共通テスト 中止。 共通テスト記述式中止 関西の大学「受験生に申し訳ない」

【新型コロナ】全統共通テスト模試,駿台模試が中止!受験生がやるべきこと教えます

共通テスト 中止

データで見るリスニングの重要度 東進がこれまで実施した共通テスト型の模試の成績を分析した。 その結果、 同程度のリーディング力を持っている生徒でもリスニングの得点に大きなばらつきがあることがわかったのだ。 リーディングが70点だった生徒の英語の合計点を調べたところ、リスニングは39点〜93点と、 最もよくできた生徒とできなかった生徒とでは倍以上の差があった。 資料1のように最低点と最大点で比較すると、 リーディングの得点が同じにもかかわらず、合計点で54点もの差がついてしまった。 一方資料2は資料1と同じ得点率だったと仮定して、センター試験の配点比率(R:L=4:1)で合計点を計算した場合だ。 リスニングの比重が小さいため、 得点差は21. 6点に縮まる。 センター試験は、リスニングの配点比率がリーディングの4分の1だったため、リスニングが不得意だったとしても、リーディングで多少はカバーすることができた。 しかし、リスニングとリーディングの配点比率が1:1の 共通テストでは、リスニングの対策を十分にしなければ、大きな得点差をつけられてしまうといえる。 1令和2年度の大学入試における「大学入試英語成績提供システム」導入見送り 文部科学省は11月1日(金)、令和2年度の大学入試における「大学入試英語成績提供システム」導入見送りを発表しました。 この日は、共通テストのID申し込み開始日でもありました。 また、この発表に伴い英語民間資格・検定試験の共通テストへの導入を延期することも発表され、様々な意見が上がっています。 1 「大学入試英語成績提供システム」とは? 「大学入試英語成績提供システム」とは、大学入試センターが受験生から民間の英語民間資格・検定試験の成績データを収集し、その成績データを各大学へ送付する仕組み。 大学入試センターが受験生から民間の 英 語民間資格・検定試験の成績データを収集し、一元管理する。 そして、その成績データを各大学へ送付する「大学入試英語成績提供システム」を導入予定だった。 文部科学省が10月末に公表した調査結果によると、国立大の95%、公立大の86%、私立大の65%が何らかの形で、2020年度に実施する入試(2021年度入試)で成績提供システムを利用すると表明していた。 2 導入見送りの理由は? 経済的な状況や居住している地域にかかわらず、高校生が英語民間試験を等しく安心して受けられるようにするためには、更なる時間が必要だと文部科学省が判断したため。 そのため11月1日(金)から申し込み開始としていた「共通テストのID発行」も中止とした。 3 今後どうなる? 「大学入試英語成績提供システム」導入が見送られたことに伴い、英語民間資格・検定試験の大学入学共通テストへの導入も延期となった。 「大学入試英語成績提供システム」の提供を受けて国公立大学・私立大学の中には従来の英語入試から変更を発表した大学もある。 今後、各大学がどのような対応をするのか、注視していく必要があるだろう。 各大学の動向を注視したい。 2「受験生の不安を払拭し、安心して受験できる体制を早急に整えることは 現時点では困難」記述式導入見送りへ 萩生田文部科学大臣は、共通テストでの記述式問題について、導入を見送ることを発表した。 実際の採点者が決まるのは来年秋から冬になることや、採点ミスを完全になくすのは期待できないこと、採点結果と受験生の自己採点の不一致を格段に改善することが困難など理由を説明した。 2019年11月に発表された英語民間試験の導入見送りと合わせて、記述式問題導入についても反対の声が多く上がっていたが、今回の発表によって大学入試改革の2つの柱の実施が見送られることになった。 一方で論理的思考や表現力を強化する観点から、大学入試において英語4技能評価と記述式問題が果たす役割の重要性には変わりなく、文部科学省は今後適切に対応すると述べた。 Q4 センター試験と比べると、どちらが難しいのですか? 大学入試センターは 試行調査のマーク式問題において、平均得点率を5割程度と想定して作問しています。 一方で センター試験は平均得点率を6割と想定し実施しています。 平均得点率で比較すると、 現段階では「大学入学共通テスト」の方が難しいといえるでしょう。 