことはなく、迎えた卒業。 最高だった一瞬も、悔しかった思いも、一緒に共有した相手だった。 泣いてくれたことが嬉しくて、サヨナラが寂しくて、ぐちゃぐちゃの顔で抱き合った。 そして口にした「これから」を、試合の時みたいな顔でお前が言うから。 挑発するような、あの笑顔で、お前が言うから。 俺は、悲しくなった。 赤葦、俺はもう飛べない。 「木兎、調子悪いなら下がれ」 大学に進学して一ヶ月、隣にいるはずの赤葦が見つからないことは俺の調子を狂わせた。 バレーが、楽しくない。 合わないトスに、支えてくれない仲間。 しょぼくれたら直ぐに下げられる。 酷ければ、帰される。 ここは高校の時のチームじゃないって実感した。 「なんとなく、そうなる気はしてたんだよなぁ」 赤葦に会いたくて、でも情けない姿は見せたくなくて、我慢できずに呼び出したのは、高校の時のチームメイトの木葉だった。 「むっ、どういう意味だよ!」 「そのまんま。 末っ子を甘やかしすぎたかねぇ」 困ったように笑う木葉は、俺がこうなることを卒業前から危惧していたらしい。 というよりも、同学年のレギュラーは皆思っていたことらしかった。 「会いたいなら会いに行けば?赤葦だってお前に会いたいだろ、心配してたぞ。 木兎さんから返信がこないって」 「ぅー…でも今の俺、カッコ悪りぃじゃん…」 「そんなん元からだっての…」 俺が突っ伏したところで上から木葉の呆れた声が聞こえたが、顔を上げる気にならなずにウンウンと唸ってみた。 お待たせいたしましたー、という声と共に退け、と頭を叩かれたので顔を上げると、注文した料理が置かれた。 「まっ飯食って元気出せよ!ゴールデンウィークの合宿にチラッと顔出せば良いじゃねーか!な!」 「え、なにそれ?」 「は?行くだろ?毎年1日だけOBが集まる日あんじゃん。 俺らの代強かったし、監督からメール来てたぞ?」 急いで確認してみれば、未読の中に確かに監督からのメールが入っていた。 今時メールなんてまともに確認しないから見てなかった。 「ゴールデンウィークは俺も合宿だし、行けねぇ」 「ありゃ、まあお前のとこ強いもんなしゃーねー。 皆には俺から言っといてやる…っておい…、情けねー面してんなよ…」 「…俺も行きたかった…」 聞けば梟谷と合宿が丸かぶりしているのは俺だけで、つまり元レギュラーで不参加は俺だけとなったわけだ。 俺だけ、仲間はずれ。 別れ際、木葉は心配そうに俺を見ていたけど、わりと拗ねていた俺はそれを無視してしまった。 いつまでも成長できない自分に、すごくイラついた。 ゴールデンウィークも終わり、夏休みに入る頃、俺は監督に呼び出された。 「木兎、お前はスポーツ推薦でこの大学に入ったんだ。 まだ1年のお前に言うのもあれだが、高校の時のような覇気が全く感じられん。 やる気がないやつがいるとチームの士気に関わる」 「…はい」 「はい、じゃわからんだろう。 …黙って見ているだけじゃ解決しないと思って呼び出したんだ」 言えるはずもなかった。 高校の時のセッターじゃなきゃバレーしたくない、なんて言ったところで呆れられて終わるのがオチだ。 というか、そんな甘えたことを言う奴に今後の期待なんて出来るはずもない。 主将をやっていたんだ、それくらいは俺にだってわかる。 でも、おれは…。 「はぁ…、今期の大会、お前は控えにすら入れない。 そのままじゃいつまでもコートには立たさないからな」 黙った俺に、監督はそれだけを告げていなくなった。 俺は、コートに、立てない。 夏休みに入って、練習漬けの日々を過ごす中で感じ始めた違和感。 トスが上がるたびに感じる焦り。 床を踏み切った時に感じる不快感。 スパイクがネットを越えずに落ちた時の、絶望。 コートに立つのが怖くなった。 体育館に入るのが嫌になった。 バレーボールを目にするたびに思い出す赤葦の姿に、心臓を掴まれたような、吐き気があがるようになった。 「お前それ、鬱の症状に似てね…?」 梟谷のメンバーにも会いたくなくて、でも誰かに相談したくて。 