ブルグミュラー曲。 【ブルグミュラーコンクール】曲の選択で受賞しやすさは変わるの??ファイナルの課題曲選択率から分析してみた

ブルグミュラー25の練習曲 楽譜 無料 ダウンロード

ブルグミュラー曲

一般的な話から入りますと、この曲は非常にちびっこに人気なんですよね。 以前このコーナーでアンケートをとっていたことがあったのですが、とても人気あったんですよ。 藤田:おお、そうなんですか。 おそらくそれは、肉体感覚と結びついているのでしょうね。 会長:と言いますと? 藤田:この右手の出だしのラシドシラですが、子供って手が小さいから、この転がして動かす音型の感じが気持ちいいのだと思います。 会長:なるほど。 私は保育所育ちなんですが、当時の先生がこの曲になぜか「蜘蛛」の遊戯を付けましてね。 いまだに私は肉体感覚として、この曲を聴くと、仰向けに四つんばいになった子供たちがワラワラ動く様子が目に浮かんでしまいます。 藤田:それはなかなかに強烈なメモリーですね。 会長:豊かな発想力の先生でした。 それはさておき、私は「アラベスク」というタイトルの作品は、このブルグミュラーの曲が最初に知ったものなんです。 広報:私もですよ。 そういう人多いと思います。 会長:で、ほかの「アラベスク」を知ったときの衝撃がすごかったんです!たとえばシューマンの「アラベスク」。 次に知ったのがそれですが、そのとき、「あれ?アラベスクって何なんだっけ?」と、イメージがよくわからなくなっちゃったんですよね。 藤田:なるほど。 ブルグの曲は、音がまったく交錯してないのにも関わらず「アラベスク」ですからね。 広報:あ、言われてみるとそうですね(笑)。 「アラベスク」って、もともと「唐草模様」の意味ですもんね。 音がぜんぜん絡み合ってないのに、ブルグ、どうしてこれ「アラベスク」にしたんだろう?! 藤田:僕自身は、途中ちょっとピアノをやめていたという事情もあって、「アラベスク」っていうと、やっぱりドビュッシーなんです。 だから、ブルグのこの曲をもってして「アラベスク」と言われると、逆にすごくびっくりします。 なんにも交錯してないに、なぜアラベスク?みたいな。 会長:で、でも、私の中では「アラベスク」って言ったら、もうこれ(ブルグの曲)なんです!!イメージが固定されてるっていうか。 けっこうなパーセンテージの人が、そういうことになっちゃってるんじゃないか、っていう。 最初に辞書ひいて「唐草模様」って出てきた時は、ほんとびっくりしましたよ。 広報:意味を知らなかったとしても、語感的に「アラベスク」ってなんか、かっこいいじゃないですか。 藤田 会長:うん、かっこいい、かっこいい! 広報:そのかっこ良さに、イントロのザッザッザッザッっていう和音がまた合ってる気がして、子供心に「これぞアラベスクっ!」なんて勝手に思っちゃうんですよね。 だから私は何の疑問も持たなかったよ(笑)。 藤田:まぁアラベスクというのは、もともともは「アラブ風」という意味でもありますからね。 だからもしかしたら「アラブ風の」という程度の意味かもしれないし。 広報:なるほど、異国風、エキゾチック、みたいなね。 シューマンやドビュッシーの作品はやっぱり音が交錯するんですかね。 