出題される単語量・問題量の増加や新たな出題内容(例:正しい答えをすべて含む選択肢を解答する問題)など、対策していないと難しいと感じるものが増えたためと考えられます。 新しい入試のポイントは、試験が変わることだけではありません。 試験の点数だけでなく、志望理由や課外活動への主体的な取り組み、将来の目標などを総合的に評価するAO・推薦入試が今後拡大する見込みです。 2020年度からAO入試は総合型選抜へ、推薦入試は学校推薦型選抜へ、それぞれ名称が変更されます。 国立大学は2021年度までにAO・推薦入試の定員を全体の30%とする目標を掲げるなど、AO・推薦入試を重視する動きがあります。 東進では、学力を飛躍的に高める授業だけでなく、将来の夢・志を育み、目標をよりはっきりとさせる「未来発見講座」を数多く提供しています。 将来、自分の人生をかけて何を成し遂げたいかと真剣に考えることは、AO・推薦入試のためにとどまらず、夢・志への中間目標である志望校合格に向けた努力の原動力となります。 大学入学共通テスト対応 思考力・判断力・表現力養成講座 (開講中) 講座で養成する力 テーマ 学習内容 予定 読解・思考力編 大学入学共通テストで欠かせない読解力と思考力を養成する。 筆者の主張や対比されている事柄などを大局的に捉えながら、本文を構造的に理解することで、大学入学共通テストでの読解法・思考法を身につける。 判断力編 大学入学共通テストの特色である実用的文章を扱う。 グラフ、会話文、新聞記事など、複数の資料を相互に関連付けながら、整理する方法を解説。 与えられた課題について、さまざまな視点から比較・考慮する判断力を養成する。 表現力編 大学入学共通テストの特色である記述式問題を扱う。 解答の書き方やポイント整理の方法をわかりやすく解説。 本文から理解した内容を整理し、根拠に基づいて論理的に記述できる表現力を養成する。 実践演習編 思考力・判断力・表現力を問う総合問題を扱う。 日常生活での課題に対し、論点の整理やその解決方法を、資料やデータを元に考えることで、全教科に通用する思考力・判断力・表現力を完成させる。

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【共通テスト】英語の民間試験が反対される理由

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全日本教職員組合(全教)は2020年5月20日、「コロナ感染拡大から子どもを守り、豊かな成長・発達を保障するための全教の提言」を発表した。 子どもたちが安心して過ごせる居場所作り、大学入学共通テストの導入中止などを提言している。 全教は、公立・私立の学校をはじめ、すべての教育関係機関で働く教職員が1991年に結成した教職員組合。 新型コロナウイルスの感染拡大が子どもたちの成長・発達に深刻な影響を及ぼしていることを受け、憲法と子どもの権利条約に基づき、「子どもの最善の利益」を保障する立場から提言を行った。 提言は、「子どもたちのいのちと健康・安全と安心して過ごせる場の確保を最優先に」「子どもたちの豊かな学びを保障するために」「教職員への感染拡大を防ぐために」の3分野で構成。 子どもたちが安心して過ごせる居場所作りを求め、学校再開にあたっては物理的距離を確保するため、「今こそ少人数学級の実現を」と訴えている。 豊かな学びの保障については、1日7時間授業や放課後補習、土曜授業、長期休業期間の短縮などで授業時数を確保しようとする動きを「ただ授業時数をうめ合わせるだけでは、かえって子どもたちを追い詰めることになり、本当の意味での学びの保障にならない」と指摘。 子どもや学校の実態を踏まえた柔軟な対応や工夫を求めている。 2021年度の高校・大学入試については、「当面、大学入学共通テスト導入を中止すべき」と提言。 各学校で学習状況が異なることを踏まえ、「公平・公正な入試のあり方を検討し、早急に示すことが求められる」とした。 中学校や高校で短期間に学習内容を詰め込んだり、特定の生徒が不利になったりすることがないよう、すべての受験生が履修可能な出題範囲とするなどの対応も求めた。 オンラインによる家庭学習を性急に進めることについては、「教育格差を拡大する危険性がある」と危惧。 感染対策における緊急時の学びの保障と教育ICT化推進を混在させず、丁寧に検討すべきとした。 学校や教職員への感染拡大防止については、教職員の検査体制整備など具体策確立も急務とした。 《奥山直美》.

