お忙しい中 ありがとう。 「お忙しい中」の意味とは?類語とメールで使える例文を紹介!

「来てくれてありがとう」の敬語表現・使い方・別の敬語表現例

お忙しい中 ありがとう

「お忙しい中を」 相手を気持ちよく見送る際 添えることの多い一言です。 「お忙しいところ」「お忙しい中を」 という表現は口頭、メール、電話、 お客様や取引先との やりとりで頻繁に使われます。 ただ、実際に使う場合には 注意しなければならない点もあります。 失礼にならないよう 正しく理解しておくべきです。 打合せがありある事業所を訪問しました。 打合せは無事終了。 帰り際に 「 お忙しい中をありがとうございました。 」 そうお声がけいただき 気持ちよく見送っていただきました。 この一言は思いのほか 相手に好感を与えます。 今回は 「お忙しいところ」「お忙しい中を」 を取り上げ記事にしてみました。 意味や使い方など日頃よく使う言葉だけに もう一度使い方を確認しておきましょう。 「お忙しい中」の意味 忙しい様子を意味する「お忙しい中」 「忙しい様子」を意味する 「お忙しい中」という言葉。 忙しい、忙しくないに関係なく使われ、 相手への気遣いを表す言葉のひとつが 「お忙しい中」です。 例えば、常套句として良く耳にする 「お忙しい中恐れ入りますが、よろしくお願いいたします」 という言葉は、相手が忙しい状況にある かもしれないことを気遣い、 「よろしく」と依頼をしている文章です。 類語「お忙しいところ」 「お忙しいところ」は「お忙しい中」 の類語です。 「お忙しい中」と同じく、 相手が忙しい、忙しくないに関係なく 気遣いを表す言葉として使われます。 他にも忙しい様子を表す言葉としては 「ご多用」や「ご多忙」があり、 かしこまったシーンで 使われる丁寧な表現です。 「お忙しい中」の使い方 「お忙しいところ」「お忙しい中を」 はクッション言葉です。 クッション言葉とは、 相手への配慮にかけてしまう場面で 緩衝材のような役割を果たす言葉です。 相手に依頼を行う際などに 申し訳なさを伝えたり、 配慮を伝えることができます。 相手が受ける印象は この一言があるのとないのとでは 全く違ったものになります。 ですから、 上手に使っていきたいものです。 「お忙しいところ」は 大きく分けて3つの使い方があります。 1、依頼する 2、感謝を伝える 3、時間を割いてもらったとき どちらもビジネスシーンでは 頻繁に使われる表現です。 「依頼をする」「感謝を伝える」際に 用いることで相手に対して 丁寧な印象や謙虚な姿勢を伝えられます。 1、依頼をする際 「お忙しいところ」は相手に対して 何かを依頼する際に使うのに便利です。 依頼を行う前に用いることで クッション言葉としての役割を果たし、 相手に丁寧な印象を与えることができます。 「 お忙しいところ恐縮ですが、ご確認をよろしくお願いします」 このような形で用いるのが一般的です。 2、感謝を伝える際 「お忙しいところ」は相手に対して、 感謝を伝える際にも用いられる表現です。 依頼をした内容に対応してもらった際や ご足労頂いた際などに用いられるため、 ビジネスシーンでは頻繁に使われます。 「本日は お忙しいところ、ご足労頂きましてありがとうございます」 「本日は お忙しい中を、ご対応頂きましてありがとうございます」 などの形で口頭、メールを問わず 用いられるのが一般的です。 3、時間を割いてもらったとき 「お忙しい中」という言葉が出てくるのは、 相手に時間を割いてもらっている、 という意識があるからです。 どのような内容であったにしても、 相手に時間を割いてもらっている、 時間をかけてもらっている、 このことに関して、 「お忙しい中」と表現しています。 「 お忙しい中、貴重なお時間をいただきまして心より感謝です。 」 お忙しい中とは敬語なのか? 「お忙しい中」とは敬語表現です。 