藤田:うん、やっぱりこう一方向ではなく、動きますねぇ。 広報:う~ん、じゃやっぱりこのブルグ君の「アラベスク」、変わってますね。 ベートーヴェン「運命」との類似点?!? 藤田:ほかには、この曲が子供に人気の秘密は何なんでしょうね。 広報:短調がかっこよく響くとか、あとは、初めて出会うアップテンポの曲だったりして、ちょっと花があるんですよね。 藤田:なるほど。 個人的にはこの10小節目の、両手のミの音が、非常に間抜けに感じるんですけどね。 これナンですかね。 広報:あっ、でもこれ・・・私結構好きなんです。 藤田:あ・・・そう。 会長:(爆笑) 広報:だってこれ、すごくないですか?7小節目からハ長調に転調してますが、この10小節目の「ミ」だけで、またイ短調に戻してるんですよ。 これすごくない? 藤田:うんそうね、一音でね。 それはすばらしいね。 会長:そう。 この人、切り替えがすごいんだよね、ブルグって。 広報:技術もってる。 単音なのになんでイ短調に感じられるんだろう。 会長:おぉ~~~ぅ言われてみるとそうですね!で、なんでですか? 藤田:それはやっぱりベートーヴェンが非常に鋭い耳をもっていて、倍音の効果を利用してるわけよ。 で、このブルグの「ミー」も、これが鳴っただけでここがドミナント(イ短調のV)なんだ、っていうのがわかる。 これというのはやっぱりね、ブルグミュラーには耳があるというか、ちゃんと音を楽器で確かめながら音楽を書いているってことですね。 ) 会長:す・・・(絶句) 広報:なるほど・・・ブルグはひとつひとつ、ちゃんと楽器で鳴らしながら作曲していたんですねぇ。 藤田:そうです。 広報:11小節目の2番括弧は、逆にハ長調のまま終わるんですが、そのあとまたイ短調に突入するんですよね。 藤田:ああそうね。 この12小節目ね。 でもここのフォルテ、僕はここピアノでもいいんじゃないかなぁと思うんだけどね。 ここから16、17小節目にかけて、息の長いクレッシェンドの山を作ってもいいような・・・。 とにかく、この小さい曲中にも、いろんな演奏解釈の可能性が開かれてます。 広報:曲の最後ですけど、ユニゾンのミレドシラがあって、ジャーンと終わるこの感じ。 ここにも花があるんです。 会長:これはね、子供心に、くる。 藤田:そうね。 このユニゾンはくるね。 最低音がここで出て来るんだもんね。 会長:そして跳躍。 最終和音。 藤田:これはもぅ、ピアニスト気分になっちゃうね(笑) 会長:なりますなります!完全になりますよ。 藤田:非常にインパクトのある、強い曲ですね。 その意味でも「アラベスク」っていうタイトルは不思議です。 普通「アラベスク」というと、もっとこう軽やかなものですから。 すらすらすら~とした感じ。 会長:なのに、私にとってはこれが「アラベスク」に・・・(笑)。 ブルグでイメージが付いちゃったものって、他にも結構あって、「タランテラ」だとか「バラード」だとかも。 藤田:ああ、「タランテラ」とか、確かにそれありますね。 広報:あ、私も「バラード」といえばショパンのバラードより、ブルグです。 藤田:さすがにそれはないな。 すみません、まだその域まで行っていません(笑)。 広報:いや、どうぞ来てください。