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浪人減、コロナ、模試中止、共通テストとかいう奇跡の1年

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記述式の延期を発表 批判が止まらない共通テストですが、英語民間試験に続き、国語・数学の記述式についても延期することを萩生田光一・文科相は2019年12月17日の閣議後記者会見で言明しました。 これで共通テストは目玉だったはずの英語民間試験、国語・数学の記述式、それぞれを欠くこととなりました。 そもそも、記述式は2016年の時点でも国立大の9割で導入されています。 ところが、「国語、小論文、総合問題」を実施していない大学が6割あるデータを持ち出して「国立大は記述式をやっていない大学が6割」とするレトリックが記述式導入を後押ししていました。 もうこのあたりから、ダメな臭いが漂っていた、と言えます。 まさか、このレトリック、共通テスト批判が強まった昨今では誰も使わないだろうと思いきや、鈴木寛・慶應義塾大教授(大学入試改革の旗振り役の一人)が使っていたのには驚きました。 これまで国立大の約半分と慶應大以外の私大はマークシート試験のみだったのです。 (中略)そこで、記述式導入について大学入試改革では3本の柱を立てました。 1本目は、国立大はすべて二次試験を記述式にする。 これで国立大学はこれまで4割だった記述式試験の割合が9割にまで上がった。 センター試験と同じ…ではない さて、今回のテーマは「センター試験と目玉抜きの共通テスト、何が違う?」です。 なぜ、31年間もうまく運営されていたセンター試験を共通テストに変える必要があるのか、という話は前記事(2019年11月30日配信)に書いたので省略します。 本記事では、英語民間試験と国語・数学の記述式という目玉を欠いた共通テストとセンター試験、何が変わるのか、という点を解説します。 共通テストを初年度に受ける高校2年生や高校教員、保護者の方などは参考になれば、ということで。 今のところ、以下の8点が変更する見込みです。 ・英語:発音、アクセント問題などが消滅(確定) ・英語:設問が全て英語(確定) ・英語:リスニングが100点と倍で1回読みが登場(確定) ・英語:単語量増加で難易度が上昇(ほぼ確定) ・国語:書類など実用文からの出題(ほぼ確定) ・数学:数学の知識だけでは解けない(ほぼ確定) ・全科目:ゼロマークの登場(半々?) ・社会・理科:教科内の複合分野の出題増加(半々?) それぞれについて、解説していきます。 英語:発音、アクセント問題などが消滅(確定) 現在のセンター試験では、発音やアクセント問題、語句の並び替えなどが大問1で出題されています。 これが共通テストではなくなることが確定しています。 なぜ確定しているか、と言えば共通テストで英語民間試験を導入することが予定されていたからです。 当初の予定では英語4技能(読む、聞く、話す、書く)のうち、「話す、書く」は民間試験で、「読む、聞く」は共通テスト、とすみ分けることが予定されていました。 それでセンター試験では大問1で出題されていた発音、アクセント問題は廃止することで作問が進んでいたのです。 ところが、英語民間試験の導入が延期に。 と言って、作問作業は一年以上、かかるため、今さら後戻りはできません。 そこで、11月15日、大学入試センターは英語の問題作成方針について発表。 大学入試センター試験よりリスニング(聞く)の配点を増やすなど、今年6月に示した問題作成の方針から変更はなかった。 英語民間試験の活用延期で、共通テストの英語は、当初予定していた4技能ではなく2技能のみを測ることになった。 方針では、センター試験(筆記200点、リスニング50点の250点満点)から配点を変更。 20年度からのセンター作成の英語テストではリーディング(読む)とリスニングで100点ずつの200点満点とした。 また、現在のセンター試験で「書く、話す」力を間接的に測っていた語句の並び替えや発音、アクセントなどの問題は廃止するとした。 6月時点では、英語テストと民間試験の併用で4技能が測れるはずだったが、今月決まった民間試験の活用延期で、「読む、聞く」の2技能のみを測る内容となった。 これが共通テストでは100点と2倍になります。 さらに、センター試験のリスニングは問題文を2回読むようになっています。 これが共通テストでは2回読みと1回読みの両方で構成されることが決定済みです。 配点が倍に増えて1回読みというハードルが上がることを考えると、これまで以上にリスニングの比重が高くなる、と言っていいでしょう。 