社内のメールで上司や先輩に使えます。 社外の相手とのやりとりに使っても良い、 丁寧な敬語表現であると言えます。 「お忙しい中」のNG例 お忙しい中恐れ入りますが今日中のご回答をお願いいたします。 お忙しい中恐縮ですが価格に関しましてはこちらの要望のとおりでお願いいたします。 お忙しい中申し訳ございませんが月内のお返事をお待ちしております。 お忙しい中近くまで来たので立ち寄ってみました。 お忙しい中課長からの依頼であれば期限までに必ず終わらせます。 あいにくお忙しい中なのでお引き受けいたしかねます。 お忙しい中お呼び立ていたしますのでしばらくお待ちください。 このような使い方は誤りです。 「お忙しい中」という言葉は、 相手が実際に忙しいかどうかは関係なく、 使うことができるので、 使う際の注意点としては、 時間に余裕がある場合などは、 嫌味に聞こえてしまうこともあります。 そのような場合は、 あえて「お忙しい中」を使わない のもありです。 その他の注意点として、 「お忙しい中」を使った場合、 相手に要求しすぎないことが大切です。 相手の事を気遣った言葉を使って、 自分のお願い事を聞いてもらっている にもかかわらず、 納期を決めたり、 複数の事を依頼するのはやめましょう。 そして、 「お忙しい中」を使った際は、 相手に「指図」を しないよう 気を付けましょう。 例えば、 「早めのご返信をお待ちしております」 といった書き方は、 相手に「早く返信するように」と 指図していることになるので、 このような書き方は避けるべきです。 「お忙しい中」「お忙しいところ」のお勧め文例30選 例文を紹介しておきます。 依頼をする際 1、「お忙しいところ大変恐縮ではございますが、お返事をいただきたく、お待ち申し上げます。 」 2、「お忙しい中お手数をおかけしますが、何卒ご出席くださいますようお願いいたします。 」 3、「お忙しい中すみませんが、もしお手すきの時間がありましたら、お手伝いいただいてもよろしいでしょうか。 」 4、「お忙しい中メールにて失礼いたします。 」 5、「お忙しい中恐縮ですが、ご確認の上、折り返しご連絡をお願いいたします。 」 6、「お忙しい中恐れ入りますが、何卒よろしくお願いいたします。 」 7、「お忙しいところ申し訳ございませんが、吉永様にお取次ぎいただけますでしょうか。 」 8、「お忙しいとは存じますが、書面ご確認の上、弊社宛の封書にて郵送していただけると幸いです。 」 9、「かねがねお知らせしておりました月末の社内懇親会の出欠の件です。 お忙しいところ申し訳ございませんが、お返事いただければ幸いです。 」 10、「毎年恒例の大感謝祭が今月25日に催されます。 お忙しいとは存じますが、是非お出かけくださいますようお願い申し上げます。 」 感謝を伝える 11、「本日はお忙しい中、皆様お集まりいただきありがとうございます。 」 12、「遠路わざわざお越しくださいまして、お忙しい中ありがとうございます。 」 13、「お忙しい中メール頂戴いたしましてありがとうございます。 」 14、「先日はお忙しい中、長時間私どもにお付き合いいただきありがとうございました。 」 15、「お忙しいところ、ご丁寧にお答えいただき誠にありがとうございます。 」 16、「今回はお忙しいところ手を貸していただけて本当に助かりました。 」 17、「先生にはお忙しいことろ、大変わかりやすくご教授くださり心より感謝しております。 」 18、「先日はお忙しい中、ご親切にご案内くださいまして、誠にありがとうございました。 」 19、「先ごろはお忙しい中、貴社工場の視察させていただき、誠にありがとうございます。 大変参考になり感謝しております。 」 20、「昨日はお忙しい中にもかかわらず、弊社展示会まで、ご足労をいただきありがとうございました。 」 時間を割いてもらったとき 21、「先日はお忙しい中、貴重なお時間を割いていただき、誠にありがとうございました。 