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ノルベルト・ブルグミュラー

ブルグミュラー曲

コンソレーション(なぐさめ)【表現】【トリル】メロディーを置いて弾くのが難しい。 タランテラ 【表現】速く、力強く、でも重たくならないように。 天使の合唱 【表現】癒し系。 ペダルをマスターしたい曲。 ハープのように。 つばめ 【交差】めちゃ好きな曲。 左手さんがつばめのように飛びます。 楽しく弾きましょう。 乗馬 【指】【表現】いろんな要素が総合された曲。 いろんな場面をイメージしながら弾くといいかも。 と、私の感じる難易度順です。 表示のテンポも楽譜によって違いますが、 テンポ通りに弾いた難易度も考えています。 特殊な弾き方をする曲は、初めての挑戦になる場合、難易度が高く感じると思います。 今から考えると、 個々に合わせて省いてもよさそうな曲もあると思います。 ただ、このブルグミュラー25はだんだん広がる音域、曲の長さ、調性(ハ長調やイ短調など)、 拍子(何分の何拍子)、強弱、テンポでいろんなパターンの曲を、 バランス良く配置されていて、丁寧に1曲1曲を仕上げるまでしなくても だんだんといろんな技術や音楽性が身になっているような気がします。 もちろん丁寧に発表できるくらいに仕上げることも大事ですが、 その場合は抜粋(得意な曲、苦手な曲)で、 完璧を目指す曲を選んで練習すると良いと思います。 大人の演奏を見よう ネットでもお手本となる動画を見られます。 子どもが弾いている動画ではなく、 大人(プロ)の演奏を観ましょう。 リズムが分かりにくい曲もあります、お手本を見れば分かりやすくなります。 なるべくプロの曲に近付けるように練習しましょう。 気に入った曲があればその曲を完璧に仕上げてみてください。 ちなみに私は毎日の練習でこのブルグミュラー25を1から順に弾いていたので 12の「別れ」くらいまでは自然に暗譜しました。 私にとっては25曲というより、ブルグミュラー25という1曲のような…というと言いすぎかもしれませんが、それくらい曲同士がつながっています。 とりあえず、つまらずに弾けるようになったレベルで終わらずに、 できるだけ記号や文字の意味を知って、 メロディーを歌うように演奏できることを目指しましょう。 全ての記号や指示通りにする必要はありませんが、指番号など、その通りにしたほうが 弾きやすくなる場合もあります。 題名のイメージに合わせて、 自分なりに表現できるようになりたいですね。 ペダルは小さいうちは無理をせず、響かせたい曲(アヴェマリア、天使の合唱など)に使用しましょう。 お手本の演奏と、自分の演奏の違いを知る 強弱の付け方は、やっているつもりと実際では違う聞こえ方をする場合があります。 自分の演奏を聴くことも必要かと思います。 お手本と自分の演奏を比べて どう違うか、どうすればお手本に近付けるかを 練習の中で身に付けてください。 ブルグミュラーではいろんな新しい弾き方をします。 分からない部分や、なんとなく弾いている箇所はありませんか? うやむやなままにしないで、 部分練習をしたり、先生に聴いたりして解決してください。 基礎をしっかりやることも大切 そうやってひとつひとつをクリアしていけば、ブルグミュラー以外の曲で 同じような箇所が出てきても困ることが少なくなります。 ブルグミュラーで弾いたいろんな弾き方が、 これから弾いていくであろう曲の基礎練習となることと思います。 また、誰かと比べてしまうことも多いかと思いますが、誰かより自分は進みが速いとか遅いとか どうしても気になると思います。 速い遅いは練習の仕方や仕上げの目標などによってレッスンの合格にも差が出てきます。 得意な曲もあれば、自分の苦手な曲も見つかると思います。 ブルグミュラーの基礎をしっかり練習することが何よりですから、 早い遅いを気にする必要はないと思います。 ブルグミュラー25は 初めて出会う「エチュード」です。 音域や、曲の長さ、調性、拍子、強弱、テンポなどなどバランスよく 徐々にレベルアップできるよう配置されています。 いろんな曲のいろんな弾き方をマスターできるよう、 ブルグミュラーの曲はバラエティー豊富です。 初めての弾き方では戸惑うこともあるかもしれませんが、いつか、応用ができるようになります。 速く進みたくなる気持ちもわかりますが、バイエルなどとは違い ブルグミュラーは、曲のイメージを表現できるように、 いろんな記号や、指示の意味を知り、 なるべくプロに近付けるよう練習することでかなり上達します。 じっくり焦らず練習しましょう。