河合塾の調べでは、共通1次試験の英語総語数は、1988年度は約2500語でしたが、近年のセンター試験では4千語を超え、2019年度は約4200語。 これが共通テストの試行調査は約5400語と一気に増え、各大学の個別入試と比べても突出しています。 80分間でどれだけの生徒が最後まできちんと読み切れるでしょうか。 東京大の前期も15年前の2400語程度から19年度は3千語程度に。 早稲田大政経学部も約3500語、慶応大商学部も約3100語。 難関大で増えていないのは1千語程度で推移する京都大などごくわずかです。 もちろん語数と難易度は比例するとは限りません。 東大や京大の出題は奥が深く、思考力を試す良問です。 気になるのは、長文化するだけで深みのない出題が増えていること。 昨今は、雑誌や新聞からの引用も目立ちます。 こうした文章は、最初から最後までしっかり読解しなくても、問題文や選択肢をまず読む、結論から読むなどの「受験テクニック」で解答できてしまうものも少なくありません。 ただ、近年の高校生は新聞・本の読書量が大幅に低下しています。 当然ながら読解力も高くありません。 一部のトップ進学校を除けば、高校教員の多くが「共通テストは読解量が極端に増えている。 英語でも国語・数学でも読解力がないと回答できない。 結果的には難易度は上がるのではないか」と指摘しています。 国語:書類など実用文からの出題(ほぼ確定) 共通テストのプレテストでは、2回とも実用文が出題されました。 1回目は高校の生徒会の部活動規約。 これに生徒同士の会話文とアンケート結果など形式の違う資料がつきました。 2回目のプレテストでは著作権について書かれたポスター、著作権法の条文、さらに著作権についての論説文。 これまでのセンター試験とは大幅に異なる形式です。 出題の狙いはどこにあるのか。 文科省の山田さんはこう説明する。 「会話文や部活動規約など形式の違う複数の文章や資料を出題するのは判断力などを測るためです。 さまざまな情報の中でどの資料のどの部分が重要かを見極められるか。 これは共通テストでもほぼ同じと思われます。 問題文自体が長く、内容を把握するのに時間がかかり、一般的な読解力の高校生は時間内に全てに手が回らなかったかもしれない。 大学入学共通テストの狙いの一つである思考力を問うため、身近な事象を数式や記号に置き換える力を確かめたいのは理解できるが、数学なのに「国語力」が多く問われた出題になっている。 量や内容の調整が必要だろう。 つまり、正解が分からなければ、どれか1つを適当にマークすれば正解になる確率が四択なら25%と、それなりにありました。 共通テストのプレテストでは、「正しい選択肢をすべて選べ。 正しいものがなければゼロをマークせよ」が登場しています。 「適当なものをすべて選べ」という解答形式によって生じる変化は、正答率の低下です。 これは添付の【補足資料】に示されている通りです。 関連して生じるもう 1 つの変化は、識別力の低下です。 たとえば「5 つのうちから適当なものをすべて選べ」という設問は、上述のように 5 つの二者択一問題と同等であり、二者択一にすれば 5 問正答から 0 問正答までの細かい個人差を見ることができるものを、5 問正答のみを正答し、4 問以下の正答は 0 問正答と同じとみなすわけですから、貴重な個人差情報を捨ててしまうことになります。 また、テスト理論上のこととは別に、マークシート解答の読み取りにおいても、複数の選択肢を選ばせることはトラブルのもとになることが懸念されます。 それは受験者がマークを消して付け直すことをした場合、消し方によっては、消したのかどうか判然としないことがあり、その判断が、1 つのみマークすることになっている場合に比べ、いくつでもマークしてよいことになっている場合にはより難しくなると考えられるからです。 このように、「適当なものをすべて選べ」という解答形式は、単に正答率を低下させ、識別力を低下させる機能しかなく、採点実務上のトラブルにつながる可能性もあるため、原則として使用しないことが望まれます。 こうした批判が強いこともあり、この形式の出題については確定しているわけではありません。 社会・理科ほか:教科内の複合分野の出題増加(半々?) 共通テストのプレテスト(2回目)では日本史で東北の地図、それも南北逆転した地図が出題されました。 そこから、中央政府と蝦夷の関係性を読み取ることが求められたのです。 現代社会では学校新聞が出題され社会のあり方について考察する内容でした。 