」 22、「この度は、お忙しい中お時間をいただき、誠にありがとうございました。 」 23、「お忙しい中お時間を割いていただきまして、大変助かりました。 」 24、「私、坂木と申します。 お忙しいところ失礼いたしますが、今少々お時間の方、よろしいでしょうか。 」 25、「先日は突然の訪問にもかかわらず、お忙しい中お時間をいただき、誠にありがとうございました。 」 26、「お忙しい中、お手数をおかけしますが明日の会議資料を作成しましたのでお目通しをお願いします。 」 27、「今日はお忙しい中、大変有意義なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。 」 28、「お忙しい中すみませんが、どうしてもわからない箇所があるためご教授願いたいのですが。 」 29、「お忙しい中申し訳ありませんが、ひとつ相談させていただきたいことがありお邪魔させていただきました。 」 30、「お忙しい中恐縮ですが、決算資料の作成を最優先でお願いします。 」 「お忙しい中」を失礼なく使うポイント 「お忙しいところ」は クッション言葉として使うのに とても便利な言葉です。 その一方で、使い方によっては、 相手を不快にさせてしまう事もあります。 注意点をしっかりと押さえて 気持ちよく依頼や感謝を 伝えるようにしましょう。 1、後ろに続く文を丁寧にする 「お忙しいところ」を使う際には、 語尾は丁寧な表現を使うのが好ましいです。 ・「お忙しいところ、恐縮ですがよろしくお願いします。 」 ・「お忙しい中、お時間を頂きましてありがとうございます。 」 このように、「お忙しい中」に続く文を 丁寧に表現することが大事になるので、 意識するようにしましょう。 2、細かな要求は避ける 「お忙しいところ」と いう前置きをして依頼をする場合、 細かな要求をするのは好ましくありません。 相手が忙しい状況である事を 理解していながら、 事細かな作業や仕事を依頼するのは 相手に不快感を与えかねません。 「メールをご一読ください」 「返信をお願いします」など 簡単な依頼にとどめるようにしましょう。 3、相手の状況を考えて使う 「お忙しいところ」は 実際に相手が忙しいかに関係なく 使うことが出来ます。 相手への配慮を示す言葉です。 ただし、先にも綴りましたが、 暇そうにしている相手に対して頻繁に 「お忙しいところ恐縮ですが」 などと使うと嫌味に聞こえる 可能性もあるので注意しましょう。 4、繰り返し使うのは避ける 「お忙しいところ~」を 同じ相手に何度も使うのは避けましょう。 初めの挨拶くらいに使うくらいが ちょうどいいです。 5、自分が忙しい場合は 「立て込んでいる」を使う 「お忙しいところ」は、 自分が忙しいときは使えません。 「只今、立て込んでおりまして…」 というような表現にしましょう。 「お忙しい中を」営業マンが上手に使うには ビジネスシーンで コミュニケーションをとる上で、 「お忙しいところ」と一言添えるだけで、 ずいぶん柔らかい印象になるものです。 適度な頻度と相手に合わせた使い方を すれば、「お忙しいところ」という 表現が生きてきます。 今の自分が正しい使い方ができているのか 発信メールなどで確認しておきましょう。 「お忙しい中」は相手の状況に関係なく、 気遣いを表す言葉として使われます。 常套句として何気なく使ってきた方も 少なくないと思いますが、 相手の時間を頂くということへの 感謝の気持ちがあるかどうか。 このフレーズを上手く使いこなせるか、 相手に伝わるかどうか、 ここが一番重要なポイントです。 是非、 自分のために時間を割いてくれている 相手への敬意と感謝を忘れずに、 「お忙しい中」「お忙しいところ」 を使っていきましょう。 【スポンサードリンク】 覚えるだけで出世するビジネス用語大辞典119選.