俺が呼び出したのは、高校時代の夏の合同合宿に参加していた音駒高校の元主将、黒尾だ。 「…バレーが全然、楽しくない」 「なあ、お前ここ最近笑った記憶あるか?」 「…そういやあんま…」 「それまじでやばいヤツじゃねーか」 最近は、なにをしていても楽しくなくて、食事すら億劫で、大好物の焼肉すら食べたいと思わなくなっていた。 何をしていても思い出すのは赤葦の姿。 会いたい。 でも、あいつが尊敬する俺は、もういない。 「…わかった。 お前のため、強いては赤葦のためにこの黒尾さんが一肌脱いでやろう」 「?ここで脱いだら変態だろ」 「言葉の綾だよ!」 それから数日後、届いたメッセージには毎年恒例の梟谷グループの合同合宿の日程とOBが参加してもいい日にちだった。 自分の予定と比べ合わせたところ、練習はあったものの午前だけで、俺の合宿とは被っていないようだし断る理由もない。 でもいざ会うとなると、何故か気分が悪くなって俺は黒尾にすぐに返事ができなかった。 黒尾:逃げんなよ いつの間にかどう断るかを考えて始めていた俺の目に、黒尾から届いたメッセージ。 逃げられない。 俺がそれに参加することは強制的に決まってしまった。 そうして訪れた当日。 森然高校の前まで来て怖気付いた俺はUターンして一番近くにあるカフェに潜り込んでしまった。 外からは暑苦しい蝉の声が響いていて、さっきから定期的に鳴っている俺のスマホは未だカバンの中に終われている。 だって行きたくない。 コートに、立ちたくない。 それ以上に、今の俺を赤葦に見せたくない。 こんなにも泣きそうになったのは生まれて初めてかもしれない。 心臓が痛すぎて、死にそうだ。 いっそ死んでしまいたい。 しょぼくれモードなんて高校の時に言われてたテンションの不調は、大学に入って悪化したらしい。 少なくとも、死にたいと思ったことはない、はず。 日が傾き始めた頃にやっと開いたスマホ、メッセージの中に赤葦の名前があった。 赤葦:木兎さん ああ、もうばれた。 死のう、死ぬしかない。 なんてネガティヴ突っ切ったテンションのまま、足は自然と合宿場へと向かっている。 だって赤葦が呼んでるんだ、行くしかないじゃないか。 「木兎!お前連絡もなしに…おいどうした」 「黒尾、おれ、おれ、死ぬ。 死にたい」 俺ってこんなに女々しいヤツだっけ。 大会ですらこんなに怖いと思った事はない。 というか俺は今、なにに怯えてこんなに震えてるんだ。 何もわからない。 なにも、 「木兎さん」 低い、落ち着いた声だ。 変わらない、あいつの、俺を呼ぶ、声。 「体あっためて、コート立って下さい。 皆、待ってます」 それだけを言うと赤葦は去っていった。 俺を置いていくように、背を向けて去っていく。 黒尾が心配そうに何か言っていたけれど、もうなにも頭に入ってこなかった。 とりあえず、ストレッチをせねば。 ストレッチを終えてコートに入れば、赤葦中心に梟谷のレギュラー陣が集まって話し合っている。 反対側には梟谷のOBと黒尾、セッターは烏野のOBである菅原がやってくれるようだ。 「…ゲームすんの?」 「おう、赤葦と木葉セッティングのガチマッチ。 主将とOBがわざわざ監督に頭下げて用意してもらった舞台だぜ?本当は昼にやる予定だったけどな」 「…すまん…、でも、おれ…」 やりたくない、って言おうとした所でバシンッと背中に衝撃が来た。 「おっす木兎〜!元気ないなぁ?ほれほれ、後輩に情けない姿見せらんねーべ。 気合い入れてけ〜!」 振り返れば爽やかな笑顔と共に何故か威圧感を感じる菅原の姿があった。 なんかもう、逃げ道ねぇじゃん…。 そうして始まったゲームは、やっぱり散々だった。 高校の時のように力が入りすぎて、っていうミスは少なかった。 それでも打ったはずのスパイクはドシャットを喰らい、フリーで打ったはずなのに拾われる有様。 他の奴らの攻撃は決まっているのに。 赤葦の顔が見れなくて、相手のボールがセッターに向かうたびに目を逸らしてしまう。 