プレテスト(1回目)では日本史で世界史的な視点から考察する問題や、世界史では「金印」を題材として日本を含む東アジア世界を考察する問題が出題されました。 これらはいずれも、読解力を必要とするだけではありません。 共通テストの目玉としてかつて考えられていたのが、合教科型です。 ユニークですし、うまくはまれば、広い視野を持った人材育成に一役買うのでは、と私個人は思います。 ただ、当然ですが、この合教科型には各教科の知識を相当修得していて、かつ、読解力が備わっていないと回答できません。 案の定、反対論が強く、共通テストの目玉にならなかったことは前記事で出した通りです。 この合教科型の名残りとして、社会のプレテストで出題されたのではないでしょうか。 この合教科型の名残、社会だけでなく理科などでも出題される可能性がありますが、こちらも確定しているわけではありません。 センター試験から変わりすぎで大学受験は難易度上昇か 以上、8項目がセンター試験から共通テストに衣替えするにあたって、変更になる見込みです。 まとめますと、読解力などを問うために、難易度は現行のセンター試験よりも上昇する可能性が高いです。 そうなると、共通テストは敬遠しようとか、私立大専願で、いや、いっそのこと、簡単そうな推薦・AO入試で、と考える受験生もいるでしょう。 が、私立大は入学定員の厳格化などの影響で難関大だけでなく中堅、中堅以下の大学もそれぞれ倍率が上昇しています。 特に東京都内の私大は大きな影響を受けています(このあたりは別記事で出す予定)。 それから、推薦・AO入試ですが、こちらも一般入試に比べて楽、というわけではありません。 読解力重視の流れは推薦・AO入試でも変わりません。 2018年、甲南大学の推薦入試で私のコラム(2019年3月まで毎日新聞関西版での就活コラム連載)が使われました。 当初、私が知らなかったのは言うまでもありません。 問題文の著作権者に大学が告知することはまずないので。 この推薦入試の問題を第一学習社という出版社が収録したいので許諾を、と連絡してきたのが2018年秋のことでした。 異論はないので承諾したところ、ゲラと収録の参考書(『小論文実力養成講座 ステップアップ小論文』第一学習社・編/2019年2月改訂7版)が送られてきたのです。 私のコラムは新聞コラムとしては分量がやや多く1800字程度あります。 それだけでも読む高校生は面倒と思ったのですが、私の想定を甲南大学は上回っていました。 私のコラムとは別に同じテーマのコラムをもう1本(ほぼ同分量)、読ませたうえで「これらを比較し、コミュニケーション能力について、自分の考えを六〇〇字程度で述べよ」。 他にも課題文とデータを両方読ませる複合型(同問題集では関東学院大学を収録)など、推薦入試・AO入試のザル状態を知る身からすれば、「え?こんなに難しいの?」という問題がズラリと並んでいました。 このことを高校講演で紹介したところ、多くの高校教員から、 「よくぞ話してくれた」 「今の保護者は推薦入試を甘く見すぎている。 実際はどの大学でも難化しているのにそれを理解していない」 との意見が続出したのです。 このように共通テストを敬遠しても、共通テストの影響は推薦入試・AO入試ですでに出ているのです。 大学入試改革の方向性として、読解力や思考力の重視、「主体的・対話的で深い学び」(大学入試改革のお題目の一つ)を問うことには私も異論はありません。 が、そのためにはもっと慎重、かつ、丁寧な議論のもとに進められるべきでした。 拙速を重ねて迷走した結果、受験をする高校生はいい迷惑です。 せめて今後の収拾策は受験生を第一に考えていただきたいものです。 就活生のウソ・「盛る」を見破る方法 学生のウソ・盛るは今も昔も 就活において、ウソ・盛るは今も昔も変わりません。 しかし、企業からすれば、学生のPRポイントを信じて採用したところ、大したことはなく、がっかり。 挙げ句、採用担当者が他部署から「今年の人事は何をやっているんだ。 あんな外れ人材を採用するなんて」などと怒られることになります。 当連載は、採用担当者を想定読者としてお送りするものです。 その一回目が「学生のウソを見破る方法」。 エントリーシート・履歴書、面接の2段階で7点、ご紹介します。 それから、ウソを見破った後はどうするべきかについてもまとめました。 エントリーシートのウソ エントリーシートのウソは以下の3点です。 1:検証不能な数字を多用している 例:「飲食店のホール責任者として来客者数増加策に着手。 キャラクターグッズをプレゼントする方策を考案し、実現。 その結果、来客者数が大幅に増加した」 ちょっと考えれば、学生アルバイトにそう大きな権限など与えられません。 