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「ご連絡ありがとうございます」は敬語?ビジネスメールの使い方5選

お忙しい中 ありがとう

「お忙しい中」は「忙しい状態」を指す言葉ですが、単純に「忙しい」という意味だけではありません。 この言葉には相手への心遣いが含まれています。 相手も人間ですから、決まったスケジュールで動いている筈です。 特にビジネスとなれば分刻みで会議や訪問等予定がある人も多いでしょう。 そんな人に、自分の(用事の)ために時間を割いてもらうことになります。 そのことに関して「お忙しい中」は「ありがとうございます」という感謝なのか、「申し訳ございません」という謝罪の言葉なのかは、「お忙しい中」の後に続く言葉で意味が変わっていきます。 「お忙しい中」は「ありがとうございます」や「申し訳ございません」等の前につけるクッションの役割を持つ「枕詞」になるのです。 「お忙しい中」は、相手にお返事を促す時やお願いをする際に使う表現です。 詳しくは例文で取り上げますが、「お忙しい中恐縮ですが、お返事をお待ち申し上げております」のように使います。 メールでは締めの挨拶としてよく使われるでしょう。 就活中の面接等でもよく使われます。 特に上司や社外の人等、目上の人にお願いをするのはどうしても気が引けるものです。 またはっきりと「お願いします」と言ってしまうと図々しいと思われて失礼になる危険もあります。 「お忙しい中すみませんが…」と一言置くことで、相手が受ける印象を控えめで柔らかくすることが出来るのです。 先で説明したように、相手は忙しい合間を縫って自分のために時間を割いてくれています。 メールも本当は読んでいる時間ですら惜しい人もいるでしょう。 本当に相手がそんな状況かどうかは実際関係ありませんが、相手を気遣う言葉をかけるのはビジネス以前に社会人としてのマナーです。 「お忙しい中」は相手に対してお礼の言葉を述べたり、謝罪の言葉としても使われたりもします。 「お忙しい中足を運んでくださり、誠に恐縮です」や、「お忙しい中、お手数をおかけしてしまい申し訳ございません」のように使うことが多いでしょう。 お礼は主に挨拶、謝罪は社交辞令の決まり文句のようなところがありますが、心を込めて言うことが大切です。 「お忙しい中ありがとうございます」というお礼の言葉は披露宴やパーティー等で司会が使う挨拶の文言としてもお馴染みでしょう。 パンフレットや案内等でも見られます。 「先日はお越しいただき誠にありがとうございました」のような過去に起こった出来事のお礼を挨拶もかねてするのなら、メールでも不自然ではありません。 謝罪はお願いと同じく締めの挨拶として使われる表現です。 また「お忙しい中申し訳ございません。 お返事の程どうかよろしくお願い致します」のように謝罪とお願いを二文にすることで両方の意味を伝えるという使い方もあります。 「お忙しい中」はあくまでも相手を気遣う社交辞令で、相手が本当に忙しいかどうかは関係ありません。 たとえば相手が転職先は決まっているが今はまだ働いていないという場合や、怪我で入院しているという時でも「お忙しい中」は使えます。 ただし、どう見ても忙しくない人に「お忙しい中」は嫌味に聞こえる可能性があるため注意しましょう。 司会が使う挨拶言葉としての「お忙しい中」は、その会場に来ている人全体にかけている言葉に過ぎません。 勿論忙しい毎日を送る人もいるでしょうし、そうでない人もいるでしょう。 個別ではなく大勢の人への挨拶になるのです。 しかし、マナーだからというだけで適当に「お忙しい中」を使って良いというわけでもありません。 特に対面や電話なら、心がこもっていないのはすぐにバレてしまうでしょう。 その表現の意味の通りに心のこもった「お忙しい中」を使うことが大切です。 【例文】 「お忙しい中申し訳ございませんが、資料の送付をお願い致します。 」 「大変お忙しい中恐縮ですが、ご確認の程よろしくお願い致します。 」 「お忙しい中恐れ入りますが、お返事をお願い申し上げます。 」 「お忙しい中とは存じますが、宜しくお願い致します。 」 会議や打合せ等で上司や社外の人へ使う言葉です。 対面の場合でも、依頼だけでなく主に締めの挨拶として使われることも多いでしょう。 