そうすればブロックなんて間に合うはずもなく頭の上をボールが通過して、黒男に怒鳴られる。 わらわらと集まってきたギャラリーの中の、俺を知っている奴らはやはり心配を顔に浮かべていた。 「タイム」 何度目かのドシャットを喰らった所で、赤葦がタイムアウトを要請した。 え、ここは畳み掛ける所じゃないの?なんて疑問を浮かべて、今日やっと見た赤葦の顔は、なんていうか、もう、怖い。 「なんで、呼ばないんすか…?」 「へ、」 「あんた今日、1回もトス呼んでないっすよ」 言葉に詰まった。 確かに俺は、1度もトスを、呼んでいない。 何度か打ったスパイクだって、俺に上がったから、打っただけだ。 でも、だって、 「…て…かよ…」 「え、あ、あかーし…」 ネットを潜り、こちら側のコートに入ってきた赤葦は、それこそ地を這うような声で、何かを言った。 「ちょ、赤葦っ!」 焦った木葉の声が遠くに聞こえて、気づいたときには、俺は赤葦に掴みかかられていた。 「舐めてんのかよっ!あんたっ、それでもバレー選手かっ!?」 「あ、かーし…っ」 「呼べよっ!あんたが飛ばなきゃ、誰が飛ぶんだ!あんたは、木兎光太郎は!梟谷のエースだろうがっ!」 そんなの、それは… 「終わったじゃんかっ!もう、終わったじゃんかよぉ…」 「は…」 「だって、俺、あかーしのトスがいい…あかーしとじゃなきゃ、おれは飛びたくないぃ〜…」 今のおれ、絶対情けない。 後輩たちの前で、号泣する羽目になるとは思わなかった。 でももう、止まらない。 一度出てしまったら全部吐き出すまで、止められない。 「ひっく、俺だって、バレーしたいっ、うっ、でも、あかーしがっ、っく、いないんだもんっ、さがしてんっ、のにぃっ!」 胸倉を掴まれて、ボロボロと泣いて、視界が歪んで、ああ、また、赤葦が見えない。 すると掴まれた胸ぐらを力強く引かれ、おれは引きずられるようにコートから出された。 「…なら、もういいです」 …ほら、お前は、そうやって俺を…。 また溢れそうになった涙を汗で湿ったタオルでがさつに拭われ、不満げに相手を睨み付ければ、そこには。 「そこで、待っててください」 不敵に笑う、赤葦の顔。 「俺がいなきゃ飛べないなら、そこで待っていて下さい。 絶対、追いつくんで。 そこに居てくれた方が早い」 ゲームメイクが上手く行ったときみたいな、相手を、仲間を、挑発して焚きつける、俺の好きな、赤葦の顔。 「待っていて下さい木兎さん。 走って、行きます」 そういって踵を返した赤葦に、俺の中で燃え上がる、何か。 まって、違う。 待て、赤葦、行くな。 俺の先を、俺を、追い抜いて、行かないで。 「…かーし」 お前を、引っ張るのは、俺だ。 「あかーしいいいい!」 試合中、トスを呼ぶみたいに俺は叫んだ。 力一杯、そりゃもう、赤葦が目を丸くして振り向くくらい。 「ダメだ!絶対ダメ!お前を引っ張るのは俺なの!絶対、来させない、超えさせない!やだ!」 「知りませんよ。 勝手に立ち止まったのは木兎さんでしょう。 皆さんすみません始めましょうか、そちらのチーム誰がもう1人…」 焦る、焦る。 赤葦が俺を置いていこうとしてる。 「ダメ!俺がいるじゃん!なんでそういうこと言うのあかーし!いじわる!」 「…はぁ、じゃあさっさと戻る!時間ないんだから!」 「おう!」 コートに戻ればいろんな人から喝として背を痛いほど叩かれたが、むしろ気合が入ってテンションがどんどん上がっていくのを感じた。 目の前には赤葦がいる。 俺を挑発するように笑みを浮かべている。 「…っ、へいへいへーい!菅原ぁ!俺にいいトス寄越せよ!あかーし、ぜってー潰す!」 「気合入れろ!木兎さんくるぞ!」 上がったトスで3枚ブロックを破る。 腕を弾かれたはずの赤葦が、ネットの向こうで満足気に笑っていて俺も嬉しくなった。 「しゃー!もう一本!」 隣に来ると言ったお前のために、俺は頂を目指す。

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