が、エントリーシートでは学生の権限を越えた実績・成果が飛び交います。 その典型が冒頭の例。 飲食店(ファミリーレストラン)のアルバイトだった学生が私に持ち込んだものです。 書類選考落ちが続く、と言うので、見たところ、このエピソードがありました。 3:エピソードの背景説明が長すぎて本人の説明がない 例:「ゼミでは女性キャリアの変遷について研究しました。 総合職は男女雇用機会均等法で(以下、説明が続く)。 私は聞き取り調査から卒業論文を執筆予定です」 冒頭の例だと「聞き取り調査」で何をどう苦労したかが、採用担当者の知りたいところ。 研究内容は「女性キャリアの変遷」だろうが「万葉集」だろうが「戦前の政党政治」だろうが、何でもいいはず。 ゼミに限らず、サークルやイベント運営など、エピソードの背景説明を長く書いてしまう学生は結構います。 それでいて本人がどう関わったかはほとんど書いていません。 こういうエントリーシートは、ウソを書いている可能性がやや高い、と言えます。 エントリーシートの注意 以上、3点、エントリーシートのウソをまとめました。 ただ、エントリーシートの段階では、学生がウソを書いているかどうか、判別しづらい点も多くあります。 というのも、学生が直接会ったキャリアセンター職員・カウンセラーやOB訪問で会った社員などから「エントリーシートは盛った方がいい(ウソを書いた方がいい)」という指導をすることがあります。 あるいは、直接は聴いていなくてもネットにあふれる「エントリーシートは盛った方がいい」を真に受けて書いてしまうことが多々あります。 悪意がないまま、ウソを書いている学生は、中には優秀な学生、その企業に向いている学生がいる可能性もあります。 そのため、近年ではエントリーシート・履歴書だけでは判定せず、一次面接と合わせて判断する企業が増えてきました。 面接のウソ 面接のウソは以下の4点です。 1:アピール内容と矛盾した内容しか話せない 例:プレゼン大会に出場し、面接でも好印象 近年、採用担当者の間で「就活生のウソ」として警戒感が急に高まっているのが、プレゼン大会出場者です。 プレゼン大会に出場したことはウソではなく、面接担当者の評価が高いのもウソではありません。 では、何がウソか、と言えば、プレゼンそのもの。 プレゼン学生を採用して外れだった、と嘆く採用担当者の言を紹介します。 「大規模なプレゼン大会で好成績だった学生がいた。 話し方も堂々としているし、面接担当者の評価も抜群。 最終選考でも役員が大絶賛。 で内定を出して入社。 ところが指示したことしかできない、外れ人材だった。 あとで調べると、その大学のゼミでプレゼン手法のノウハウを全部共有。 プレゼン慣れしていない学生が多い大会なら、好成績を残すのも当然。 そのプレゼンも『ゼミの先生が教えてくれたから』『前年の先輩がそれでうまく行ったから』という理由でやっているだけ。 自分の頭で考えていない。 以降、プレゼン学生は違う意味で就活生のウソと捉えるようになった」 プレゼン大会は各団体・大学が実施するようになっています。 その全て、とは言いませんが参加学生の相当数がプレゼン手法をマニュアルでどうにかしようとしてしまいます。 このプレゼン学生のウソを見破る方法は、やはり深堀り質問が一番です。 特にプレゼンのテーマについて、どんな文献を調べたか、反対意見の文献はどれだけ読んでどう判断したか、などを聞いていくと有効です。 プレゼンにきちんと取り組んだ学生であれば、反対意見の文献も調べています。 一方、プレゼン学生は、数冊程度しか読まずにプレゼンを構成しようとしています。 学生のウソを見破った後は 採用担当者は学生のウソを見破った後、どう動くべきでしょうか。 書類選考の段階であれば、その書類を適切に処分すればいいだけです。 問題は面接時。 合同面接が多い初期選考の段階だと、他の学生にも質問する必要があります。 そのため、無理に問い詰める必然性もなければその余裕もありません。 個人面接が多くなる中盤だとどうでしょうか。 もし、小さなウソ、かつ、欲しい学生であれば、一度、面接から離れて「本当はどう?」など深堀りしていって、「ウソは結局、ばれるからね」などと釘をさすパターンが多くあります。 一方、それほど、採用したいとは思えない学生であれば、かるく流す採用担当者が多いようです。 無理に問い詰めたところで、その企業の心証を悪くするだけだからです。 著者メール(namio eurus. dti. jp)か、Twitter(@ishiwatarireiji)までご連絡ください。

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