お願い・依頼の意味での「お忙しい中」には「恐縮」や「申し訳ございません」等がよく続きます。 特に後者の場合は、「お時間がないのに申し訳ありません」という謝罪の意味も兼ねた表現にすることが出来ます。 話し言葉として対面や電話で言うのは勿論、ビジネスメールでも使える表現です。 【例文】 「大変お忙しい中恐縮ではございますが、お返事をいただけますと幸いです。 」 「先日はお忙しい中お時間を頂き、誠にありがとうございました。 」 「この度はお忙しい中ご対応いただきありがとうございました。 」 「お忙しい中お手数をおかけしてしまい、申し訳ございませんでした。 」 メールでの「お忙しい中」はお願いの意味でもよく使われます。 一方でお礼や謝罪は過去の事について使うことが多いでしょう。 勿論現在形でも使えますので、状況に合わせるのがベストです。 「お忙しい中」は丁寧な表現であることから上司にも取引先にも使えます。 「お忙しい中」は口語表現で、本来メールや手紙には「ご多忙」のような別の固い表現があります。 ただ「お忙しい中」の方が優しい感じがする、という印象からビジネスメールでも使う人は多いです。 固すぎるのも印象が悪くなることがありますので、必要に応じて使うのが良いでしょう。 【例文】 「ご多用の折恐縮ですが、宜しくお願い致します。 」 「ご多用」の「多用」とは、「忙しいこと」という意味の言葉です。 これに「ご(御)」をつけて敬語表現にしたのが「ご多用」になります。 丁寧な表現なので「上司や目上の人が忙しくしている様」を指していると言えるでしょう。 「ご多用」の使い方は「お忙しい中」とほぼ同じで、お願いやお礼の言葉を述べる言い回しで使われます。 「ご多用のところ」「ご多用の折」という表現もありますが、感謝の気持ちを強く伝えたい場合は「ご多用にも関わらず」を使うと良いでしょう。 「ご多用」は書き言葉で使われることが多いです。 少し固い表現のため、話し言葉としてはあまり向きません。 逆にメールや手紙には使えるため、固さを出したい場合は「お忙しい中」を「ご多用」で言い換えると良いでしょう。 【例文】 「ご多忙の中恐縮ですが、ご協力くださいますようお願い致します。 」 「ご多忙にもかかわらずご協力いただき、誠にありがとうございました。 」 「ご多忙」の「多忙」も、「用事が多くて忙しい」という意味の表現です。 敬語表現なので上司や社外の人に使えます。 「ご多忙」も固い表現であることから、メールや手紙等の書き言葉でよく使われるでしょう。 「ご多用」と「ご多忙」は意味や漢字が似ていますが、「ご多忙」は冠婚葬祭には使うことが出来ません。 「忙」という字は「亡くなる」という漢字が入っていることから、縁起が悪いとされているからです。 「お忙しい中」もそうですが、「ご多忙」を使うのはビジネスシーンや日常会話に留めておくようにしましょう。

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「来てくれてありがとう」の敬語表現・使い方・別の敬語表現例

お忙しい中 ありがとう

「お忙しい中」の意味と類語 忙しい様子を意味する「お忙しい中」 「忙しい様子」を意味する「お忙しい中」という言葉。 忙しい、忙しくないに関係なく使われ、相手への気遣いを表すクッション言葉の1つが「お忙しい中」です。 使われるシーンは大きく分けて2つあり、「お礼を伝える状況」と「依頼をする状況」で使われます。 例えば、常套句としてよく耳にする「お忙しい中恐れ入りますが、よろしくお願い致します」という言葉は、相手が忙しい状況にあるかもしれないことを気遣い、「よろしく」と依頼をしている文章となります。 類語「お忙しいところ」 「お忙しいところ」は「お忙しい中」の類語です。 「お忙しい中」と同じく、相手が忙しい忙しくないに関係なく気遣いを表す言葉として使われます。 例えば、「お忙しい中恐れ入ります」という文章に類語を当てはめると、「お忙しいところ恐れ入ります」となります。 他にも忙しい様子を表す言葉には「ご多忙」や「ご多用」があり、かしこまったシーンで使われる丁寧な表現です。 「お忙しい中」の使い方 メールと電話両方で使える 「お忙しい中」はメールなどの書き言葉と、電話や会話などの話し言葉両方で使用できます。 