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一般的な話から入りますと、この曲は非常にちびっこに人気なんですよね。 以前このコーナーでアンケートをとっていたことがあったのですが、とても人気あったんですよ。 藤田:おお、そうなんですか。 おそらくそれは、肉体感覚と結びついているのでしょうね。 会長:と言いますと? 藤田:この右手の出だしのラシドシラですが、子供って手が小さいから、この転がして動かす音型の感じが気持ちいいのだと思います。 会長:なるほど。 私は保育所育ちなんですが、当時の先生がこの曲になぜか「蜘蛛」の遊戯を付けましてね。 いまだに私は肉体感覚として、この曲を聴くと、仰向けに四つんばいになった子供たちがワラワラ動く様子が目に浮かんでしまいます。 藤田:それはなかなかに強烈なメモリーですね。 会長:豊かな発想力の先生でした。 それはさておき、私は「アラベスク」というタイトルの作品は、このブルグミュラーの曲が最初に知ったものなんです。 広報:私もですよ。 そういう人多いと思います。 会長:で、ほかの「アラベスク」を知ったときの衝撃がすごかったんです!たとえばシューマンの「アラベスク」。 次に知ったのがそれですが、そのとき、「あれ?アラベスクって何なんだっけ?」と、イメージがよくわからなくなっちゃったんですよね。 藤田:なるほど。 ブルグの曲は、音がまったく交錯してないのにも関わらず「アラベスク」ですからね。 広報:あ、言われてみるとそうですね(笑)。 「アラベスク」って、もともと「唐草模様」の意味ですもんね。 音がぜんぜん絡み合ってないのに、ブルグ、どうしてこれ「アラベスク」にしたんだろう?! 藤田:僕自身は、途中ちょっとピアノをやめていたという事情もあって、「アラベスク」っていうと、やっぱりドビュッシーなんです。 だから、ブルグのこの曲をもってして「アラベスク」と言われると、逆にすごくびっくりします。 なんにも交錯してないに、なぜアラベスク?みたいな。 会長:で、でも、私の中では「アラベスク」って言ったら、もうこれ(ブルグの曲)なんです!!イメージが固定されてるっていうか。 けっこうなパーセンテージの人が、そういうことになっちゃってるんじゃないか、っていう。 最初に辞書ひいて「唐草模様」って出てきた時は、ほんとびっくりしましたよ。 広報:意味を知らなかったとしても、語感的に「アラベスク」ってなんか、かっこいいじゃないですか。 藤田 会長:うん、かっこいい、かっこいい! 広報:そのかっこ良さに、イントロのザッザッザッザッっていう和音がまた合ってる気がして、子供心に「これぞアラベスクっ!」なんて勝手に思っちゃうんですよね。 だから私は何の疑問も持たなかったよ(笑)。 藤田:まぁアラベスクというのは、もともともは「アラブ風」という意味でもありますからね。 だからもしかしたら「アラブ風の」という程度の意味かもしれないし。 広報:なるほど、異国風、エキゾチック、みたいなね。 シューマンやドビュッシーの作品はやっぱり音が交錯するんですかね。 藤田:うん、やっぱりこう一方向ではなく、動きますねぇ。 広報:う~ん、じゃやっぱりこのブルグ君の「アラベスク」、変わってますね。 ベートーヴェン「運命」との類似点?!? 藤田:ほかには、この曲が子供に人気の秘密は何なんでしょうね。 広報:短調がかっこよく響くとか、あとは、初めて出会うアップテンポの曲だったりして、ちょっと花があるんですよね。 藤田:なるほど。 個人的にはこの10小節目の、両手のミの音が、非常に間抜けに感じるんですけどね。 これナンですかね。 広報:あっ、でもこれ・・・私結構好きなんです。 藤田:あ・・・そう。 会長:(爆笑) 広報:だってこれ、すごくないですか?7小節目からハ長調に転調してますが、この10小節目の「ミ」だけで、またイ短調に戻してるんですよ。 これすごくない? 藤田:うんそうね、一音でね。 それはすばらしいね。 会長:そう。 この人、切り替えがすごいんだよね、ブルグって。 広報:技術もってる。 単音なのになんでイ短調に感じられるんだろう。 会長:おぉ~~~ぅ言われてみるとそうですね!で、なんでですか? 藤田:それはやっぱりベートーヴェンが非常に鋭い耳をもっていて、倍音の効果を利用してるわけよ。 で、このブルグの「ミー」も、これが鳴っただけでここがドミナント(イ短調のV)なんだ、っていうのがわかる。 これというのはやっぱりね、ブルグミュラーには耳があるというか、ちゃんと音を楽器で確かめながら音楽を書いているってことですね。 ) 会長:す・・・(絶句) 広報:なるほど・・・ブルグはひとつひとつ、ちゃんと楽器で鳴らしながら作曲していたんですねぇ。 藤田:そうです。 広報:11小節目の2番括弧は、逆にハ長調のまま終わるんですが、そのあとまたイ短調に突入するんですよね。 藤田:ああそうね。 この12小節目ね。 でもここのフォルテ、僕はここピアノでもいいんじゃないかなぁと思うんだけどね。 ここから16、17小節目にかけて、息の長いクレッシェンドの山を作ってもいいような・・・。 とにかく、この小さい曲中にも、いろんな演奏解釈の可能性が開かれてます。 広報:曲の最後ですけど、ユニゾンのミレドシラがあって、ジャーンと終わるこの感じ。 ここにも花があるんです。 会長:これはね、子供心に、くる。 藤田:そうね。 このユニゾンはくるね。 最低音がここで出て来るんだもんね。 会長:そして跳躍。 最終和音。 藤田:これはもぅ、ピアニスト気分になっちゃうね(笑) 会長:なりますなります!完全になりますよ。 藤田:非常にインパクトのある、強い曲ですね。 その意味でも「アラベスク」っていうタイトルは不思議です。 普通「アラベスク」というと、もっとこう軽やかなものですから。 すらすらすら~とした感じ。 会長:なのに、私にとってはこれが「アラベスク」に・・・(笑)。 ブルグでイメージが付いちゃったものって、他にも結構あって、「タランテラ」だとか「バラード」だとかも。 藤田:ああ、「タランテラ」とか、確かにそれありますね。 広報:あ、私も「バラード」といえばショパンのバラードより、ブルグです。 藤田:さすがにそれはないな。 すみません、まだその域まで行っていません(笑)。 広報:いや、どうぞ来てください。

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