話し手の表情や声色が伝わらない書き言葉は、話し言葉よりも丁寧である必要があるため、メールでは類語である「ご多忙中」や「ご多用中」が多く使われる傾向があります。 相手によって堅苦しいと捉えられる可能性がある場合は、柔らかい印象を持たれる「お忙しい中」を使用しましょう。 「ありがとう」を加えてお礼の文章に 「お忙しい中」はお礼を伝えるシーンでも使用されることを説明しました。 お礼を伝える場合は「お忙しい中」に「ありがとう」と感謝の言葉を添えて使用しましょう。 例えば、忙しい中わざわざ足を運んでもらったことにお礼を言うシーンだと、「お忙しい中ご足労いただきありがとうございます」となります。 感謝を伝える言葉として「ありがとうございます」は柔らかい言い回しとなるため、かしこまったシーンでは「感謝いたします」や「お礼申し上げます」などと言い換えることが大切です。 「恐縮」が加わるとより丁寧に 相手に依頼をするシーンでも「お忙しい中」が使われると説明しました。 忙しいかもしれない相手の時間をもらう場合、「恐れ入ること」を意味する「恐縮」を加えることで更に丁寧な表現となります。 例えば、忙しいであろう相手に確認を依頼する場合、「お忙しい中恐縮ですが、ご確認のほどよろしくお願いいたします」となります。 状況によっては「お忙しい中」が失礼に 相手が忙しい忙しくないに関係なく、気遣いを表す表現として使われる「お忙しい中」という言葉。 便利な言葉ではありますが、相手に仕事がなく時間を持て余している様子が明白な場合、嫌みのように捉えられる場合があるため注意が必要です。 状況を把握しつつ、相手に時間がある場合は使用を控える方が良いでしょう。 冠婚葬祭では使用しない 冠婚葬祭の挨拶で「お忙しい中」を使うのは控えてください。 一見すると「忙しい中わざわざ来てくれた」のですから、適した使い方のように感じられます。 しかし、「忙」という漢字は「心(りっしんべん)」に「亡(なくす)」と書くため、縁起が悪いと言われています。 冠婚葬祭では「忙」のような言葉を「忌み言葉」と呼び、使用を避けられるため覚えておきましょう。 同じ意味を持ち、「忙」を使わない「ご多用」などの類語に置き換えて使用してください。 メールで使える「お忙しい中」の例文 「お忙しい中にもかかわらず」 例えば、「お忙しい中にもかかわらず、ご足労いただきありがとうございました」という文章。 上記の例文では、「忙しい状況なのに、わざわざ足を運んでくれてありがとう」という意味となり、感謝を表すシーンで使われます。 例文に出てくる「かかわらず」という表現ですが、「関わらず」という漢字表記は誤りであるため、注意してください。 漢字に直す場合は「拘らず」と表記するのですが、「拘」という漢字が一般的でないため、多くの場合が平仮名で表記されています。 「お忙しい中お時間いただき」 忙しいであろう相手の時間をもらった状況で使えるのが、「お忙しい中お時間いただき」です。 例えば、「お忙しい中お時間いただき、誠にありがとうございました」となります。 上記の例文は感謝を伝える文章となっていますが、「申し訳ございません」に語尾を変えると、謝罪の文章として使用できます。 「お忙しい中お手数おかけしました」 忙しいであろう相手に、手間を取らせたことを意味するのが「お忙しい中お手数おかけしました」という言葉です。 例えば「お忙しい中お手数おかけしました。 また、お時間がありましたらよろしくお願いいたします。 」となります。 「お忙しいところ恐れ入りますが、よろしくお願いいたします」 類語である「お忙しいところ」を使った「お忙しいところ恐れ入りますが、よろしくお願いいたします」という言葉。 相手に何かを依頼する状況で使用でき、「忙しい時に申し訳ないが、よろしく」という意味があります。 例えば、「お忙しいところ恐れ入りますが、ご確認のほどよろしくお願いいたします」という文章だと、「忙しい中申し訳ないが、確認をよろしく」という意味になります。 まとめ 「お忙しい中」は相手の状況に関係なく、気遣いを表す言葉として使用できます。 便利な言葉ではあるものの、相手が時間を持て余していることが明白な場合、失礼と捉えられることがあるため注意してください。 忌み言葉の1つでもあるので、冠婚葬祭では類語の「ご多用」を使用しましょう。

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